パペッティアとは、2013年9月5日にソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアより発売されたアクションゲームである。開発はSCEワールドワイドスタジオ(JAPANスタジオ)。
2013年12月12日には「PlayStation 3 パペッティア パック」が発売。PS3本体と「パペッティア」がセットになっている。
主人公は劇場に見立てられた舞台で冒険を繰り広げるが、画面は基本的にスクロールすることはなく、舞台のセットがつぎつぎと変わることでステージを進んでいることを表現している。そのため、演出によっては奥スクロールのように感じる場面も多い。ゲーム中、常に左右にあるカーテンや、キャラクターをて照らすスポットライト、観客のガヤ、ナレーションなど舞台をイメージする演出が多い。プレイヤーは舞台の客席からゲームをしている感覚で、ときにはキャラクターが客席にまでアクションをしてくることも。
独特の世界観でファンタジーな冒険をくりひろげる劇場型アクションゲーム。
シングルプレイももちろん充実しているが、マルチプレイはさらに盛り上がることまちがいなし!!
これまでは2人用のアクションゲームはメインとサブに分かれがちだったが、今作では2人目が、1人目を「敵を倒したり」「罠を解除したり」することで手伝うだけでなく、「ステージ中に隠された仕掛けを探す」という重要な役割もある。子供たちの魂がステージ中にたくさん隠れているので、彼らを探しながら冒険の協力をしよう!ちなみに1人で遊ぶ時は左アナログスティックでクウタロウ、右アナログスティックでピカリナ(またはインヤン)を操作できる。
元々は地球に住む子供だったが、ムーンベアキングに魂を盗まれ邪悪な魔法によって木の人形に閉じ込められてしまう。しかも不幸なことにムーンベアキングがクウタロウの頭を食べてしまったのだ!!聖なる力を持つハサミ「カリバス」を使い、月を救う英雄になるために大冒険をする。
クウタロウが太陽の姫君と間違えて救出したのは関西弁をしゃべる元気な妖精さん。とっても好奇心が旺盛で、とにかくいろいろなものにツッコミを入れる。クウタロウの冒険を盛り上げてくれるだろう!!しかし実はこの妖精は彼女曰く、太陽の娘の侍女らしい。何かを知っていそうだがこう見えて口が堅い。2人モードでは2人目のプレイヤーになる。
クウタロウのパートナーの猫。冒険をサポートしながら、クウタロウの知らないこの世界のルールをいろいろ舞台演出を交えながら教えてくれる。2人モードでは第一章でのみ、2人目のプレイヤーになる。
魔法の月の王であるムーンベアキングは子供たちの魂を連れ去り人形にしてしまう。さらにこの世界でも暴君としてみんなに恐れられている悪いヤツ。クウタロウはムーンベアキングを倒し、月の世界を救うことは出来るのだろうか!!
優しく話しかけたり、突然キレだしたり、とっても風変りな魔女。ムーンベアキングの城の厨房を切り盛りする手下だが、ひょんなことからクウタロウに味方することに。クウタロウにこの世界を救うためのいろいろなことを教えてくれたり、時にはクウタロウのアクションの練習相手になってくれる。
ムーンベアキングによってさらわれたお姫様。クウタロウは彼女を救うためにがんばるが…。
そしてピカリナは彼女のお付きの侍女だそうだが…。
ムーンベアキングの手下のトラ。黒の城の警備をまかされている。かつては臆病で弱虫だったが、ムーンベアキングにムーンストーンを与えられてから、強くなった。
主のムーンベアキングには媚びへつらっているが、部下など目下の者には非常に傲慢な態度を取っている。
メガネとずる賢い顔が印象的なマウス将軍。巧みな話術を使い、月の森を闇にしてしまおうと計画する。さらにそれをムーンベアキングに献上し、出世しようと企む。
月の森の奥深くに暮らす杉の木。しかしその正体は月の森の神。これまでながいあいだこの森を守ってきたが、月の女神がいなくなり月の森の住人たちには不安が広がっている。
強力な毒を持っているため、これまで長い間、黒の城の地下に幽閉されていたが、クウタロウを捕えるためにムーンベアキングによって解き放たれてしまう。とてもおおきな体が特徴で、とにかく頭をさがさないと!!!!
月の海の伝説の海賊。ほしいものはこれまですべてを手に入れてきたギャフだが、近頃消息が不明だ。
月の海を荒らすブタの海賊。ムーンベアキングの手下の将軍のひとりだが、ムーンベアキングに従うそぶりはみせない。
もともととても子供思いのやさしい親ガエルだったが、「あの頃のように美しくなれる」というマウス将軍の言葉に騙されたことによって恐ろしい姿になってしまう。
馬の姿をしている。ブル将軍とは夫婦の関係。かつてはお互いに優しい性格で、仲睦まじい夫婦だったが、ムーンストーンの欠片を持つようになってから二人とも気性が激しくなり、月の荒野でどっちが速いかレース勝負しており、夫婦喧嘩が絶えない。
所持しているムーンストーンの欠片の形は「チャンピオンベルト」。
喋ることができないが、モンキー将軍の発明品である翻訳機が首輪として取り付けられており、それによって意思を伝えることができる。
ウサギの姿をしている12人の将軍のうちのひとり。黒いシルクハットが特徴。
鳥の姿をしている12人の将軍のうちのひとり。オネエ言葉が特徴。
将軍の中でも最もムーンベアキングに忠実で、「オヤジ」と呼び慕っている。
さまざまな「古い物」が悪い力によって姿を変えられ敵になってしまった、彼らはクウタロウを見るとおそってくるが…。ゲームには中ボスのような存在として登場する。
ムーンベアキングの手下の闇の兵士。いわゆる雑魚キャラ。体には捕らえられた子供たちの魂が封じ込められている。デクを倒すことで魂を解放させられる。
イチロー、ジロー、サブローはクウタロウと同じく人形にされてしまった子供。彼らはストーリーに直接関わらないが、ステージの背景などで不幸な目にあっている子供の人形があれば、きっと彼らだ。あるステージで2Pキャラで調べると頭が取れてしまうことがあり、「一郎ヘッド」「次郎ヘッド」「三郎ヘッド」としてクウタロウのヘッドにもなる。
劇場のナレーション担当。本名は「プロフェッサー・グレゴリウス・T・オズワルド」。イギリス人。
姿は見えないが、独特なしゃべりでクウタロウの物語を演出してくれる。タイトル画面ではしばらく操作しないと劇場のマナーの放送がきける。これは複数のパターンがある。
ムーンベアキングの根城「グリズルシュタイン城」の塔に封印されている『魔法のハサミ』。
第一章第一幕の途中で手に入り、切れるものをカットしながら進むのがこのゲームの基本となる。
ムーンベアキングに頭を食べられてしまったクウタロウは、その代わりになるヘッドを装着しなければ死んでしまう。
物語では様々なヘッドを手に入れることになるが、ヘッドには魔法がかけられており、特定の場所で対応したヘッドを付けた状態で「ヘッドアクション」を起こすと、さまざまなイベントが発生する。
パッケージや説明書などのイラストで描かれている「クウタロウヘッド」はある条件を満たすことで入手できる。
かつて月の女神に仕えていた4人の勇者の力が宿っている特別なヘッド。
他のヘッドと違い、一度入手すればいつでも使用可能で、ダメージを受けてもなくならない。
使い続けると盾が壊れてしまうので、解除して時間を経過させれば再び使用できる。
忍者の花火爆弾を使えるヘッド。毒を消したり、明かりをつけるなど、様々な効果がある。
海賊のフックを使えるヘッド。ワイヤーを飛ばして、フックがついたものを引き寄せたり、敵を引き寄せられる。
レスラーの怪力を発揮できるヘッド。重い障害物を押したり、上からの「ドッスン」攻撃で仕掛けを動かせる。
単純にクリアするだけのゲームではなく、やりこみ要素も充実している。
闇の兵士「デク」や布の魔物「ボロ」を倒すことで飛び出す「子供たちの魂」はステージごとに数が決められている。
狭い足場やクウタロウが届きにくい場所にいるデクは、攻撃した反動で落ちてしまうと画面をフェードアウトさせても復活しないので、全ての魂を出現させるには、工夫が必要になる。
前述の通り、ステージごとに新しいヘッドが登場し、対応したヘッドを付けた状態でヘッドアクションを起こすことができる場所がある。
ヘッドを手に入れる条件は様々で、多くは背景のオブジェクトやキャラクターを2Pキャラ(ピカリナorインヤン)で調べることで入手できるが、意識していないと非常に気づきにくいものもある。
ステージ選択画面の「ヘッドコレクション」では、今までに入手したヘッドの見た目や、ヘッドアクション、ヘッドにまつわるエピソード(このゲームが人形劇であることを意識したような、いわゆる『楽屋ネタ』が多い)を閲覧できる。
まだ入手していないヘッドについては、入手するためのヒントを確認できる。
ステージでは、ヘッドアクションを起こすことで様々なイベントが発生するが、その中で、大量のムンピーを取って、残機を稼げる『ボーナスチャレンジ』に挑戦することができる。一幕(1ステージ)ごとに1つ存在する。
一度発見できれば、時間切れになったり途中で落ちて失敗しても、ステージ選択画面で『ボーナスチャレンジ』だけ挑戦することが可能。
1章をクリアするごとに、絵本が1つ追加される。内容はクリアした章に関するもので、その章で登場したキャラクターの「ステージで語られなかった『裏の物語』」を知ることができる。
CEROこそAの全年齢だが、わかるひとにはわかる小ネタが多いのも今作の特徴である。
PSストアでは「体験版」の他に「リハーサル版」も配信されている。これは、「本番」(製品版)に向けてがんばって準備しているキャラクターたちや、準備中のステージを見ることが出来る。各キャラクターのセリフやステージや演出などはいずれもこの「リハーサル版」でしか楽しめないものがほとんどだ。
掲示板
31 ななしのよっしん
2019/04/11(木) 22:49:33 ID: k1QfX/BMqK
クッソ面白いのに知名度低すぎんよ
劇場とアクション組み合わせたのが自分の好みと合致してすごい良かった
1ステージの長さは気になるけどナレーションやキャラの掛け合いやメタ発言とかいろいろしてくれるから全く飽きないしギミックの量も半端じゃない
作りこみだけで見てもトップクラスなんじゃないか
32 ななしのよっしん
2021/10/22(金) 23:09:24 ID: +CasGiX/s0
ステージ数は3×7の21で一見少なく見えるけど
各ステージ毎にマリオでいうと5〜8ステージ相当の長さだから
丁寧にやると1ステージに軽く30分は掛かるボリューム
33 ななしのよっしん
2021/10/25(月) 00:25:03 ID: +CasGiX/s0
ちなみに2-3のボーナスステージでは
ね、簡単でしょう?が聞ける
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最終更新:2024/09/10(火) 10:00
最終更新:2024/09/10(火) 10:00
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