ビーダマンとは、旧タカラ(現タカラトミー)が1993年に発売したビー玉を発射する兵器玩具である。
タカラトミーのロングセラー商品であり、幾度となく商品展開をしている。コロコロコミック連載でアニメ化した作品もある。
原理としては指でビー玉をつまんで飛ばすものをホールドパーツと呼ばれる軟質樹脂の反発力で飛ばすようにしたもの。ただし物によっては手で回したり、電動モーターの力で飛ばしたり、フライホイールが入ってるものもある。対象年齢は一貫して6歳以上となっているが、明らかに対象年齢がおかしい威力が高い商品も存在する。
最初はボンバーマン型から始まり、腹部にビー玉(商品展開によりメダル・プラスチック・ゴムなどもあった)を詰める発射機構が入っていた。
後発の商品とは異なり、ボンバーマン型の完成品から商品展開が始まった。途中から鎧や盾を装備したり、戦闘機やロボットに乗り込むといった独自の装備が追加された商品となっていく。バンダイから発売したBB戦士的な側面が強い。初期型はお世辞にも威力は高くなく、数センチ程しか飛ばない物だった。マガジンの付いた連射機能の物が現れ、後発のスーパービーダマンの元となる。組み立て式の商品も現れた。
ちなみに登場当初はボンバーマンだけではなく「ゴジラ」や「スーパードンキーコング」、果ては「魔法陣グルグル」のビーダマンも存在した。
前作のスーパーボンバーマンからロボットにボンバーマンが乗り込んだ商品展開の引き継ぎとなる。「競技玩具」というより「ロボット玩具(初代のみクロス玩具)」のほうがしっくりくる。白ボン(白いボンバーマン)を主人公に悪を退治して世界を救うといった所はゲームのボンバーマンと共通しているが、ゲームのボンバーマンとは異なる世界観になっていく。下記のスーパービーダマンと並行して漫画が連載されたりもしたが、世界観はまったく別なので注意。
ビーダマンで初めてのアニメ作品でもある。→爆外伝
爆外伝と同時期に展開したシリーズで組み立て式が主になり、連射できるように後頭部に蓋が付いてる型になり、トリガー(引き金)パーツを交換、マガジンやバレルを追加することにより機能強化できるようになっている。
最初はボンバーマン型だったが、「爆球連発!!スーパービーダマン」でタカラのオリジナルデザインとなった。有名なフェニックスシリーズはここから始まる。今賀俊先生デザインのビーダマンはワイバーンとケルベロスの2個だけとの事。漫画原作でテレビ東京系のおはスタ内でアニメ化した。
当時競技玩具ブーム(ミニ四駆やハイパーヨーヨー)が起きており、競技玩具としての展開が主となり、一時ブームとなる。規制がゆるかったので威力がおかしい強力、片手撃ち式や垂直式トリガーなど斬新な物も生まれた。雑誌でもペットボトルで連射機能にしたり、大径のビー玉を撃てるように改造する記事など割と自由な改造が出来た。
追加パーツを取り付けた物によっては時速30~40キロオーバーも可能であるが人に向けて撃たないように。(漫画でも人に向けて撃つ=悪と啓蒙してる。)
スーパービーダマンシリーズでのパワーインフレをリセット、DHB(ディレクトヒットバトル)を主眼に置いたシリーズ
DHBとは向かい合って相手ビーダマンにあるヒットポイントを狙って打ち合うものである。(リミテッドモデルとして一部スーパービーダマンの機体が別競技用として復活したりした。タカラトミーにしては珍しいことである。)
このためか発射スピードはかなり遅い、が必殺球とよばれるガラス以外でできた球が登場した。
(ゴムの帯がついているドライブ弾、金属でできているメタル弾等)
それを生かすために、任意のタイミングでダブルバーストできるカートリッジシステムまで登場したがそこで中途半端に展開が終了した。
最後にラジコン操作な機体が出たがどう見ても売れてないような
このシリーズでは拳銃をモチーフにしたトリガーを引くことにより発射する。
バレルが標準装備(なしでも打てるが威力大幅ダウン、バレルがホールドパーツを締めている)
さらにクラッシュウエポンと呼ばれるパーツを機体に接続することにより左右に発射機構を追加できること、そして基本片手打ちである。だが締め打ちは改造しないと構造上不可能。
パーツの組み合わせによりスーパービーダマン並みの発射速度を出すことが可能である。
サイトが存在せずタカラトミーの黒歴史?と思われる(というか書いている人はメタルは詳しくないので誰か書いてください)。
現在一番新しいのはこのシリーズである。
最初はペンギンの問題の漫画から主人公である木下ベッカムがデザインに採用されていたが、売れなかったのか一時休止した後コアチェンジシステムというものを投入した完全オリジナルで発売された。
特徴としては、コアによりタイプ(連射、コントロール、パワー、特殊)が決められていることである。
さらに、カラービットコードというものが機体とパーツに貼られており、それを専用筐体に読み込ませるとその筐体の画面に登場させることができる(つまりは自分の機体でゲームができる)
一通りのタイプが現在発売されているが締め打ちは禁止されてしまった(安全のための規制であるため仕方がない)。
が、エンブレムチャージというものが登場し、対応したコアと腕を組み合わせることにより締め打ちできるようになった。
そのぶん通常ショットがヘロヘロになった。
後期には「スパイク=フェニックス」なるフェニックスシリーズの流れを汲む物が現れた(抽選であるため商品化はされていない)。
全体の特徴として、チューンアップパーツはほぼ互換性がありつけることができる。
現在入手しやすいのはクロスファイトビーダマンである。
クラッシュビーダマンはおもちゃ屋さんに行けば売れ残っている可能性があるが(最近は見なくなってきた)バトルビーダマン、スーパービーダマンともなると絶版であり、ネットオークション、ネットショップ等に頼ることになる。人気機種(フェニックスシリーズの追加パーツ付きセット)ともなると高額(それもそのはず絶版品だからである)となり、価値のあるものかどうかはお財布と相談である。
威力をおかしくしたい? ストライカージェニミに輪ゴムとかイーブルリヴァイオス+アダプターバレル+スピードトリガーとか結構ヤバイ組み合わせがあるようですよ……
掲示板
191 ななしのよっしん
2024/02/04(日) 15:41:02 ID: jeAvpDxleV
>>187
マガジンバレルとか基本的なもの中心でトリガーもレバーのが比較的ギミックぽいくらいか
レーザーサイトとかはまあ仕方ないにしてもギガバーストとかロータリードライブみたいなトンデモ機構がもっと見てみたかった感はある
192 ななしのよっしん
2024/04/10(水) 18:54:12 ID: OHcEcteFBE
復刻しないかと思ったりするけど、ビーダマンシリーズそのものが生産終了してるし、ボトルマンでリメイクされてるから難しそうなのが
193 ななしのよっしん
2024/04/10(水) 20:46:24 ID: 17fcNMp5qa
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最終更新:2024/04/25(木) 19:00
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