ピアニート公爵とは、2007年12月よりニコニコ動画の演奏してみたカテゴリに投稿を行っているピアノ演奏者である。
ピアノ演奏者。高速のアルペジオや複雑な跳躍音・装飾音を含む極めて高い演奏技術と高度な編曲技術、それでいて自然にメロディーラインが耳に入ってくるという曲への深い愛情が伝わる感性豊かな演奏により、多くの視聴者の心をわしづかみにしている。演奏に魅了されて、自分の歌や演奏とのコラボレーション作品をニコニコ動画で公開した演奏者も多く存在する。日本国においての来歴は、
「筑波大学附属駒場中・高等学校を経て東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。在学時代より、フランス・ロマン派の作曲家、シャルル=ヴァランタン・アルカンの作品の紹介に努めている。」
と言われる。
初作品がアイドルマスター曲のアレンジであるため同作品のファンであることがうかがえる一方、次の作品ではショパンの曲(ピアノソナタ第3番フィナーレ) のパロディ曲を演奏するなど本格的クラシック曲への造詣も深い。「ショパン×巨人の星」作曲者(元東大医学部生)と連絡を取ったり、東大出身者による劇団「イケメニアン」とコラボレーションするなど、一流の人脈も垣間見せる。
2008年9月には劇団公演に自作の曲を提供し、公演終了後に楽譜付き演奏をニコニコに公開。演奏・編曲のみならず作曲の才能をも併せ持つことを示した。
2008年12月、初投稿から1周年を記念する形で、自ら採譜した「蒼い鳥」ピアノソロ楽譜を公開した。
2009年3月22日に「ニコニコミュージシャンライブin東京02」に出演し、演奏を行った。ピアニート公爵は心中を、「蒼い鳥は大まじめに全力で馬鹿をやって、『ワロス』などの反応を予期していたらみんな真剣に聴いてくれて、ランキングに載ったときの衝撃といったらなかった」などと語ったという。
重厚で格式高いがために敬遠されがちだったクラシックピアノ演奏の世界を、アイドルマスターや巨人の星、ニコニコ動画時報といった身近な題材を扱うことで一般のニコニコ住民に入り込みやすいように紹介し、なおかつ高度な演奏によって感動をも与えた、その功績は大きい。
08年9月以降はしばらくニコニコへの投稿が途絶えていたが、09年のクリスマスに『【ピアノアレンジ】序奏とやや華麗なる小円舞曲(笑)【Here we go!!】』にて"華麗なる"復活を遂げる。「自宅で撮れる環境が整い」とあることから、今後の更なる活躍が期待できるかもしれない。
2011年4月6日にdmARTS(ドワンゴ・ミュージックエンタテインメント)よりアルバム『Singularity-シンギュラリティ(特異点)-』でメジャーデビュー。
その後、ニコニコ動画での活動は少なくなったが、コンサートへのピアニート公爵名義での出演などで活動を続けている。
アイマス関連では2017年頃から関係者との接触を匂わせる情報が出てきていたが(当掲示板参照)、2019年8月30日、アニメロサマーライブ(アニサマ)のシークレットゲストとして出演し、「蒼い鳥」の伴奏を演奏、歌唱する如月千早(今井麻美)本人との共演を果たした。アニサマでは珍しいピアノソロによる伴奏に、現地は暖かい拍手に包まれたという。
更には、2022年に行われたアイマス初のオーケストラコンサート1日目に(実質シークレットで)ピアノ演奏として参加。アイマス公式の場にとうとう出演し、フルオーケストラ+ピアニート公爵のピアノ+如月千早(今井麻美)の歌唱という、古参Pであるほど驚く形で「蒼い鳥」を披露した。
しかし、作者コメント欄で「俺(ニート)」と告白したことから、その素晴らしい演奏ぶりと「ニート」という肩書きのミスマッチがさまざまな憶測を呼び、「これほどの腕前でなぜニートなのか」「ニートって凄いんだな」「俺、ニートになるの諦めるわ・・・」などの声が集まった。その中から「彼は働く必要のない高等遊民、貴族なのだ」という説が現れ、そこから「ピアノ」と「ニート」と爵位を合体させた名前・「ピアニート伯爵」と呼ばれるようになった。
さらに、「動画再生が一定数に達したら爵位を上げよう」という動きが発生し、再生数が伸びるに従って「侯爵(10万再生)」「公爵(18万再生、マイリスト1万)」「大公(20万再生)」など様々な貴族階級をつけて呼ばれるようになった。その過程で多少の議論と混乱が発生したが、現在では「ピアニート公爵」と呼ばれることが最も多いようである。
2011.8.10 ピアニート公国大使館のサイトが設立された
注:ピアニート公国は架空の国です
ピアニート公爵が音楽担当
掲示板
244 ななしのよっしん
2024/04/23(火) 03:33:52 ID: DfzIR4cKwK
https://
演奏会「IMAGINARC 想像力の音楽」、2024/6/11-15 東京(他地方は6/4の週)開催。ゲーム音楽等を主に2台ピアノのために編曲し、5つのテーマのもとに集めた演奏会とのこと。
ピアニート公爵の中の人である森下唯さんが、企画者(プロデューサー)、ピアニストとして参加。主要な仕事をしてるっぽい。
245 ななしのよっしん
2024/04/23(火) 03:49:53 ID: DfzIR4cKwK
https://
「芸術のふち」、ようつべチャンネル。同じく森下唯さんがパーソナリティとなり、業界で有名な方を招いてトークしてもらう。
オーケストレーター(オーケストラ演奏のために編曲する仕事)の草分けだという宮野幸子さん、佐村河内守さんのゴーストライターだった新垣隆さん。
246 ななしのよっしん
2024/04/23(火) 04:13:11 ID: DfzIR4cKwK
https://
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「芸術のふち #02 新垣隆(作曲家・ピアニスト)」
騒動当時(2014/10/17)に書かれた森下唯さんブログ記事は、新垣さんにとっても大きなものだったとのこと。そう言われることが凄いと思う。
佐村河内さんには情熱はあったし、新垣さんも発注を受け仕事をしただけでなく「共感しあえた」ことには、真実に近いものがある…というのは、ピアニート公爵でもある森下さんが書くことで意味が増したように感じる。
ピアニート公爵を直接知る人が減っても、そこから続いたものが森下唯さんの仕事として実を結ぶのは、今や、これからかもしれない。
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最終更新:2024/04/24(水) 13:00
最終更新:2024/04/24(水) 13:00
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