ビックカメラ (BIC CAMERA)とは、日本の家電小売店である。
東京都豊島区の池袋駅東口に本店を構える。ヨドバシカメラと同様に、全国各地の大都市のターミナル駅のそばに大型店舗を数多く展開しているが、ヨドバシカメラが自社物件(他社からの買収もしくは新築)に出店することが多いのに対し、ビックカメラは他社物件の核テナントとして出店する場合が多い。
近年では、家電や日用品以外にも医療品(ビックドラッグ)・布団(生毛工房)・酒類(ビック酒販)・コンタクト(ビックコンタクト)なども手がけ、家電以外がメインのセレクトショップを出店するなど、家電量販店の常識にとらわれない業態を展開している。
CMソングは昭和12年に作られた歌謡曲「煙草屋の娘」の替え歌。更に遡ると、アメリカで作られた賛美歌の「まもなくかなたの」に行き着く。
特に池袋バージョンの「ふしぎなふしぎな池袋 東が西武で 西 東武」は、池袋駅周辺の地理を覚える上で非常にわかりやすい替え歌として有名。その他、秋葉原や名古屋などには別バージョンの歌詞が存在する。
なおニコニコ市場のCMは、ビックカメラのCMが元になっている。
ちなみにビック(BIC)カメラであり、ビッグ(BIG)カメラではない。「ビック(BIC)」とはインドネシア・バリ島のスラングで「(外見だけでなく中身も)大きい」の意であるとされている。この社名を逆手にとって、巨大な亀(ビッグカメ)が登場するCMも一時期放映された。ただし「ビック」をインドネシアのバリ島のスラングとする話には異論もある。詳しくは「ビッグカメラ」の記事へ。
黒地にたくさんの企業ロゴを印刷した独特の袋でも有名。→ビックカメラの袋
オリジナルの家電ブランドとしてアマダナ (amadana) [1] を展開しており、名前をあえて製品の表面に入れず「Amadana」のロゴが入ったタグを製品に取り付けている。2014年からハイアールと提携しており、ブランド管理と設計デザインをアマダナが、製品の開発・製造・販売をハイアールが手掛けている。[2]
2015年からはナイセンとのコラボ企画として、ビックカメラの各店舗を擬人化するプロジェクトが行われている。→ビッカメ娘
近年は競合他社の買収も行うようになり、更なる勢力拡大を図っている。
また、2007年から2013年まではベスト電器と業務提携し、共同出店の店舗などを展開した。
ビックカメラのポイントカードは「ビックポイントカード」という名称であり、基本的には現金払い、J-Debit払い、プリペイド型電子マネー払いの場合、商品価格の10%相応のポイントがつけられる。クレジットカードやポストペイ型電子マネー利用の場合は、2%分差し引かれた8%のポイント付与がなされる。
但し、最近はポイント付与率が多いものでは15%、逆に少ないものでは0%[3]という商品も存在する。が、クレジットカード払いの場合はその「提示% - 2%」分(但し元が0ポイントの場合を除き1%を下限とする)のポイントがつくという点では共通している。
ビックカメラはネットショップも運営しており、「共通化手続き」を行うことで、店舗でポイントカードに貯めたポイントとネットショップでのポイントをまとめて共通のポイントとして使うことができる。以前は共通化手続きのためにはビックカメラの店頭に赴く必要があったが、現在ではネット上で手続きが完結できるようになった。
またソフマップを子会社とした関係で、ソフマップのポイントと相互交換をすることも2009年より全面的に可能になった(2007年から部分的に実施)。
2012年にはWAONおよびJALマイレージクラブカードの機能を備え、ビックのポイントをJALマイルとして貯めることも可能にした「BIC CAMERA JMB WAONカード」の発行も開始している。
2018年から、楽天と共同でネット事業を開始し、同時に実店舗でも楽天ポイント(基本5%、ビックポイントとは同時に貯められない)がつけられるようになった。
なお、ビックポイント0%商品はシステム上楽天ポイント(他提携先ポイント含む)を使用できないよう制限されているので注意。
ヨドバシカメラやヤマダ電機のような競合店舗同様、ビックカメラもポイントカードを兼ねた提携クレジットカードの発行を行なっている。
ビックカメラのクレジットカードは現行発行されているものだけで大きく分けて3分類、合計5種類も存在し、JR東日本系のViewカード、JR西日本系のJ-WESTカードと、JR系のクレジットカード会社と提携を組んでいるのが特色である。
UCカードとの提携カード。ビックカメラでこのカードを利用する場合、現金払いで10%、その他カードで8%相応のポイントが付くところ、9%分のポイントが付与される。その他の店舗で利用した場合、1%分のビックポイントが貯まる。「FreeBO!」はリボルビング払い専用カードで、先述したビックカメラでの利用においては、現金払いと同じ10%分のポイントが付与される。
JR東日本系のビューカードとの提携カード。関東全般、および名古屋のビックカメラではこのカードをメインに募集している。
ビックカメラで利用した場合、現金払いと同じ10%分のポイントが付与される。その他の利用では、ViewカードのポイントであるJREポイントが0.5%相応つき、そして別個に0.5%分のビックポイントが貯まる。
なおViewカードはプリペイド型電子マネーであるSuicaへのチャージに利用でき、その際には最大1.5%分のJREポイントが貯まるため、あらかじめViewカードでチャージしたSuicaをビックカメラで利用すると、合わせて11.5%分のポイントを貯めることが可能である。
JR西日本系のJ-WESTカードとの提携カード。関西・中国地方のビックカメラでは、このカードの募集がメインである。
ビックカメラで利用した場合、現金払いと同率である10%のビックポイントと、J-WESTカードのポイントであるJ-WESTポイントが0.5%分つく。その他での利用の場合は、0.5%分のJ-WESTポイントが貯まる。
「ベーシック」と「エクスプレス」の違いは、JR西日本がJR東海と共同で提供している東海道・山陽新幹線の予約サービス、「EX予約」が使えるか否かである。後者はEX予約に関する年会費1,050円が必ず徴収される。
JR九州系のJQカードとの提携カード。九州の店舗で主に募集されている。J-WESTカード同様にビックカメラでの購入時は現金払いと同率の10%ビックポイントと、0.5%のJQポイントが付与される。
また交通系電子マネーのSUGOCAを搭載している。
掲示板
57 な名無し
2024/04/06(土) 08:40:53 ID: sdc6ocL3OF
早口部分がキショすぎてマジで無理、CM聞くたびに悪寒が走る
何も考えず駅名だけ詰め込んだらそうなるわ
取ってつけたような最後の「さぁ行こう」も最高にキモい
58 ななしのよっしん
2024/09/07(土) 01:27:00 ID: 1d9eEjyl6f
.comの方は原則送料無料化に転換したな
お酒は従来通り8000円以上で無料だけど
利便性向上のためだと思うけど今の物流事情上、適切とは思えないな
2000円以上で無料のままで構わないのに
配送業者は表向きはヤマト運輸や佐川急便だけど、都市間の長距離輸送はBtoBの運送業者に委託してるから、これ以上負担をかけさせたくないなあ…
59 ななしのよっしん
2024/09/08(日) 11:57:25 ID: yKGRLDAnvD
『ラストマイル』観たからわかるわ……>これ以上負担をかけさせたくないなあ…
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最終更新:2024/12/06(金) 05:00
最終更新:2024/12/06(金) 05:00
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