ヒクイドリ(けものフレンズ)とは (ケモノフレンズノヒクイドリとは) [単語記事]

ヒクイドリ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなど様々なメディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子の姿になった擬人化キャラクター)である。

概要

ギネスブックに世界一危険な鳥として登録された飛べない鳥・ヒクイドリのフレンズ。自らに危害を加えようとする敵には獰猛に戦い、その蹴りの威力は骨を折り内臓を潰し、鋭い爪は肉を容易く切り裂く。また、イケメンな鳥としても有名。

ギネスも認めた危険性を秘める鳥のフレンズだが、本人は温厚で大人しく危ない事を好まない平和的な娘(ヒクイドリの本性は大人しく臆病で敵と出会ったらまず逃げるが基本な鳥で、敵に攻撃は最後の手段。彼女の性格も元動物本来の性格を再現したものと思われる)。自分が危険でおっかないヤバいけものだと見られているのを不思議に思っている。

そのイメージを払拭しようとしており、自らを怖くないとアピールし他フレンズとも仲良くしようと努力する。パワーアップしても更におっかなくなったのではと危ぶみ、あまり嬉しそうに思わない。ただし、セルリアンなど仲間に危害を加える敵に対しては果敢に立ち向かい危険な力を発揮する。

自分は危険じゃないと訴えてはいるが、ヒクイドリの戦闘能力は女の子化しても依然健在(むしろ上乗せされている)。何気ない一幕でもそのパワーの一端が垣間見え、球技をすれば蹴りつけたボールが破裂し、脚が他者に当たると吹っ飛んでしまうらしい(おそらく人であるプレイヤーが蹴られたら大惨事だろう)。本人にはその気はないらしいが、周囲からすれば中々にデンジャラス。

外見

髪型は青髪のショートボブ。中央を通る黒いラインと先端はヒクイドリの小さいが鋭い嘴を現し、巨大な黄土色のアホ毛は鶏冠を表現している。側面にはかなり小さな翼が申し訳なさそうに付属しており、当然空は飛べない。同じ飛べない鳥のフレンズであるジャイアントモアやダチョウ・アメリカレア・ディアトリマよりも一回りほど小さくエミューと同じくらいの翼だが、これは元動物のサイズに則ったもの。

服装は胴体の羽毛を意識したと思われる、青黒いセーラー服にフサフサが付いた薄い黒色のスカートを着用。襟の赤色リボンはヒクイドリの名の由来となった赤い肉垂を服のデザインで再現している。首下には首から上の色合いを模した赤・青2色のマフラーを装着。

脚にはヒクイドリの脚の色に則った黄土色のタイツとブーツを着用。恐竜の子孫説も納得のゴツゴツした脚や恐ろしく鋭利な爪はフレンズ化し人の足指を獲得する過程で消滅した。

瞳の色は赤色。表情を浮かべる事が苦手なのか、顔は常に無表情で変化に乏しい。ヒクイドリのカッコイイ顔つきから無口クールな女の子の可愛い顔つきへと劇的チェンジ。

ネクソンのアプリゲームでの扱い

パッション属性(赤)のレアリティレベル3のフレンズとして登場。コストは300・攻撃タイプは近距離・サイズはM。特定グループには所属していない(ゲーム中で示唆されていた、飛べない鳥で構成された新グループに加入する予定だったか)。専用スキル「哀しみのファイアキック」は敵チーム先頭の1体に必殺のキック攻撃を敢行し、自身の攻撃力×8.5倍のダメージを与える。