蝶の形をしたマスクと、前が大胆に開いた全身黒タイツという蝶☆サイコーないでたちの「蝶人」。どこからどう見ても変人にしか見えないが、上流階級のお嬢様には「蝶々の妖精さん」に見えるらしい。
元は銀成学園に通う生徒「蝶野攻爵」。地元の名士に生まれ、学園史上最高の天才と言われながらも、不治の病に罹り、家族や担任、同級生からも見限られていたが、高祖父・蝶野爆爵の残した研究ノートをヒントにホムンクルス製造技術を入手、自らもホムンクルス化し、生き長らえる事を目的とし、自分に関わる様々な人間を実験としてホムンクルス化していた。
が、本人がホムンクルス化する際にトラブルがあり、不完全な形でホムンクルス化してしまい、不治の病は治らないまま不死、と言う状態になってしまう。この為、ホムンクルスになっても度々ギャグのように吐血する。
この他、ホムンクルスにあるべき食人衝動が欠如している等、ホムンクルスと同一視出来ない新たな存在として生まれ変わった事が指摘されている。
醜い芋虫から、美しい羽を持つ成体へと変態する蝶を、ホムンクルス化を目指す己と同一視出来る事から愛好していて、各種蝶言動はここから。……のはずだが、彼のいでたちを見た父親も「素敵なスタイル」と評価し、先述の高祖父、爆爵も蝶を愛好する性質を持っていたため、どうやら彼の一族的なセンスらしい。
当初は肉弾戦で戦っていたが、後に核鉄を手に入れ、黒色火薬の武装錬金・ニアデスハピネスを使用。高い攻撃力を持つ他、黒い蝶の羽で飛行するようになった。ただ、前述の病のためか持久力が芳しくないという隙がある。
主人公・武藤カズキのいわゆるライバル役であり、カズキとの決着への執着から、結果的には後半カズキの協力者となる。元より持っていた天才的頭脳と、武装錬金も含めた高い戦闘能力両面でカズキ達をサポートした。
誰よりも武藤カズキを理解し、武藤カズキ以外には蝶野攻爵と言う本名を呼ぶことすら許さない等、カズキへのこだわりはすさまじく、時としてヒロイン扱いされることもある(アニメで声を担当した真殿光昭もヒロイン扱いしていたほど)。基本的には悪役からダークヒーローに転じたキャラクターである。
正しい意味で現代医学の敗北の対象でもある。通常の意味でも対象とか言ってはいけない。
武装錬金MADの中でもパピヨンを主題にしたMADは多く、その人気のほどがうかがえる。プリキュア5の6人目としての活躍ぶりは有名。
パピヨンが登場する動画では、「ちょう」という音を含む言葉はその部分を「蝶」に変えてコメントされることが多い。「超☆サイコー」なら「蝶☆サイコー」、「劇場版」なら「劇蝶゛版」となる。
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最終更新:2025/03/28(金) 12:00
最終更新:2025/03/28(金) 11:00
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