パロディ・パロディーとは、他作品から要素を借用し、風刺などを交えて別の作品に引用することである。
※この記事では和製英語の「パロディ」に付いてのみ解説します。
基本的には「元ネタを知っている」ことを前提に、それを引用してもじったり、へたに真似たりすることで、引用・改変したこと自体を楽しむのがパロディである。
風刺的な意味合いを持つこともあれば、敬意を持って扱われることもある。
元ネタがわかる人には思わず( ̄ー ̄)ニヤリとしてしまうが、元ネタを知らない人には何のことやらわからないシーンに感じられてしまうこともある。そのためパロディ自体を強く嫌う人もいる。
商業製作のアニメや漫画、ゲーム等でもパロディは頻繁に行われている。サブカルチャーが成熟した現代においては特にギャグシーンにおいて、パロディネタが多様される傾向にある。
ニコニコ動画ではMAD動画などあらゆるところでパロディ作品が散見される。中にはパロディのパロディ、パロディのパロディのパロディなど、何巡したかわからなくなっているようなものも多数ある。
人気があるパロディとしては、アニメのオープニングやエンディング映像のキャラクターを別の作品のキャラクターに差し替えたものがある。これらには「~OPパロ」「~EDパロ」("~"の中には作品タイトルが入る)などのタグが作られる。
「リトバスOPパロ」「デュラララ!!EDパロリンク」等が有名。
しばしばパクリと混同されるが、パクリとパロディは表す意味が全く異なっている。
「バレないように他の作品の要素を盗む」のがパクリであり、「堂々と真似て元ネタがわかる人に楽しんでもらう」のがパロディである。
ただし、原作者の許可を得ずに造られたパロディには、パクリ同様に著作権の問題が生じる恐れもある。どこまでが許されるのかに厳密な線引きをすることは難しいため、2chなどのネット上では「パクリかパロディ」かについての議論がしばしば沸き起こっているようである。
2012年の6月に、文化審議会が著作権法にパロディーの規定を設ける方針であることが発表された。
ここでの「パロディー」とは、いわゆる二次創作全般のことを指していると思われ、一般的な意味とはやや示す範囲が異なっている。
現行の著作権法ではパロディーに対しての規定が存在しなかったため、著作権法を厳密に適用すると、パロディーや二次創作は著作者に許諾を得ない限りは違法になる可能性があった。パロディーに関する規定が設けられることで、この範囲内でのパロディー・二次創作は著作者に許諾を得なくても合法的に発表することが可能になると期待できる。
パロディー規定についてはネット上のコンテンツ配信事業者などが法改正に積極的な反面、権利者側からは「元の著作者の望まない形での利用・改変が行われる場合がある」といった意見もある。今後2~3年かけて検討が行われるとされているが、このように認識も一様ではないため、法制化には曲折も予想されている。
掲示板
398 ななしのよっしん
2024/09/20(金) 11:14:04 ID: MwQvMTGUzZ
アニメのパロディ自体は悪では無いけど
あんまり連発されると単純にネタが無いんだと感じる
399 ななしのよっしん
2024/12/16(月) 20:11:20 ID: 04x0YnJ1gX
パロディ連発アニメは2000年ちょっとくらいまではビックリ作品スゲーなノリで扱われてたけど
今となっては面白い製作になれなかった凡俗達の逃げって感じ
アニメ以外でも喧嘩上等なのかと思ったら作者もファンも傷付きやすいガラスハートばかりでしたっていうのがすっかり露呈してしまって、なんというか勢いだけの芸人がオフのぎこちないリアクションをおもちゃにされるような傾向も納得
400 ななしのよっしん
2024/12/29(日) 19:01:43 ID: jTxux1tQ38
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最終更新:2025/02/07(金) 12:00
最終更新:2025/02/07(金) 11:00
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