ビーストバインド 単語

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ビーストバインド

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エゴなくしてはにあらず
なくしてはにあらず

―「ビーストバインド 魔獣R.P.G.」(1)

 

ビーストバインドとは・・・

概要

現代社会舞台としたTRPGである。ただし、『人間』の社会吸血鬼魔剣自動人形天使・・・などといった多種多様な『魔物』と呼ばれる存在が潜んでいる所が現実社会と異なる。
魔物は「人を操る、扇動する」「圧倒的なで破壊する」「鋼の体で衝撃を吸収する」「生き血を啜って族にする」「族を召喚する」「赤ん坊を取り替える」・・・などといった人を越したや業(ワザ)を持っている。

プレイヤーが扱うキャラクターPC)はこの魔物の中でも、普段は人間に姿を変え、人間社会で人と関わりながら人間には魔物としての自分の正体を隠して生きている『半魔』と呼ばれる存在である。
PC作成時は、人の姿と魔物の姿をそれぞれ作成する。

ゲームでは魔物魔物社会、もしくは魔物に関与する人間の組織(魔物実験体として利用する組織や退魔組織など様々)が関わっている事件に対し、PC依頼を請けたり巻き込まれたりする。
単純な依頼だけにとどまらず、これらをうまく解決に導かなければ、PCにとって人間社会を繋ぎとめる人や理由を奪われてしまう事となる。

人間と魔物

PC人間としてのコネや・技だけでなく、魔物としてのや業を使用する事で事態の解決にあたることになる。

だが、ひとたび人間社会魔物である事がバレてしまうと、人間社会を追われる事となる。社会全体でないにしろ、縁はあるが自分の正体を知られてない人(ヒロインなど)にバレてしまえば、PCとその人との関係が崩壊しうる(PCの姿を撃したら、ヒロインD100でSANチェックしなければならないと思えば大体あってる)。

特に第一版である『旧約』では魔物の存在が人間社会で全く認知されていなかったため、正体がばれたり騒ぎを起こした場合は前述のようなNPCSANチェックのみならずPC側が圧倒的に不利になる判定が非常に多い。これらは販売がFEAR社に移った『新約』以降では作中時間が設定上で進んだこともあるが、前述のリスクが大きく緩和されている。

また、魔物としてのを使い続けると、次第に魔物としての本性に覚め、見たにも少しずつ魔物としての特徴が隠れなくなるようになり、人間としての自分を見失う事となる。

エゴと絆、罪と愛

PCに限らず、データを持つあらゆるキャラクターは、「エゴと「」を持っている。

エゴ」は己の欲望や願望・禁忌といったものであり、エゴが強い(多い)ほど己のエゴに抗いにくくなり、特に半魔や魔物の場合は魔物としての本性を顕わにしてしまう。PCエゴに流される事で「」を獲得できる。
エゴの内容は吸血鬼の「血を吸いたい」という欲求から、「世界を護る」という使命感まで様々。ビーストバインドにおける魔物は、こういったエゴが具現化した存在なのだ。

一方、「」は他者との関係を表わし、が強い(多い)ほど相手に流されやすくなるが、半魔が人間としての自分を繋ぎとめる役割も担っている。PC に流されることで「」を獲得できる。

なお、『旧約』と『新約』での使いどころは違えど、自分のやワザを強化する事ができ、他人のやワザを強化する事ができるという点で共通している。

エゴに流され続けると人としての存在意義を失い、一方でに流され続けると自分の存在意義を失ってしまう。

エゴなくしてはにあらず
なくしてはにあらず

この相反するとエゴのこそ、このゲーム本質である。

関連動画

先駆者、早坂Pのシリーズ、「美女と魔獣」

旧約への挑戦者、戯言Pのシリーズ「BE@ST iDOL ~ 魔獣の偶像」

出たばかりのトリニティを神隠しされたゆう氏が送るシリーズ「東方BeastBindTrinity」

初、二、三版すべてにおいて動画製作されている。
失礼ながらあまりメジャーとは言えないタイトルにおいて、これは稀なことであり、熱心なプレイヤーがいることのでもある。

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最終更新:2024/04/24(水) 10:00

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