ヒザ神 単語

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ヒザシン

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曖昧さ回避

ヒザ神とは、

  1. 膝に関する何かが凄い人物への尊称。
  2. 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ、特にスマブラDXにおけるキャプテン・ファルコンの尊称。
    本項で記述。
  3. お笑いコンビフルーツポンチ」の村上健志の称。運動音痴で膝が曲がっていないことから。

概要

大乱闘スマッシュブラザーズDXにおけるキャプテン・ファルコン並びにその使用者への尊称。
由来はこの作品から追加された中前攻撃「ストライキングニー」(通称「」)、スマブラDXでの同ワザの性が群を抜いて優秀であること、そしてファルコン使用者がこのワザを的確に当てていくところから。

解説

スマブラにおけるキャプテン・ファルコンは「パワースピードキャラ」というコンセプトの下、全キャラトップクラスの機動と攻撃性を持つファイターとしてデザインされており、シリーズでは中堅か上位に位置することが多い。

中でも第2作スマブラDX』ではファルコン自体の機動のさらなる上昇、ゲームスピードの向上、ダッシュジャンプ(走行中にジャンプすると走行時の慣性が残り飛距離伸びる)、着地キャンセルシールドによるステップキャンセルなどのシステムテクニックファルコンに有利に働いた。特にダッシュジャンプファルコンの場合その異常スピードから全キャラ中飛距離トップクラスであり、マクシームよろしく弾丸のように相手に深く突っ込むことができ、その性質から中攻撃が実質強化されていると言ってもよい。これらの他にも手足の長さからくる判定の強さ、各種中攻撃の強さ、コンボおよび運び性の高さ、などなど数々の要素がファルコンの立ち回りを支えているのだが、加えて「」ことストライキングニーの登場が彼の強化により拍をかけた。
膝は発生こそやや遅めで普通に当ててもあまり吹っ飛ばない(カス当たり)もののワザの出だし際を当てると電撃属性(ヒットストップ増加の効果)とともに相手を通常より大きく吹っ飛ばす(クリーンヒット)というロマンワザの位置づけ…のはずが、初登場となるDXにおいてはそもそも判定が強く当てるのが容易、吹っ飛びのベクトルが低いのでカス当たりも復帰阻止に有用、ガードされても硬直により反撃されず固められる、カス当たりどころかクリーンヒットでもコンボパーツとして機して高火力コンボ叩き込められる、差し込みや暴れにもOK、期撃墜も可などなど粒がい、さらに前述の機動上昇&ゲームシステムによる追いと合わさった結果、ファルコンどころか全ファイターの中でも最強中撃墜ワザとして君臨、ファルコンパンチを差し置いてファルコンの代名詞とまでなった。

DXでのファルコンの対戦は「膝ゲー」とも呼ばれ、常に膝を叩き込むチャンスを狙うことがファルコン使いへの一歩。
この膝を含め、ダッシュからの小ジャンプ中攻撃またはつかみを振り、ダウンを奪い起き攻めやコンボで撃墜するまで攻め続けることが同作におけるファルコンの基本的な戦法となる。凄まじいスピードで急接近して幾度も小ジャンとともにいずれも優秀な中攻撃を振り回し追撃していく様はさながらKOFというかバッタゲーをやっているとも言える。
攻めのの高さから劣勢でもワンチャンから戦況を一変させるなど荒らしも強く、以上に挙げてきた強みよりスマブラDXタイマンランクではキャプテン・ファルコンは上位にその名を連ねている。

論欠点がいわけではなく、落下速度が速い、体重が重く速い落下と合わさってコンボを喰らいやすい、攻めが強な分守りが弱い、といった弱みを抱えている。また、膝に関しても闇に出せばいいのではなく、当て方はもちろんテクニックを利用しなければ隙だらけと、効果的に使いこなすことが肝心である。
また、他の上位と同じく繊細な操作をめられるのも難点。特にファルコンは強みである「速さ」が逆に操作難度を高くしており、落下速度の速さもあって慣れない内は操作をミスったり自滅したりと大変。膝を活かすテクニックや膝を織り交ぜたコンボを実戦投入するには相応の修練がめられる。
さらに、上位ではあるものの、さらにその上に位置するファイター、特にフォックスファルコの2人(通称遊撃)とは相性が結構悪いのも弱点(シークプリンにも苦戦を強いられる)。遊撃はあらゆるが高準にまとまっていて、フォックスファルコンに迫るスピードと出のいワザによって立ち回りで優位に立ちそのうえリフメテで復帰阻止と盤石、ファルコはクイブラによる封殺とリフコンにファルコン重い体重が噛み合いコンボ火力が跳ね上がったりといずれも強敵。彼らに勝つためには中攻撃か投げを仕掛ける、反確をしっかり取る、ダウンしたところを起き攻め、ずらしで相手のコンボを崩す、さらに読み合いに勝つことも重要になってくる。

以上の強みと弱みを理解した上でファルコンを操作し、精度を高めて安定して勝てるようにし、さらにを上手に扱えるようになればヒザ神と呼ばれる日も遠くない。

他にも、DXから追加された相手をつかみ中の攻撃が膝蹴り「つかみニーバット」だったり、弱攻撃の3段にして高性な膝蹴り「ニーバット」を特殊な操作で次の段階への移行をキャンセルするテクニック(通称マッハパンチキャンセル海外ではGentleman)が存在するなど、DXファルコンは何かと膝に縁がある。

ヒザ神のその後

前作のスマブラ64でも強ファイターの地位をほしいままにし、続くDXでも膝を始めとする性の良さ、ゲームシステムテクニックの自身に対する有利な作用から上位の一人として名を馳せていたヒザ神ことファルコンであったが、3作スマブラX』ではゲームスピードが遅くなるのに合わせてゲームシステムも変わりDXに存在したダッシュジャンプや着キャン、ステキャンといったテクニック消失。加えてファルコン自身にも判定と火力と吹っ飛ばしの弱化や隙の増加、短足になるなどといった弱体化が施されてしまい、いわゆるバースト難民として撃墜に苦労するように。さらに「転倒」が搭載されているため、走り回っている途中ですっ転んでしまえば大きな隙をさらすことにもなる。以上からタイマンとしてはシリーズ初の下位転落という事態に陥ってしまった。ダッシュ速さとラッシュそして追撃の高さ、そしては健在であり、上級者のファルコン使いなら対戦相手も油断はできないが性差の大きいファイターが相手だとやはり厳しい。また、ガノンドロフのホッピングの要領で膝を使うテクニックも存在する。

そんな有り様だったが、スマブラforでは判定と吹っ飛ばしを強化され、足の長さが元に戻るなどDX以前のパワーを取り戻した。さらにダッシュつかみの異様な滑り&つかめる範囲の拡大、ダッシュ攻撃の強化、横Bと下Bの吹っ飛ばし上昇といった強みが加わった他、転倒も止されたので気軽に走り回れる。結果的に上位に返り咲いた。
膝に関してはホッピングが取り上げられ、後隙および着地隙が増加し、クリーンヒットを外したりカス当たりに留まってしまえば手痛い反撃を喰らいかねないとようやくロマンワザらしい性に落ち着いた。DXの時以上に当てるべき場面で確実に当てていくことがめられる。なお膝の陰に隠れがちだったファルコンパンチは吹っ飛ばしが大幅に弱体化されたものの、着地隙が重要視されるforのゲームシステムと噛み合い、ワザ自体の命中性は概して据え置きなのに結果的な命中性が大幅に強化。弱体化されたと思ったら強化されたというポルナレフ状態が生じた。

スマブラSPではこれまで通りラッシュは強いものの、当初は変更された横スマッシュリーチの減少や横Bの吹っ飛ばし低下などがマイナス面に作用してバースト難民とされ、とにかく膝のクリーンヒット中下のメテオを決めなければきついと言っても過言ではなかった。その後のアップデートにより、中後の吹っ飛び上昇や横Bの強化、膝のクリーンヒット拡大といったテコ入れがなされた。当初とべて撃墜に持ち込みやすくなっている。

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