\ぱわぷろくんぽけっとぉ!/
パワプロクンポケットとは、1999年4月1日にコナミが発売したゲームボーイカラー対応ソフト。略称はパワポケ。
シリーズ名と区別するため、便宜上「パワポケ1」と数字がつけられることが多い。のちにGBAでパワポケ2と合わせ「パワプロクンポケット1・2」としてリメイクされた。この記事ではオリジナル版を中心に記載する。
シリーズ全般の記事はこちら→パワプロクンポケットシリーズ
概要
ポケットの名のとおり任天堂の携帯ゲーム機(GB、GBC、GBA、DS)で展開されたシリーズ第1作目。実況パワフルプロ野球5の派生作であり、世界観でつながりがある。
パワプロ関連の携帯ゲーム機向け展開としては「パワプロGB」に続く2作目だが開発元が異なる(パワプロGB:KCE名古屋、パワポケシリーズ:KCE大阪)。パワプロGBは試合しかできないゲームなのに試合においてゲームボーイの性能の壁にぶち当たったため、本作は本家パワプロで好評だったサクセスモードに絞ったゲームとなり、実在プロ野球チームのデータもなし、野球パートも守備はプレイヤー操作ではなくオートのみという割り切ったものになった。
血の気という本作独自のシステムがあるが、裏サクセスはまだ実装されていない。
ゲームボーイカラー対応(黒カートリッジ)で、GBCなら色付きでプレイできる。スーパーゲームボーイ対応。通信ケーブルを使えば対戦も可能。64GBパック(もしくはパスワード)を使えばパワプロ6に選手を転送できる。
ストーリー
極亜久高校に転校してきた主人公は、まともな部のほうが少ないといわれる中で一番ひどい野球部に入部するが、秋の大会直後にビル崩壊事件で廃部の危機を迎える。部員を集めて部を存続させ、甲子園優勝を目指す。
舞台は極亜久高校、正式名「私立極東亜細亜恒久平和高等学校」(きょくとうあじあこうきゅうへいわこうとうがっこう)。パワプロ5の極亜久商業にあたる。
平山によると、略称の読みは「極(きょく)亜(あ)久(きゅう)」だったが、その校風からすぐ「ごくあく」と読まれるようになった。時系列はパワプロ5開始1年後の9月からの話になる。
第1章「黎明編」は、1年目の3月までに部員を9人(野手8人以上、投手1人以上)集めることが条件。強制加入キャラ(投手または二塁手の平山、外野手の3兄弟)もいるため、最悪野手3人勧誘すればOK。なお本作の一年目は練習で絶対怪我しないようになっている。
第2章「飛翔編」は、2年目3月までに地区大会で1勝が条件。ただしチャンスはイベントの関係上、秋の地区大会か、敗北した場合のお情けで3月の練習試合に勝つかのどちらかのみ。GB版では3月の白鳥戦は1点リードした状態で開始するため救いがあるが、GBA版はなぜか逆の1点ビハインドに変更され難易度が上がっている。
第3章「疾風怒濤編」は目指セ甲子園、とあるが甲子園出場が条件ではなく、世間評価およそ半分以上の状態で育成を終えることが条件。そのため(普通ありえないが)甲子園に出ても世間評価不足ならクリアとならない。
本家パワプロのサクセスにないぶっ飛んだ展開が特徴。高校野球の話なのに平気で死人も出るし、物語の背後には悪の巨大組織「プロペラ団(正式名:プロフェッショナル・ロウヤーズペイメント・レプリゼンタティヴ、プロ選手の雇用問題法務協会)」が存在し続編で深く関わることになる。
パワプロ5の派生作品のため、猪狩守やダイジョーブ博士、矢部明雄といったおなじみのキャラも登場する。
なおパワプロキャラはパワポケ2でめったに登場しなくなり、パワポケ3を最後に登場しなくなる(猪狩進のみ例外)。
パワポケ公式質問コーナーを動画にしたもの。7:20あたりの開発スタッフの回答参照。
登場人物
GB版はひらがな表記、GBA版では漢字表記(ただし正金を除く身砕流北の選手は旧仮名遣いの関係からか試合でもひらがなのまま)。ミニゲーム名はGBA版で付けられたもの。
- 主人公(通称1・3主)
- 9月に極亜久高校に転入してきた男子。公式名がないため、パワポケくんと呼ぶプレイヤーもいる。
ずっと野球をしていて高校でも野球部に入るが、それが彼の人生を大きく変えることとなる。
後に悲劇に見舞われ、結果的にパワポケ3でも主人公を務めることになる。
- 亀田光夫(かめだ みつお)
- 右投右打の捕手。野球部崩壊後に主人公に誘われ最初に入部する。かなりのマニア。
惚れっぽく特に智美に好意を抱いているが、それがパワポケ2や3の出来事に影響を与えることになる。
- 平山紀之(ひらやま のりゆき)
- 定期イベントで強制加入する、亀田の悪友。家族は父と妹ひろみ。由紀に片思いしているが…。
彼のみポジションが特殊で、主人公が野手なら投手、投手なら野手(二塁手)になる。
- 平凡な初期性能にマイナス能力付きだが、ランダムイベント次第で強くなる可能性はある。
加入イベント前にゲームセンターで引き入れれば、少し強化した状態で仲間にできる。
- 外藤侠二(がいどう きょうじ)
- 主人公の1学年上で右投右打の一塁手。 先輩から受け継いだ伝統により妨害工作が上手い。
ちなみに彼は加入期間の関係上、必要な部員数として数えられない。
パワプロ5では悪人としか思えない人格だったが、今作では実はいい人ということがわかる。
進を交通事故に遭わせた真相が本作で判明する。卒業後はたこ焼き屋をやっている。
- 村上海士(むらかみ かいじ)
- 右投右打の三塁手。元空手部でチーム屈指のパワーを誇る。ミニゲームは「あっちむいてバキッ!」。
智美が彼女の場合、彼の有無が彼女の生死を左右する。父・銀一朗(ぎんいちろう)はフィクサー。
卒業後は武者修行の旅に出るが、グラブとボールも持って行ったらしい。
- ボブ・サムソン
- 左投左打の二塁手。主人公は彼が左利きと知らず三塁手として勧誘する。元サッカー部GKで足が速い。
ミニゲームは「てけてけサッカー」。父は喫茶店を営むジョージ(条次)で、母リン(鈴)は失踪中。
実は純血の日本人一家なのだが、それが判明するランダムイベント以外は外国人風の話し方をする。
本名は穂武(ぼぶ)。肌が黒いのは父親に似て色黒というだけで、黒人ではない。
父が仕事の関係で英名を名乗っていたことから、現地育ちの自分をブラジル人だと思い込んでいた。
- 水原勇気(みずはら ゆうき)
- 右投両打の遊撃手。音楽室で頭数扱いされるが、実は運動神経も良い。ミニゲームは「ドレミファ・ポン!」
優等生なのに親に反発してこの底辺校に入学した。文武両道な男で、AH、守備職人などを持つ技巧派。
GB版はミニゲームの得点次第で村上すら超えるパワーで加入 し、チーム一の万能選手になる。
このときからすでに髪の毛が気になっていたらしい。後にパワポケ7でパワフル高校の監督になっている。
名前の元ネタは水島新司の漫画の同名キャラと思われる。
- 三鷹光一(みたか こういち)
- 右投左打のスリークォーター投手。GBA版ではなぜか左投左打のサイドスローに変更されている。
元テニス部で技巧派。他の投手に問題があるため即戦力となりうるが、勧誘には最低2週かかる。
キザな男で、主人公の彼女候補を口説いてくることもある困ったやつ。
家は金持ちだが、恵まれすぎな環境を脱して自分の力を試すためにこの学校に入学したという。
野球なんて高校でやめると言っていたが、卒業後はプロ入りしパワポケ3に登場する。
ミニゲームの質問が意地悪。さてコップは何回動かした?
- 武田剛(たけだ つよし)
- 右投右打の投手ッス。元陸上部ッスが昔は投手やってたッス。ミニゲームは「カチっと止めてグ~!」ッス。
スタミナと剛速球が持ち味ッス!変化球なんて男らしくないッス!(修得イベントが異様に遅く球種も1種)
男ならひたすら練習あるのみッス! ア、アイドルになんて興味ないッス!ドキドキするッス!
- 佐藤勇太(さとう ゆうき)
- 右投右打の二塁手。親が子離れできないのが悩み。ミニゲームなしで勧誘できるが能力は最弱の部類。
- 主人公が彼女なしでクリアするとエンディングで由紀とくっつく様子が見られる。「・・・・・殺ス」
後に佐藤と由紀の息子としてパワポケ10で純一、パワポケ13で翔太・風太が登場する。
- 鈴木靖彦(すずき やすひこ)
- 右投右打の遊撃手。カードマニアで「甲子園へ行けば文通の相手と会えるかも」と乗せられ入部する。
ミニゲームなしのため弱いが、コレクターアイテムで釣ると彼の能力を引き出すことも…。
- 田中一夫(たなか かずお)
- 右投右打の三塁手。貧乏キャラで「プロ入りすれば1億円」と主人公にそそのかされ入部する。
6人兄弟の長男で、日々小金を稼いで家計を助けている。ミニゲームなしの代わりに能力は低い。
卒業後はハンバーガー屋の店員になったようで、晩御飯の心配もなくなったとか。
- 荒井3兄弟 :金男(かねお)・銀二(ぎんじ)・晴男(ぱるお) ※ゲームでは3人とも名前表記
- 右投右打の三つ子外野手。主人公が3色パンをくれたから入部したんだな~。む~ん。
名前の元ネタは昔懐かしの洗濯洗剤「ブルーダイヤ」のCM「金・銀・パール プレゼント♪」。
- 沢井ようこ(さわい-)
- 主人公の担任の国語教師で25歳独身。野球部の顧問を受けてくれる。ゲーム表記は「ようこ」。
野球には詳しくないけど頑張り屋さん。好感度があり電話もできるが、先生なので彼女候補ではない。
保健室の加藤理香先生とは友達で、過労を注意されつつ部員のため診察を受け続けている。
パワポケ10では名監督となり再登場。結婚して名字が変わったため「ようこ先生」表記になる。
- 教頭先生
- ハンドボール部の顧問で憎たらしいオカマキャラ。野球部を目の敵にしており、廃部に追い込みグラウンドを奪おうと様々な妨害を仕掛けてくるが、野球部が躍進すると自分の利のため手のひらを返し支援してくる。
一度だけ愛車のフェラーリで通勤して駐めた校内で見事に十円パンチを食らったという設定もある。
主人公の卒業後は、先輩を使って主人公を襲わせたことを暴露され失脚している。
5や7の裏にも「教頭」の名で登場。名前設定がないのは「シリーズがここまで続くとは思わなかったのよ」。
- 校長先生
- 定年までの残り少ない教師人生を全うするため、問題が起きるのをを恐れ教頭の言いなりになる人。
- 名前設定がない理由は教頭と同じで、「校長先生」を強調するためでもある。
- 松倉宗光(まつくら むねみつ)
- パワプロ5のキャラでパワフル高校のエース。主人公と同学年。
主人公のことをよきライバルだと思っている。地方大会の決勝で戦うことになる。
- 猪狩進(いかり すすむ)
- パワプロ5のキャラであかつき高校に在籍する捕手。守の弟。主人公とは同学年で仲良くなる。
2年目夏の大会の直前に外藤の独断工作「バナナの皮大作戦」で交通事故にあい失踪してしまう。
その後プロペラ団が改造手術した聖皇学園のエース「野球マスク」として甲子園決勝で対戦する。
- 猪狩守(いかり まもる)
- パワプロ5のキャラであかつき高校に在籍する投手。進の兄。
当初は主人公たちを見下していたが、のちに主人公の実力を見出し、あかつき大に誘うこともある。
事故後に病院から突如失踪した進のことを心配している。
- 鋼毅(はがね つよし)
- 大東亜学園のエースでキャプテン。独特のはがね投法により140km/h超えの速球を投げてくる。
プロペラ団所属だが、主人公達が調子悪いのを見て試合延期を進言するなど正々堂々とした男。
- 政道正義(せいどう まさよし)
- 正義高校のエースでキャプテン。学校名のせいで変化球などが使えないことに怒りを感じている。
代わりに最速158km/hの直球が脅威。直前の松倉の球が遅いこともあり慣れるまでは苦戦するだろう。
- 正金天功(まさかね てんこう)
- 身砕流北高校を率いるエース。とってもえらーい人。誰もこの人に逆らえない。
いろいろと誰かに似ているが多分気のせいだろう(むしろ気のせいのほうがいい)。
- 野球マスク
- 聖皇学園に在籍する、シリーズでも屈指の強さを誇る投手。主人公と同学年。
- プロペラ団の度重なる改造手術により視力が低下していて、マスクはそれを矯正するためのもの。
GB版の野球マスクもなかなかの強敵だったが、GBA版ではさらに鬼のような強さに強化されている。
- プロペラ団日本支部長
- 世界的な組織であるプロペラ団の日本における最高責任者。マジシャンのような外見。
極亜久高校を作戦失敗時の身代わりにしようとしていた。正史では智美に爆殺されてしまう。
- ダイジョーブ博士
- パワプロシリーズに登場する、パワーアップ手術をしてくれるドイツのユダヤ人。
パワーアップ手術の成功率を40%と低めに言ってくるが、実際は50%とやや高い。
加藤姉妹の育ての親で医学の師匠。世界的な名医らしくプロペラ団に拉致されるが、自力で逃げ出す。
彼女候補
本作は全員ランダムイベントでしか彼女にならないため運要素が強く、狙った子を彼女にするのはかなり困難。また明日香、みなこ、智美は彼女にすると終盤に死亡する可能性がある。一部イメージキャラクターを持つ子もいる。GB版では好感度数値が隠しパラメータ扱いで見えない。
- 進藤明日香(しんどう あすか)
- 同じクラスで偶然主人公と再会した幼馴染み。持病で心臓が弱い病弱キャラ。イメージキャラは「たこ」。
彼女にして甲子園決勝まで勝ち進むと、彼女の生死を左右する重要な選択を迫られることになる。
決勝戦前に「病院に行く」を選ぶと、生存し結婚するものの主人公は決勝戦辞退の後悔を残す。
試合に臨み「敗れる」か「勝利するがドラフト2位以下」だと、彼女が死亡するバッドエンド。
試合に挑み「勝利かつドラフト1位」だと、持病が治り結婚して子供を授かるハッピーエンドになる。
- 石田由紀(いしだ ゆき)
- 亀田に騙されたも同然でマネージャーになる1年下の後輩。平山に惚れられるが存在自体認識してない。
イメージキャラは「けろぴー」で、おそらく「けろけろけろっぴ」が元ネタ。
「ユキちゃんて、いがいと・・・。」
- 佐瀬みなこ(させ-)
- コンビニのバイトで19歳の年上キャラ。彼女にするイベントでは少女漫画のような展開を繰り広げる。
元ヤンキーで毒舌だが性格のいい子で、イメージキャラも「ペンギン」とかわいらしい。
彼女になった場合、他の子と違って電話でデートに誘っても断られるためコンビニに行く必要がある。
運転免許があり車デートもある。バスト90は免許を見た主人公の妄想に過ぎないが、水着はすごい。
フラワーアレンジメントのため留学を考えているが、やはり甲子園決勝戦前に(以下略)。
分岐結果は明日香とほぼ同じだが、試合放棄した場合「みんなは怒ってた」となる違いがある。
名前はおそらく「CESA=せさ→させ」「KONAMI=こなみ→みなこ」という並び替え。
- 四路智美(よみち さとみ)
- 主人公と外藤が秘密の相談をしている所に突如現れた、同級生の少女。
だが彼女の裏の顔はプロペラ団の工作員96号であった!大円団ルートにおけるヒロイン。
彼女にした場合は死亡イベントもあり、部員の加入状況が生死の分かれ目に影響する。
紀香と付き合っていた場合は、主人公へのあてつけに亀田と付き合い始める。
続編のパワポケ2などにも舞台裏の重要人物として引き続き出演した。
- 獨田マリコ(どくた-)
- 今や化石と化したコギャルのガングロ女子高生。GB版発売当時と現代では時代も違うのです。
イベントでは半ばパシリ扱い。
一部攻略本で「どくだ」と誤植されるが、名前はおそらくドクターマリオのもじり。
強引系彼女にしては特殊イベントが少なく、付き合う上では意外にも無難な子。むしろイベント少な目。
- 荒井紀香(あらい のりか)
- みんなしってる あらいきょうだいのおねいさん、さんじゅうにさい。ふふ~~ん。
これ以上説明がほしいですか?結婚した主人公は続編で・・・。藤原紀香が名前の由来なのに顔は…。
ライバル校
- パワフル高校
- 2年目の練習試合と3年目夏の予選の決勝戦で戦う。
松倉、香本、矢部、戸井、駒坂などパワプロ5でおなじみのキャラがいるが、前述のように主人公は松倉の同級生に当たるので、甲子園予選では矢部などが抜けてしまう。
- あかつき高校(ほかの作品では「あかつき大付属高校」)
- 猪狩兄弟のいる高校。強豪校だが、実際に戦うのは2年目の練習試合のみ。
- 赤とんぼ高校
- パワプロ5に登場した弱小校。2年目秋の大会1回戦で戦うが相変わらず弱く特に特徴はない。
- 白鳥学園
- パワプロ5に登場した高校。2年目秋の大会2回戦または3月の特別練習試合で戦うことになる。
パワプロ5のころは名門だったらしいが、今ではその影響も薄れ予選では中堅レベル。
まず登板してこないが投手には「ポジティブシンキング」でおなじみの冬野枯男がいる。
- 大東亜学園
- 2年目秋の予選決勝戦と3年目夏の予選1回戦で戦う。
プロペラ団支配下にある高校の1つ。はがね(トルネード)投法の鋼がいる。
3年目夏の大会では外国人選手のアンソンとドナルドが登場する。
のちのパワプロ99冥球島編やパワプロ9のサクセスに逆輸入されることになる。
- 正義高校
- 甲子園大会1回戦で戦うことになる相手。
校名のせいで隠し球はおろか敬遠すらブーイングされるらしい。
- 身砕流北校(みさいるきた)高校
- 甲子園2回戦の相手。校名が某国、正金が今は亡きあの人物をモデルにしてるのは言うまでもない。
彼の「いっぱつでかたづけてやる!」とは当時起きたテポドン発射…うわなにをするやめ(ry
選手名が旧仮名遣い(さたう=さとう、すすき=すずき、やまくち=やまぐち…)なのはスパイ…うわなにを(ry
説明がわからない子はある意味幸せだが、パワポケシリーズのジョークについていけるか心配かも…。
- 聖皇学園
- プロペラ団支配下の高校の1つで甲子園決勝戦で戦う。エースは野球マスク。
もともとは大東亜学園の落ちこぼれ的な存在であったが、ドーピングによって脅威の強さになった。
プロペラ団支配下の高校であるためか、何人かはパワポケ3表や6裏にも登場する。
ちなみに、のちに登場するネロはこの時はまだ一般選手扱いであった。
GBA版の野球マスクのストレート、Hシンカーとスライダーのコンビに悩まされた人は多いだろう。
補足
オリジナル版(GB)の野球パートはコンピュータの守備や走塁の動きが緩慢で、本来処理するはずの守備位置が目の前のゴロを見送ったり異なるポジションが球を拾いにいくことが頻繁に発生するため、守備がザルで内野安打が出やすい。また極端な打高投低で、一定パワーで強振すればホームランが簡単に出る。
リメイク版(GBA)ではこの傾向が修正されたうえに一部の敵が強化され、強振しても滅多にホームランが出なくなった。おまけに仲間のパワー成長が肩力成長に変換されてしまう致命的なバグが発生しており、肩力は簡単にカンストするのにパワーは加入から全く育たないという非常に難易度の高いゲームとなってしまった。
GBC対応だが、単にモノクロとカラーの違いだけでなく別の絵が用意されているイベントもある。スーパーゲームボーイ専用のピクチャーフレームも用意されており、こちらもいいモノなのでプレイ環境がある人にはオススメ。
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