ヒビキ(響鬼)とは、特撮ドラマ『仮面ライダー響鬼』の主人公である。
演:細川茂樹
仮面ライダー響鬼に変身する猛士のメンバー。本名日高仁志。31歳。岐阜県出身。関東支部である甘味処「たちばな」で暮らしている。
人指し指と中指を伸ばして敬礼のようなポーズで「シュッ」と挨拶するのが決めポーズである。
中学時代に、友人がいじめられていたところを何もできず転校していった経験があり、当時からの友人だったみどりの言葉もあって自分も転校し、猛士に入ろうと決意する。以後猛士において、自己流でかつ最短記録で鬼となり15年以上も戦闘を担当する鬼として従事しているベテラン。
非常に気さくな性格で人柄が良く、人脈も広いが、極度の機械音痴であるため携帯電話を持たなかったり、バイクに乗れても止め方が分からなかったりした。本人曰く「できないんじゃなくて、わからないんだよ!」とのこと。ただし、中の人は機械音痴どころか家電ライダーである。 その後、通常シフトから外れ緊急事態に対応する”特別遊撃班”に任命され、後々バイクも扱えるようになった。
魔化魍退治の経歴が長いにもかかわらず、自身が師匠を持たなかったことから、師としての在り方がわからず、ずっと弟子をとらないでいた。このことは他の鬼たちから懸念されていた。
ある日、安達明日夢という少年と友人となり、彼と接するうちに師匠としての成長を遂げていき、終盤にはイブキたちの働きかけにより、明日夢と彼の友人・桐谷京介を正式に弟子入りさせる。
そして、彼らとの関係に思い悩みつつ一緒に成長していく。
身の丈(身長):7尺3寸(約222cm)
目方(体重):41貫(約156kg)
パンチ力:5333貫(約20t)
キック力:1万666貫(約40t)
ジャンプ力:ひと飛び41間(約75m)
走力:1町(約100m)を3秒、1日で25里(約100km)を走破
ヒビキが変身する鬼は仮面ライダー響鬼。炎の属性を持つ太鼓使い。
変身音叉「音角」を手もしくは物に当てて鳴らし、変身する。
音撃棒「烈火」を用いた近接戦術を得意とし、必殺技を使う時はベルトに装備している音撃鼓「火炎鼓」を使用する。
鬼幻術「鬼火」-仮面の口を開き、紫色の炎を吐く。主に童子・姫や小型の魔化魍に使用する。
鬼闘術「鬼爪」-手の甲から爪を伸ばして相手を突き刺す技。
鬼棒術「烈火弾」-音撃棒の先端に気合を込めて、炎の弾丸をとばす。
鬼棒術「烈火剣」-音撃棒の先端から出た炎を刀の形にして敵を切り裂く。
などの技が存在する。また、弟子だった時代に他の武器の修行も行っていたため、音撃管や音撃弦も扱うことができる。
攻撃対象に音撃鼓を取り付け、音撃棒を用いて叩くことで清めの音を打ち込む技。魔化魍の種類によって複数の型を使い分ける。
「火炎連打の型」-左右の音撃棒で素早く連続で叩く。
「猛火怒涛の型」-大きく振り上げた音撃棒で左右交互に叩く。
「一気火勢の型」-左右の音撃棒で同時に叩く。
「豪火連舞の型」-右手・両手・左手・両手・右手とループするように叩く。
「爆裂強打の型」-助走で勢いを付けて、僅かな時間差で2発の打撃を叩き込む。新型音撃”鼓爆裂火炎鼓”を使う。
身の丈(身長):7尺3寸(約222cm)
目方(体重):41貫(約156kg)
パンチ力:8000貫(約30t)
キック力:1万3333貫(約50t)
ジャンプ力:ひと飛び49.5間(約90m)
走力:1町(約100m)を2秒
夏に活発化する小型魔化魍対策として身体を鍛え直したたヒビキが変身できるようになった姿。その名の通り、全身が烈火の如き紅色に変色している。仮面は目にあたる部分がサングラスのように黒くなっている。
身体能力の強化と共に炎属性がより一層強まっているが、身体への負担が強く1時間程度しか変身できない。
この形態では、巨大魔化魍以外に対しては、火炎鼓が無くても直接相手を叩いて浄めの音を発生させることができるため、同時に複数匹出現するドロタボウやバケネコ等を効率よく退治することができる。
本来は夏限定の姿だったが、より凶悪になっていく事件に対して、巨大魔化魍との戦いでも使うようになった。
「灼熱真紅の型」-音撃鼓を使用せず、音撃棒で直接魔化魍の身体を叩いて攻撃する。その際に炎が三つ巴の形となり相手に浮かび上がる。
「爆裂真紅の型」-紅の状態で”爆裂火炎鼓”を用い「火炎連打の型」を使う。音撃打の中では最も強力な技。
身の丈(身長):7尺7寸(約233cm)
目方(体重):44.8貫(約168kg)
パンチ力:1万666貫(約40t)
キック力:2万1332貫(約80t)
ジャンプ力:ひと飛び55間(約100m)
走力:1町(約100m)を1秒
吉野の技術開発局で開発された武器”装甲声刃(アームド・セイバー)”を用いて変身する強化形態。
武器を構えて「響鬼、装甲!!」の掛け声と同時に、底面のスイッチを押すと特殊な波動が発生する。するとディスクアニマルが鎧として装着され変身が完了する。変身の際には波動の力に耐えるため最初に響鬼紅へ変身する。当初は刀の持つ波動に適応できず一時的に変身不能にまで陥ってしまったが、洋館の男が調整を加えたことで使いこなせるようになった。
装甲声刃を用いた斬撃および音撃で全てのタイプの魔化魍に有効な攻撃を得意とし、日本全国でも最強の力を持つ鬼の姿と言われている。
この形態では音撃打を使用することは少ないため音撃棒は某モビルスーツのビームサーベルのように背中にマウントされる。
終盤のオロチを沈める際は装甲声刃と音撃棒の二刀流で戦った。
音撃刃「鬼神覚声」-装甲声刃に取り付けられたスピーカーにより自身の声を音撃として増幅し、敵にぶつける技。声を直接発射するタイプと、衝撃波のように敵を切り裂く2タイプが存在する。
音撃棒・烈火「阿」「吽」
ヒビキが所有する音撃武器。太鼓の撥の形をしており先端には鬼の顔を模した赤色の石「鬼石」を取り付けてある。
屋久島の杉やそれに相当する神聖な木をヒビキ自らの手で削り出し、荒縄や金具を取り付け着色することで完成する。普段は邪魔にならず常に持ち歩けるよう、呪術的な力で縮小され装備帯に埋め込まれている。
不知火
魔化魍退治の際に搭乗する四輪駆動車。モデルはHONDAのエレメント。
長期滞在するためのキャンプ道具やディスクアニマルといった魔化魍退治に必要なものが一式乗せられている。凱火の登場後はあまり使用しなくなった。ヒビキは運転が得意ではなく、サポートを務める立花香須実が主に運転していた。
凱火
バイクの腕前を鍛え直したヒビキに対し、単独行動を許された証として猛士本部から支給されたマシン。モデルはHONDAのワルキューレルーン。
空を飛んだり燃料なしで半永久的に走ったり時速753kmで走ったりチートじみたスペックを持つ仮面ライダーのバイクにおいて、珍しく特にこれといった特徴のないマシンである。装飾やカラーリングも市販のものと同じだが、猛士によりカスタマイズはされているようだ。
「響鬼の世界」で初登場。音撃道の一派「ヒビキ流」の師範代・ヒビキが変身する。
しかし、鬼の体の中に眠る「牛鬼」を抑えられなくなり変貌、魔化魍となってしまう。そして彼の弟子であるアスムが代わりに変身し、音撃をもって牛鬼と化したヒビキを倒し、響鬼の名を受け継いだ。
その後現れたバケガニ変異体との戦いの際、仮面ライダーディケイドのファイナルフォームライド・響鬼「ヒビキアカネタカ」でアカネタカに変身。さらにファイナルアタックライド・響鬼「ディケイドウェイブ」によりヒビキオンゲキコへ変形。ほかのライダー達と力を併せバケガニを退治した。
客演作品やゲーム作品ではオリジナルの細川氏ではなく、代役として声優が起用されることが多い。
掲示板
27 ななしのよっしん
2015/03/06(金) 03:07:16 ID: qjoKRYM55t
そんなこと言ったら何のためにディスクアニマルを使っているのやら。
余計な体力を使わないためだろ。
28 ななしのよっしん
2017/02/03(金) 23:04:38 ID: XmVf7VpcVW
響鬼紅すごい好き
一部の配色変わっただけなのにこんなに印象変わるものなんだな
29 ななしのよっしん
2022/09/16(金) 20:21:31 ID: 5ccrtHmtfH
ただのバイクである凱火はべつになくてもいいけど
だいたい山奥などでの長期戦になりがちなんだから
キャンプ用具や装備品一式運搬する移動拠点として不知火は必要
提供: 仮面ライダーガブト
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最終更新:2025/04/15(火) 02:00
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