あわれなムシけらども
ビューネイとは、ゲーム「ロマンシング サ・ガ3」の登場人物である。
ロアーヌ南東にあるタフターン山のアビスゲートを守護する四魔貴族の1人。
「実体」はアビス側にあるので実際にアビスゲートを守護しているのは「幻影」である。天空を我が物顔で暴れていたが、巨竜ドーラと協力した聖王に敗北し実体はアビスに追い返され、幻影のみを不完全なアビスゲートから投影している。
実体は和装の女性、幻影は半裸の女性にモンスターがまとわりついたような姿をしている。
貴族らしく爵位があり「魔龍公」とも呼ばれるが、これは自称しているのか人類側の呼称なのかは不明。
ビューネイとの戦いのみ2パターンあり、地上からタフターン山を通り戦いを挑むパターンと、ドーラの子グゥエインと協力して挑むパターンがある。
グゥエインとの共闘ルートは聖王伝説の再現であり、作中屈指の見せ場と言える。
作中で「ロアーヌ侵攻」という明確に人類と敵対する行動を取っている人物でもある。
「海賊ブラックの生気を奪った」、部下が「バンガード殺人事件」を起こしたくらいしか描写のない他の四魔貴族と比べると一線を画す血の気の多さである。
ボスクラスの敵が動くようになったため、ビューネイにも動きが追加された。
チュートリアル時のボスとしてのみ登場し続けていたが、2020年2月末開催2000万ダウンロード記念フェス第1弾ガチャにてなんとプレイアブル参戦。
ドット制作の観点などから実装されるなら実体の方と思われていたが、やってきたのは半裸の熟女お姉さんに赤子とモンスターがまとわりついた「幻影バージョン」の方だったためユーザーの度肝を抜いた。四魔貴族では一番手である。
四魔貴族最古かつ紅一点ということもあってか、SSスタイルは多く水着まで出ている。性能面では原作の蒼龍術にあたる風術を使う術師として実装されており、斬属性を中心とした攻撃と、攻撃の命中率に関わる素早さ・器用さのデバフを得意とする。
特にBP切れを起こさない全体攻撃かつ全体素早さデバフのついた「風切り」は革命的だった。実装少し経ってから「味方には素早さバフを、敵には素早さ・器用さのデバフを浴びせ続けることによってあらゆる攻撃を回避して勝利する」という回避PT(通称:聖歌隊)がロマサガRSの高難度環境を制圧し、ビューネイはそのデバフ役として引っ張りだこの存在になったのである。
その後も回避PTのメンバーとして長らく君臨し続けていたが、弱体・強化解除や高倍率の毎ターン命中バフといった露骨な対策が取られ、環境が回避から被弾軽減と立て直しになってからは命中のデバフに特化していたビューネイは前ほどの存在感ではなくなった。しかし通用するところでは変わらず有用であり、2022年に実装された水着ビューネイは被弾の軽減と回復を備えた新たなデバフ要員として注目されているため有力なキャラであることは間違いないだろう。
余談だが上記の回避PTが聖歌隊と呼ばれているのは味方へのバフを担当するPTの中核が「勝利の詩」を使う聖王であるため。何の因果かかつての宿敵と組んで戦うのが最適というのは何ともソシャゲらしい出来事だろう。
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最終更新:2024/04/24(水) 11:00
最終更新:2024/04/24(水) 11:00
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