ヒカルの碁とは (ヒカルノゴとは) [単語記事]

ヒカルの碁とは、週刊少年ジャンプで連載された囲碁漫画、及びそれを原作としたアニメ、ゲームである。
通称はヒカ碁。

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概要

1998年から2003年まで連載、人気となり囲碁ブームを巻き起こした。コミックスは全23巻。

祖父の家の蔵にあった血塗られた碁盤を触ったことにより、平安時代の囲碁棋士藤原佐為と出会った主人公進藤ヒカルの成長物語。

話は、大きく分けて4つの出来事で構成されている。

進藤ヒカル - 声：川上とも子: 主人公。囲碁のルールも知らなかったが、佐為の手ほどきにその才能を開花させる。
藤原佐為 - 声：千葉進歩: 平安期の囲碁の達人の霊。江戸時代に本因坊秀策に取り憑き、現代でヒカルに取り憑く。ちなみに平安期に実在したわけではなく、架空の人物である。
塔矢アキラ - 声：小林沙苗: 名人塔矢行洋の息子。ヒカルと同い年、ライバル。
塔矢行洋 - 声：津田英三: 作中最強棋士の一人。ヒカ碁の世界では国内タイトル5冠を維持している。
佐為が「神の一手に最も近い男」として一方的にライバル視している棋士。

藤崎アカリ - 声：かかずゆみ: 初期ヒロイン。かわいい。ヒカルに影響され囲碁部に入部。
筒井公宏 - 声：津村まこと: 囲碁部の初代部長。作中では目立たないが、ヨセが完璧だったり、
（相手のポカがあったとはいえ）海王中の副将に勝ったりと、実はかなり強い。
加賀鉄男 - 声：伊藤健太郎: 臨時部員で、実は将棋部。幼少期、塔矢アキラもいた囲碁教室に通っていたため、囲碁がとても強い。
わざと負けられたことをきっかけに、アキラが嫌いになり将棋の道へ。
ヒカルのプロ入りを後押しし、院生申し込み用の棋譜作成に協力した。
三谷祐輝 - 声：浅川悠: 囲碁部のポスターにある難解詰め碁を解くほどの実力者。

伊角慎一郎 - 声：鈴村健一: 院生のリーダー的存在。実力もかなり高い。精神的な脆さが弱点。ヒカル達より1年遅れてプロに。
和谷義高 - 声：高木礼子: 院生一組。なにかとヒカルの面倒を見る良き友達。ヒカルと共にプロに。
奈瀬明日美 - 声：榎本温子: 院生編のヒロイン。めっちゃ美人。梅沢由香里先生を参考にしているとか。
越智康介 - 声：松岡洋子: ヒカルより3ヶ月ほど早く院生入りしたのにもかかわらず1組。
しかも、その年の院生最終順位はトップという実力者。プライドが高く、口が悪い。インセクター羽蛾。
ヒカルと共にプロに。プロになってからは性格が丸くなった印象を受ける。

倉田厚 - 声：岩田光央: 人気棋士の一人。字がヘタ。ヒカルと一色碁を打ったことをきっかけに実力を評価し、一目置いている。
緒方精次 - 声：藤原啓治: 人気棋士の一人。塔矢門下の9段。アキラが幼少の時から碁の相手をしたり、
ヒカルに便宜を図り院生試験に推薦したりと、意外と物語の重要人物。見た目がホストとは言ってはいけない。
桑原本因坊 - 声：納谷六朗: 古豪の打ち手。
本因坊のタイトルに強い執念を持っている為か、お迎えが近い為かシックスセンスに優れている。
森下茂男 - 声：北川勝博: ヒカルや和谷の師匠。あまり知られていないようだが、モデルは長島茂男。息子はカズオ。
娘のしげ子は「羽根しげ子」女流からだろうか？
篠田院生師範 - 声：坂東尚樹: 日本棋院の院生師範。お弁当を注文したり、雨が降って来たのを心配したりする。
御器曽 - 声：廣田行生: どうだ？華麗な打ち回しだろう。ギャラリーがいたら歓声が上がるところだぜ？

テレビ東京系列にて2001年 10月10日から2003年 3月26日まで全75話が放送された。その際に、碁にかけてGO！という単語を入れたタイトル画を採用した。一部では本編と言われている『GOGO囲碁』もそのセンスが生かされているのかもしれない。

2009年 4月20日から9月7日まで、テレビ東京系列にて月曜 19時28分枠で「ヒカルの碁セレクション」のタイトルで再放送されていた。また、囲碁を取り扱ったアニメなので、囲碁将棋チャンネル（ケーブルテレビ）でも放送されていたこともある。

2013年にブルーレイボックスが発売される。それを記念し、ニコニコ生放送で5回に分けて全話放送された。

2004年に韓国では「ゴースト囲碁王（고스트 바둑왕、ゴストゥパドゥグワン）」としてKBS1で放送されたが、日本色を消すため、韓国人名、舞台を韓国へと変更がされた。その際、和服部分を白くぼかし処理を行った結果、視聴者から苦情が殺到した。その後、アニメ専門チャンネル「トゥーニバース」ではオリジナルに戻されて放送された。