ヒートショック 単語

12件

ヒートショック

1.0千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE
医学記事 ニコニコ大百科 : 医学記事
※ご自身の健康問題に関しては、専門の医療機関に相談してください。

ヒートショックとは、

  1. 気温差によって起こる血圧の乱高下によって起こる健康被害
  2. 衝撃、冷熱衝撃試験。
  3. 桂正和漫画ウイングマン』に登場するヒーローウイングマン」の一撃必殺技。

のことである。当記事では1と2を説明する。

概要1

基本的に人間は温かいところから寒いとこへ行くと、体がそれに対応しようと血圧が上昇する。反対に寒いところから温かいところへ行くと血圧が降下する。

場となると暖房を使う関係で場所によって室温の寒暖差が大きくなる。これによって血圧の高下が急になり、体に大きな負担がかかり、内出血や大動脈解離心筋梗塞脳梗塞眩暈や立ちみ、それによる転倒事故等を引き起こす。

特に場の入浴時やトイレで起こりやすいので注意が必要である。

入浴時のヒートショックを防ぐためには

和製英語

気温差で起きる健康被害」としての「ヒートショック」という言葉は、おそらく和製英語ではないかと思われる。

「"heat shock" "blood pressure"」(「"ヒートショック" "血圧"」に相当)とか「"heat shock" "sudden death"」(「"ヒートショック" "突然死"」に相当)でウェブ検索しても、日本語の文章を和訳したと思われる日本国内発の情報しかほとんどヒットしないためだ。

概要2

衝撃(thermal shock)とは、物質ごとに熱膨張率が異なったり空気や周囲の物質と反応や分解するなどしてして、劣化したり接合部に裂が入ったりする現である。

衝撃試験とは、作成した製品の熱に対する安定性や安全性を調べるため、何度も高温と低温の環境に繰り返し曝すことで熱衝撃を与え、自然に起きる劣化の数倍から数倍の速さ劣化させる試験である。

ゴム系や脂系の製品、精密機器でよく用いられる。試験の内容は100℃を30分、-20℃を30分のサイクル1000回繰り返す、など。使用する温度帯やどれだけの耐久性めるかで温度サイクル数を決める。ボロボロやネバネバになってたらNG、変化がければセーフ、見たセーフでも色や気密性に問題があればNG、などとする。

日本ではこれを慣例的にヒートショック試験と呼ぶ。

関連動画

関連商品

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
踊ってみた[単語]

提供: 皇帝ペンギン

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/24(水) 19:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/24(水) 19:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP