パリピとは、「パーティピーポー」の略、つまりライブやイベントなどで騒いで楽しむ、主に若い人々のことである。
かつては「パーティーピープル」や「パーティピーポー」等と書いていたが、次第に英語風に「パーリーピーポー」と書かれるようになり、さらに略されて「パリピ」になった。
「パリピ」という表記は、Twitterでは2011年の特に12月以降に見られるようになり[1]、その後も一部の若者たちの間で使われていた。
そして2014年~2015年にテレビ番組『月曜から夜ふかし』で取材を受けた一部の若い海水浴客などが「街頭川柳」として詠んだ句や発言として「パーティーピーポー」が登場した。
2014年8月までは恐らく「パーティーピーポー」という表記だったと思われるが、9月に入ると「パリピ」という言葉も使われるようになった。
このころに取材された人物の例としてイルマニア氏や、「パリピ」のGoogle検索の候補に出てきた大阪のホストのこうざぶろう氏等が挙げられる。
これが「パリピ」という言葉が広まるきっかけとなり[2]、2015年にはギャル語流行語大賞の1位に「パリピ」が入賞するなどして定着していった。
Party Peopleという言葉について、「会場で踊るなどして楽しむ人々」という意味合いは数十年前からあったようだ。1979年のアメリカ合衆国のParliament(パーラメント)の楽曲として『Party People』があり、「Turn me loose on the dancefloor(ダンスフロアで私を解き放って)」等の歌詞があるなど、今のパリピにも通じる様子が歌われている。
日本では、1990年の評論集である田中康夫の『ファディッシュ考現学 2』には既に「パーティー・ピープル」の記述があった。
その後、以下のように2000年代に「Party People」や「パーリーピーポー」が入る楽曲やアルバムが複数発表されており、概ね「踊る」や「騒ぐ」といった歌詞が入っている。恐らくこの辺りから「パーリーピーポー」という表記も広まったものと思われる。
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最終更新:2023/03/31(金) 12:00
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