ヒーローヴァーサスレイナンジョーとは (ヒーローヴァーサスレイナンジョーとは) [単語記事]

ヒーローヴァーサスレイナンジョーとは、アプリゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ」（デレステ）の登場楽曲である。

概要

楽曲情報
曲名	ヒーローヴァーサスレイナンジョー
作詞	藤林聖子
作曲	渡辺宙明
編曲	大石憲一郎
ギター	後藤貴徳
ドラム	山本真央樹
試聴	2人ver(YouTube)
試聴	光ソロver(YouTube)

歌唱ユニットは「ヒーローヴァーサス」、メンバーは南条光（CV：神谷早矢佳）、小関麗奈（CV：長野佑紀）の2名。麗奈は本曲が最初の楽曲歌唱となった。

2020年 8月11日に配信された「もっと！デレステ☆NIGHT」の中で、イベント開催と楽曲名が発表された。

2020年 11月11日発売のCD「STARLIGHT MASTER GOLD RUSH! 04 ヒーローヴァーサスレイナンジョー」に収録されている。CDは「LITTLE STARS EXTRA! ダイアモンド・アテンション」と同日発売である。

CD収録のソロバージョンでは「輝け！ビートシューター」同様、キャラクターに合わせてそれぞれ歌詞が変更されている。
「正義と悪」という対立するモチーフで歌詞が構成されており、どちらかを想起させるフレーズが相手側のバージョンで軒並み差し替わっているため、変更点は前例と比べても格段に多い。

配信販売はCD発売と同日に開始した。

制作陣について

作詞は平成仮面ライダーシリーズの音楽や『ONE PIECE』OPテーマ「ウィーアー！」の作詞など多くの曲に携わる藤林聖子。
アイマスシリーズには御手洗翔太のソロ曲「On Sunday」（2011年発売のCD「THE IDOLM@STER Jupiter」に収録）以来2曲目の提供となる。
作曲は秘密戦隊ゴレンジャー、電子戦隊デンジマン、マジンガーZなど多くのアニメ・特撮作品の音楽に携わる渡辺宙明。
編曲は特撮音楽を手がけるユニット「Project.R」のリーダーとして炎神戦隊ゴーオンジャー、侍戦隊シンケンジャーなど多くの楽曲に携わる大石憲一郎。
ユニットのモチーフが所謂特撮ヒーローものであるが、ガチな特撮ソングを制作した上に、特撮ソング界隈ではレジェンドと呼ぶにふさわしい面々を集められたのは、長年スーパー戦隊シリーズに携わっている日本コロムビアの力が大きいと言えるだろう。
なお、本楽曲がデレステに実装された2020年8月19日は、作曲を担当した渡辺宙明の95歳の誕生日にあたる。
- 渡辺が同月22日に放送されたNHK-FMの番組「アニソン・アカデミー」に電話出演した際に、本楽曲が「私の誕生日を狙って配信されたようですね」とコメントした。この時に本楽曲がBGMとしてオンエアされた。

ライブ歌唱とそれに関連するエピソード

本楽曲が発表された2020年は、新型コロナウイルスの流行に伴い、予定されていた有観客ライブが中止となっていたが、これに代わる企画として同年の9月5日～6日にYouTubeおよびニコニコで生放送された24時間番組『Live Broadcast 24magic ～シンデレラたちの24時間生放送！～』内のライブコーナー「僕らのIDOL FAIR」にて、本楽曲が歌唱された。
- AR技術を駆使したダイナミックな映像演出がされるスタジオ内で歌唱された。
- 無観客での開催であったが、小関麗奈役の長野佑紀にとって同ライブがデレマスのライブイベントでの事実上の初ステージとなった。長野にとって同ライブでの本楽曲のパフォーマンスはとても思い入れ深いらしく、本ライブの終了後のデレラジやデレパなどでは度々話題に出されることがあった。
2022年6月23日に、作曲を担当した渡辺宙明が死去（享年96）。この訃報に接し、長野と南条光役の神谷早矢佳は、それぞれのTwitterで楽曲について言及したうえで、追悼のメッセージを投稿している。
- 長野佑紀による追悼コメント
- 神谷早矢佳による追悼コメント
2022年11月27日に開催された『Constellation Gradation』DAY2（於・ベルーナドーム）にて、2度目のライブ歌唱。発表から約2年の時を経て、初めて有観客ライブでの披露が実現した。また、前述の通り同年6月に死去した渡辺に捧げる追悼パフォーマンスともなった。
- バックダンサーが存在した。それぞれの援軍か手下であろうか。
- 2番サビ終了後のセリフパートでは、それぞれが必殺ワザとされるフレーズを叫びポーズを決めるたびに火柱が上げられる演出が施された。通常尺でのセリフパート終了からラストサビに入るまでの間には、メインステージからサブステージに向かって逃げていく長野を神谷が追いかける小芝居も挟まれた。
2023年 6月10日に開催された『燿城夜祭 -かがやきよまつり-』DAY1（於・大阪城ホール）にて、3度目のライブ歌唱。本パフォーマンスでは、神谷と長野のほか、村中知（大和亜季役）と松田颯水（星輝子役）も加えた計4名で歌唱された。
- 村中と松田は、1番サビ終了後のセリフパートから、神谷と長野のそれぞれの助っ人という設定で登場。これに伴い、一部歌詞やセリフもキャラクターに合わせて変更されている。なお、村中は『キラキラ☆プリキュアアラモード』でキュアジェラート役、松田は『機界戦隊ゼンカイジャー』でリッキー・ゴールドツイカー役を担当しており、いずれもニチアサ出演経験者である。
- ライブ終了後、松田はこのパフォーマンスに対するファンからの反応を受けてか、自身のTwitterで「誰がキノコ怪人やねん」と発言。このツイートに対し、村中・長野・神谷の3人はそれぞれの演じるキャラクターになりきる形でリプライ（村中知のリプライ/長野佑紀のリプライ/神谷早矢佳のリプライ）を送り、場外乱闘アフターストーリーが繰り広げられた。まさに、「戦いは続く」のであった…。

スターライトステージ

難易度	DEB	REG	PRO	MAS	MAS+
曲タイプ	パッション
難易度	7	13	18	26	28

2020年 8月19日（水）15:00 ～ 27日（木）20:59開催の曲名イベント「ヒーローヴァーサスレイナンジョー」のイベント楽曲として実装された。楽曲のプレイに必要なアイテムは「ヒーローヴァーサスエンブレム」。

その輝きは譲れない想いの結晶。
胸に情熱の火をともしあらゆる困難を戦い抜こう！

「ヒーローヴァーサスエンブレム」アイテム説明文より

イベント報酬アイドルは小関麗奈（予告1）と南条光（予告2）。（予告ツイート）
SRのエピソード名が[ヒーローヴァーサスRN]と短縮形になっている。
イベントコミュにはヒーローヴァーサスの他に難波笑美・龍崎薫・片桐早苗が登場する。

イベント期間のうち22日（土）以降の6日間は「祝5周年！プラチナチャンスキャンペーン」と連動し、限定ミッションをクリアすることでチャンスチケットを1日1枚獲得できた。

なお、デレステでのイベントとしてのパッションタイプ楽曲の実装は「輝け！ビートシューター」以来おおよそ5ヶ月ぶりとなる^[1]。楽曲全体を見ても実装されたパッション楽曲はそのどれもがソロ楽曲(コラボ含む)だった^[2]。

MVについて

本楽曲の3D MVでは、各種効果音の入った「SEver」を選択できる。

イントロでは2人の衣装がアップするシーンがあるが、それぞれ恒常SSR（1周目）である[夢うたうチカラ]と[バーン・アンド・ドーン！！]の衣装のポイントを抑えたカメラワークとなっている。

全体のシーンとしては親の顔より見た採石場からタイトルアップ、工場跡地っぽいエリアでのダンス、それぞれのカットインシーンと「ヒーローヴァーサス」を強調するポイントがしっかり押さえられている。でも衣装チェンジなどはない。最後には決めポーズからの背後の爆発もあるよ！

脚注

*その間に収録されたイベント楽曲はGreat Journey、Athanasia、オタク is LOVE!、不埒なCANVAS、ほほえみDiary、Sing the Prologue♪、オウムアムアに幸運を、太陽の絵の具箱、Jokerとパッション楽曲は一切なかった。
*OTAHEN アンセム、世界滅亡 or KISS、Lost Princessの3曲

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