パワプロクンポケット13とは2010年11月25日にコナミから発売されたニンテンドーDS用の野球ゲームである。
他のシリーズよりも一月近く早くに発売された作品。
バグが心配されたが致命的なバグが一つ、細かいバグが多数と従来通り(?)で済んでいる。
野球面では12よりも強振がやや強化され、守備の際のスピードが若干遅くなり、肩も今まで以上に肩力に依存するようになった。
特に走塁面での変化は著しく、タッチアップの際は従来より初速が非常に速くなり、逆にライナーなどで帰塁する際は初速が非常に遅くなった。
しかし「野球ゲームとしてのパワポケ」という観点で見るとシナリオは基本的に王道、14が魔球という要素を取り入れて賛否両論だったために9と並んで初心者向けのパワポケと呼ばれ、ファンからの人気も高い。
地方大会決勝と甲子園に専用の試合曲が使われたのは今作が初めてであり、特に地方大会決勝時に流れるBGM「逆襲の時!」は、シリーズ全体を通しても名曲と名高い。というか甲子園決勝戦より普通に盛り上がる。
表、裏サクセスとは別にセンシュクラッチというスクラッチで選手を作るサクセスも追加された。
更に通常のパワプロ体型ではなく、八頭身体型で試合ができるリアル野球誰得モードも追加。
しかしミートカーソルやストライクゾーンの位置などがパワプロ体型(通常)時のままなので、シュールな光景を見ることができる。
小学生の頃から野球一筋、かつ結果も残していた主人公は、その実力を買われ各分野のエリートが集まる超マンモス高校「混黒高校」へ入学。野球部での活躍を目指すが、ある日事故に巻き込まれ大怪我を負ってしまう。
野球が出来なくなった主人公は混黒高校の分校の一つである「開拓高校」への転入を余儀なくされるが、そこで待ち受けていたのは劣悪な野球環境と本校による分校への不条理な支配構造だった。
これまでとの違いに絶望するも、なんとか復活を果たし奮起する主人公。今、”雑草”達の「逆襲」が始まる。
今作特有のシステムとして根性ゲージと爆弾ゲージと勧誘コマンドがある。
根性ゲージが一定以上あると、試合に負けても根性ゲージを消費することでやり直せる。(ペナルティーなし、ただし甲子園での試合はやり直し不可。)
また、ルートによっては根性ゲージが一定以上無いと出てこない選択肢や、根性ゲージが不足していると強制的にゲームオーバーになる展開も存在する。
爆弾ゲージは一杯まで貯まると怪我が悪化しゲームオーバーになるが、狙わない限りまず貯まらない。
勧誘コマンドは必要なイベントさえ起こせば直接仲間候補に会って勧誘ができるというもの。
練習の表記が従来の「ケガ率」から「成功率」に変わった。
これは見ての通り練習が成功できる確率であり、失敗してしまうと取得経験点が半減してしまうほか、回数ボーナスももらえない。しかし練習を失敗すると根性ゲージが早く貯まるので場合によっては役に立つことがある。
パワポケ4以来となる部室レベルが復活。
レベルに応じて仲間の能力が上がることに加え、練習成功率にも大きく関わるなど何かと重要。
ちなみ今作も死亡&トラウマイベントが多数存在、性欲をもてあましたりしてますがCERO-Aです。
パワポケ5以来となる(元)エリート主人公。
中学時代には県大会優勝を経験し、チームの主力選手だったりと所謂『野球エリート』な人生を歩んでいたが、上述の怪我によって人生で初めての大きな挫折を味わうことになる。
逆境に負けない強い精神力やリーダーとしての器の大きさ、明らかに高校生離れした行動力の持ち主。
また、イケメンであることが顕著に描写されており、彼女候補が一目惚れする、女子校で大量にチョコを貰うなどそのイケメンぶりを示唆するイベントが多い。
お盛んなため、弾道が上がるイベントが従来の主人公より多い。
「実は俺、誰かに聞かれてる方が燃えてくるんだ。」
今作のライバルキャラ。麻美ルートを阻む障害物。
主人公の幼馴染かつチームメイト。気弱な性格のため主人公や妹の千羽矢に振り回されることが多い。
ストーリー前半はチームの主力として活躍するが、中盤にチームを離脱。3年の県大会決勝時には敵として対峙することとなり、投手の場合・捕手の場合共にシリーズ屈指の強敵として立ちはだかる。
シリーズお馴染みのメガネ一族に見えるが質問コーナーが無かったので真相は不明。
主人公と雨崎の幼馴染兼チームメイトだったが、一時的に仲間として使える雨崎とは異なりサクセス中ではずっと敵のままである。遂に完全なる敵キャラと化したメガネ君。
ポジションは投手で、2年では先発、3年時にはクローザーとして登板する。
嫌味な言動が多いが、怪我を負ってしまった主人公のことに気を遣ってくれたりもする。要はかまってちゃん。
今作の相棒キャラ。
ポジションは投手だが、主人公が投手を選択していた場合は3年目に正捕手になる。
主人公が精神的に強い人間であることをすぐ見抜く等、人を見る目は中々。後述する木村とは近所の幼馴染。
ポジションは外野手。
その名の通りいい加減な性格で、ストーリー前半は女遊び等を理由に練習もしょっちゅうサボっている。
メインポジションは外野手だが試合時には何故か捕手をやっていることがある。 わがバットは天地とひとつ!
ポジションは遊撃手。杉田死ねは皆の合い言葉。
性格は真面目で主人公含めチームメイトからの信頼は厚いが、上述の2人と比べるとどうも影は薄い。 二回パワーアップイベントがあるのに、頑なにマイナス能力であるエラーを保持し続ける役立たず珍しい選手。
勧誘候補。ポジションは三塁手。
中学時代は杉田と共に野球部に所属していたが「ダサい」という理由で高校ではバスケ部に入部。
特殊能力目当てでよく殴られる。
勧誘候補。ポジションは外野手。
見た目に反し抜群の運動神経を持つものの、貧乏故に部活をする暇がないという苦学生。がっぽがっぽ!がっぽがっぽ!
勧誘候補。ポジションは一塁手。
最初のうちは野球部自体にはそこまで興味のない様子だが、イベントを重ねるにつれ次第に好意的に接してくれるようになる。
リア充爆発しろ。
勧誘候補。ポジションはニ塁手。
所謂カマホモ乙男(オトメン)で、男の先生に恋愛関係を迫るようなイベント描写のある危ないキャラ。
裁縫部に入っているが、元野球部でもあるため細かいプレーができる。
パワーアップ時のイベントで恐怖を覚えたプレイヤーは少なくない。
勧誘候補。ポジションは投手。
混黒高校の分校の一つである海底分校のエース。女性であるが、彼女候補ではない。
チームメイトの女性選手で彼女候補ではないのはシリーズ初。(3のアンヌ、ダッシュの夏海、12のピンク、パカ、レンなど。9の助っ人vs商店街の時は例外として)
パワポケ世界では彼女が史上初の女性球児となるが、その性格も外見もあおいちゃんとはほど遠い。
しかしチームメイトからの信頼は厚く、男女という垣根を越えて最も優れた選手になろうとしている非常に漢らしい人物。
勧誘候補。ポジションは外野手。コストパフォーマンス最高の仲間。
元々は主人公たちと同じ混黒高校の選手で、器用貧乏型。なにもかもが通常の3倍の男である。
開拓分校野球部の監督。通称ムラッチ。
高校時代に甲子園優勝を経験したことが自慢だが、生徒からはイマイチ尊敬されていない様子。
一見頼りなさそうに見えるが、時折的を射た意見が飛び出たりと案外いい指導者だったりする。
パワポケ4以来の再登場。当時は選手だったが、虫好きなのは変わっていない模様。
開拓分校の女子生徒で、チームメイト候補である御影の幼馴染。
明るい性格だがどこか抜けていて、御影が世話を焼いていることが多い。
展開によっては応援団を結成したり御影の野球部入部に一役買ったりと、野球部に対しては終始好意的。
関連イベントもかなり多いが、彼女候補ではないという重大なバグがある。
開拓分校野球部のマネージャー。旧姓は真武で昔のあだ名はブサエ。安産型。
マネージャー業だけでなく試合では参謀としてもチームをサポートする。頭はいいが熱中すると周りが見えなくなるタイプ。
複雑な家庭環境で育っており、父親はプロ野球編でお馴染み(?)の木村庄之助。
顔グラフィックのデザインが他の彼女候補とは少々異なっており、開発スタッフからもブサイクとネタにされていたとか。 三白眼のブサエかわいいよブサエ。
イベントは彼女の家庭環境に関するものが多めで、後述するジナイダとの交流がルート分岐の鍵を握る。
雨崎優輝の妹で主人公達の1つ年下。ストーリーの途中で混黒高校野球部のマネージャーとなる。
小悪魔系の美人かつ天才肌であり、運動や勉強をはじめあらゆることをそつなくこなす。
攻略ルートは3通りあり、用意されている結末はバッド1、ビター、バッド2、グッドの4つ。
また、どのルートでも弾道が上がるのが特徴。基本彼女の方から主人公に襲い掛かる。
プレイ1周目はバッド1にしかならず、2周目以降ルートが分岐する。彼女の正体(※ネタバレのため反転→元は「オオガミベビー」と呼ばれる、人工的に作られた生物兵器としての素養を持つアンドロイドであり、遺伝子の設計により長く生きられない。養子であり、兄とは血が繋がっていない)が明かされ、次回作に繋がる数々の伏線や、今作を代表するトラウマイベを見ることができる。
「野球野球野球野球野球野球!練習しないと、練習しないと、練習!練習?練習!練習、練習練習!」
グッドのアルバムに辿りつくにはバッド1と冴花グッドのアルバムを見ていること、そして彼女を助け出すという根性、何よりも彼女に戦わせない判断力と覚悟が必要。
14でそっくりさんが登場することから、バッド1以外のどれかのルートが正史であると思われる。
アルバムを発生させる順番次第でアルバム消失バグが起きるため注意。
混黒高校の生徒。青髪縦ロールお嬢様。ただし口調は父親の趣味。
生徒でありながら混黒高校の分校の一つである神桜分校の理事長代理を務めており、ルートに入ると1学期の途中で開拓分校に転入してくる。
会うまでの条件が特殊、必須イベント多数、根性ゲージによっては強制ゲームオーバー、グッドエンドには甲子園優勝が必須と攻略難易度が非常に高い。
主人公に並ならぬ根性があるかどうか、そして彼女との約束を守れるかどうかがグッドへの鍵。
デート時のイベントには過去作の彼女と絡んだものが幾つか存在する。ちなみに今作の野球超人伝枠。
主人公の練習風景を見に来ていた一般人の20歳の女性。「主人公のファン」を自称する。
イベントも比較的空気普通なものが多いが・・・?
最後のイベントでその正体が未来から来た主人公の孫というまさかの大穴ぶりを多くのプレイヤーに見せつけた。 さすがパワポケや!
唯一弾道イベントがないのはCEROの良心か。
混黒高校の生徒でバスケ部のエース。
桜華と同様、ルートに入ると1学期の途中から開拓高校に転入してくる。
10以来となる緑髪の彼女であり、イベントは彼女の抱える悩みに関することや、親友である由良里絡みのものが多い。
彼女を攻略するには雨崎のホモ特有の嫉妬妨害をくぐり抜けなければならない。
無事彼女と恋仲になり試合に勝ち進めば、蒸し暑い教室の中2人きりで室内スポーツしたりできる。
スタッフ自重しろ。
混黒高校の生徒。黒髪ポニテ。
剣道部に所属しており、デート時のイベントも殆どが剣道絡みのものである。
BADエンドがネタエンドという珍しい彼女候補。
隠し彼女候補。バグ枠修正ktkr!麻美の親友で、共に行動していることが多い。麻美ルートから分岐する形でルートが存在。
よく冗談を言うが本人は滅多に笑顔を見せない。また、バスケ選手としてもかなりの腕前を持つ。
超特は手に入らないが弾道が上がるイベントはある。だがアルバム登録はされない。
木村家で働くメイド型サイボーグ。外見からは判断しづらいが女性らしい。
本人曰く「8歳のときに改造された」ため、やや一般常識に欠け、知識に偏りが見受けられる。
「グフフ、いやらしいですなオマエら!」を筆頭に下世話な話題に嬉々として言及する台詞が多い。
主に冴花ルートに登場。冴花グッドエンドに辿りつくためには彼女との交流が鍵を握る。
また、選んだ選択肢によっては彼女の隠された戦闘力や本当の任務などを垣間見ることができる。
度々失意の主人公の前に現れては、意味ありげな助言を残していく謎の人物。
ストーリーを進めていくと、甲子園決勝戦で相手チームの監督として主人公たちの前に立ちはだかる。
それ以外にもかなり謎の多い人物だが、その素性や本性は一部のルートで知ることが可能。
ちなみに容姿からだと性別が分かりづらいが、れっきとした男性。
よく女性に間違えられるのは大事な部分をバッサリカットしており男性ホルモンが少ないため。
なお本人は女性に間違えられることを面白がって言動諸々をワザとやっている節がある。
10以来の登場。今作では校医ではなく近所の開業医として働いている。
10の頃と比べると一見まともになっているように見えるが、決してマッドな本質が改善されたわけではない。
大病院から匙を投げられた主人公の怪我の治療を独自の手法で成功させるなど、今作では割と善人ポジ。
千羽矢ルート、桜華ルート、麻美ルートにも登場し、どのルートでもなかなかの活躍を見せる。
未だに見つかっていないカリムーの宝。
父を殺されたことをきっかけに、船乗り見習いの主人公はカリムーの宝を求めて航海に出る。
今回の裏サクセスは海を舞台にしたクエスト受注型RPGである。
中世頃の世界をモチーフにしており、イベントもそれらしいものが多い。ワンピース。
ペナルティの大幅な緩和、スキルのランダム習得や合成システムの廃止など12まで続いていたマゾ廃人向けシステムの多くが変更されている。
日数が9999日でレベル上げもしやすく、リセットペナルティが少ないせいで粘りやすい。
戦闘システムはリアルタイムで進行し、なかなか奥が深い作りになっている。
レンがやたらイベントで優遇されている。
武美ちゃんマジエンゼル。
掲示板
118 ななしのよっしん
2022/07/13(水) 18:56:47 ID: MqdRVe7WpD
今やってるけど全然試合させてくれないな
もう2年目の中盤ぐらいまで来たけど1試合しかしてない
もっと試合の合間にストーリーが進んでいくような構成にしてくれよ
119 ななしのよっしん
2022/10/29(土) 18:59:04 ID: iBSUlctzr9
おまけという名のオールA量産モードだった裏サクセスを期日でゲームオーバーになるようにしたのはいい判断だった
ストーリーは9ほど周回が楽じゃないし敵強すぎ技当たらなすぎで基本プレイヤー不利なのもいい塩梅の調整
120 ななしのよっしん
2022/12/27(火) 02:34:59 ID: 7MSiuE9HXd
13主が彼女と盛りまくってるのはどの√でも靖子が生まれる整合化のためだということに今更気付いた
スタッフの悪ノリだなあとずっと思ってたわ
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 21:00
最終更新:2024/04/25(木) 21:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。