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ヒルドルブ

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 ヒルドルブとは、「機動戦士ガンダム MS IGLOO」に登場するジオン公国軍の試作兵器である。

分類はモビルタンク。
形式番号はYMT-05。

概要

初出はMS IGLOO2話の「遠吠えは落日に染まった」。パイロットを務めるのはデメジエール・ソンネン名前の由来は、おそらく北欧神話オーディンの別名からと思われる。

ジオン軍は、いずれ来る地球侵攻の時に備えてドップ、ガウ、マゼラアタックのような兵器群を次々に開発した。しかしスペースコロニー国家であるジオン戦車のノウハウが致命的に足りなかった。に劣るジオン勝利するには、兵器の性で圧倒するしかない。そこで連邦軍の戦車駕する戦車というコンセプトの下、ヒルドルブの開発は始まった。だが開発が進むにつれ迷走を始め、「生産数が限られているから」と単純だったコンセプトは高性化という名の下に肥大化。結果、気が付けばヒルドルブは複雑怪奇なトンデモ戦車になってしまった。当然、コストも膨れ上がり、に乏しいジオン軍は低コスト戦車マゼラアタックの存在もあってヒルドルブに不採用の烙印を押した。小説版では、当初のコンセプト通り開発が進んでいれば、また違うもあっただろうと表現されている。

ともあれ、評価試験が済んだヒルドルブはモスボール化され、いすごかの倉庫で眠る事になる。

作中では

時は流れ、一年戦争開戦初期の4月ジオン地球侵攻に伴い、ヒルドルブは再び評価対となり第603技術試験隊へと回される事になった。評価試験内容はジオン圏下の北アリゾナにコムサイで降下、走行・射撃を行うものであった。試験を行う地域の付近に存在する第128物資集積所が連邦軍の襲撃で壊滅していたが、所詮敵は61式戦車程度でヒルドルブの敵ではないだろうと思われた。なお、ヒルドルブは評価試験終了後そのまま現地配備とし、回収される予定はかった。いわゆる“使い捨て”であった。軍上層部は戦となりうる物は何でも使うつもりだった模様。

上からアリゾナへ向けて降下したコムサイ突然攻撃を受け、バックアップ担当の第67物資集積所との交信が途絶している事に気が付く。被弾したコムサイを軽くすべく、ソンネンの判断でヒルドルブを地上に投下。ほどなくして集積所を壊滅させた敵は鹵獲したザクⅡ6機を運用している事が判明。ソンネンはヒルドルブの不採用が間違いだという事を明すべく、単機で連邦軍のコマンド部隊に挑んだ。

戦闘はヒルドルブ対ザクⅡ6機と61式戦車2輌という数の上では圧倒的不利な状況で幕を開けた。しかしヒルドルブの高い性と、凄腕の戦車兵であるソンネンの腕が合わさり、互以上の戦闘を繰り広げる。10km以上の距離から狙撃し、初弾でザク1機を撃破。しかし敵コマンド部隊も優秀で、数の利を活かしてヒルドルブを包囲。無限軌道を破壊して足を止めようとする。そんな中、タンク形態のヒルドルブを見た連邦兵は「巨大な自走砲」と誤認している。ザクマシンガン程度の攻撃ではヒルドルブの装甲を貫通する事は出来ない、しかしヒルドルブの撃もまた軽快な敵を捉える事が出来ない。互いに決め手に欠く中、ついに無限軌道が被弾し、ヒルドルブが停止する。じりじりと包囲網が狭まる中、ソンネンはスモークを散布。一帯の視野を奪うと、モビル形態に変形。近接防御のマシンガンを手に、再び暴れまわる。そこから立て続けにザク2機を撃破。61式戦車2輌がヒルドルブを狙うも、相手にならず秒殺。倒したザクパーツを巻き込み、行動不能に陥るアクシデントに陥るも、高くなった高を逆手に利用して機体を傾かせ、片輪走行をする事で強引に移動。接近してきていたザク1機を返り討ちにして撃破した。敵機の姿は周辺から消え去り、ヒルドルブは勝利したかに見えたが……。

行動不能に陥らせたはずの敵隊長機がいつの間にか起き上がり、ヒルドルブに薄。機体に組み付いて行動を封じてきた。拘束されたヒルドルブはショベルアームを使って隊長葉機を打ち据えるが、ゼロ距離射撃を受ける。機体の中に飛び込んだ弾はヒルドルブの柔らかい内臓をかき乱し、ソンネンは瀕死の重傷を負ってしまう。が、最期のを振り絞り、撃破したと思って背を向けた敵隊長機を背後から撃ち敵コマンド部隊を全滅させる。その直後ソンネンも息絶え、ヒルドルブも死んだように重くこうべを垂れるのだった。 

開発に関して

U.C.0072 ヒルドルブは核融合炉を搭載した戦車として開発をスタート

30サンチメガ粒子砲の登場により一線を退いた宇宙戦艦用のを転用)を搭載しており最大射程32km(有視界、ミノフスキー下の有効射程は20km)の長射程を活かすため高可変システムを組み込む。

この高可変システムは同時期に開発されたモビルスーツの技術を転用した物であり、モビルスーツ同様の腕(上腕部は変形機構に合わせて、折りみ可な2本の可動式フレームになっている。)とモノアイ(長距離照準に合わせて良)を搭載している。

その他にも最高速110km/hの機動性、220tの自重に対応した片側ごとに3分割された履帯(一つが使用不能になっても移動可)、8種類の弾を任意に給弾できる自動給弾システム、有視界戦闘を意識したスモークディスチャージャー戦車壕設営用として2本のショベルアームと機体後部に格納したドーザーブレード、近距離戦闘用にザクⅠマシンガン短銃身に改造した物を体右後部に搭載(ドラムマガジンは腕部収納スペースに搭載)するなど多くの装備・機構を搭載することにより戦術・戦略的な運用を可としている。

また、これら多くの装備・機構を搭載しながらモビルスーツ技術の転用によりヒルドルブは一人の乗員により運用する事が可になっている。(コクピット構造もモビルスーツと似た構造になっている。)

多くの技術を取り入れて開発されたヒルドルブは試作1号機による評価試験を実施、開戦2年前のU.C.0077に全ての評価試験を終える。

結果は軍不採用。

MSAFV装甲戦闘車両)を併用した方が柔軟な運用が可になるとの判断を示した軍部に対して、あくまでも『戦車』としてカテゴライズされたヒルドルブはコストパフォーマンスの悪い戦車として結論付けられたのである。

※参考情報
ムサイMS2~3機を搭載可HLVは全高58m、直径48m、積載荷重は250tと言われています。
マゼラアタックの重量は62t、ジオンMSの重量は60t前後、ヒルドルブは220tです。

劇中ではコムサイからパラシュート降下を行っているが過積載により着陸が不可能だったのか、もしくは投下装置を利用した降下のテストを兼ねていたのかは不明。

ゲームでは

ギレンの野望シリーズには、アクシズの脅威から参戦。ソンネン少佐を犠牲にする事で、開発プランを入手する事が出来る。このため、たとえ量産してもソンネンを乗せる事が出来ない。
また開発時期の遅さと、ザメルの存在からソンネンを犠牲にしてまで生産する価値がいと言われてしまっている。皮にも不採用と言う原作再現をしてしまった。
量産機は、評価試験から得られたデータを基に修されている。ヒルドルブがマゼラアタックザクとともに戦う姿は新鮮。原作同様、モビル形態とタンク形態の二種類が存在する。

Gジェネシリーズでは、競合相手のマゼラアタックから進化。さらにライノサラスを経由して進化させる事でシャンブロやαアジールへと繋がる。しかし全に地上専用なので、宇宙ステージには出撃できない。

戦場の絆やエクバにも参戦しており、徐々にマイナー機の範疇から抜け出そうとしている。タンクだからかジャンプできないが、代わりにコムサイによって引き上げてもらうというシュールな動作をする。
複数の弾頭を扱うことができるため、作品によってはそれらを選択して出撃できる。VSシリーズではタンク形態時、格闘攻撃ができない代わりに、格闘ボタン現在使用している弾頭を切り替えることができる。

性能(ドイツのWWⅡ及び現用戦車との比較を含む)

ヒルドルブ パンターG レオパルド2
全長 35.3m 8.86m 10.93m
全幅 14.7m 3.43m 3.74m
全高

8.6m(標準)

13.3m(最大)

3.1m 3.03m
重量 220.0t 44.8t 59.7t
エンジン 核融合炉 ガソリン ディーゼル
速度 110km/h 55km/h 72km/h
武装

30サンチ

最大射程32km

有効射程20km以下(有視界、ミノフスキー環境下)

105mmカスタムマシンガン(ザクⅠ用の105mmを短銃身に改造)

75 mm Kw.K.42 L/70

7.92 mm MG34機関銃×2

55口径120mm滑腔

3A1 7.62mm機関銃×2

通常榴弾(HE)

対戦車榴弾(HEAT)

粘着榴弾(HESH)

用榴散弾(Type3)

焼夷榴弾(HEAT/I)

徹甲弾(AP)

装弾筒徹甲弾(APDS)

装弾筒安定徹甲弾(APFSDS)

   仮帽付被帽甲榴弾     (APCBC-HE)

通常榴弾(HE)

硬芯徹甲弾(APCR)

対戦車榴弾(HEAT)

 多対戦車榴弾  (HEAT-MP)

装弾筒安定徹甲弾(APFSDS)

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