ピヨる

もしかして：小鳥る

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ピヨるとは、意識が朦朧とし、ふらついている活動不能状態を指し示す俗語のラ行五段活用動詞である。

概要

CAPCOMの対戦格闘ゲーム『Street Fighter II（ストリートファイターII）』でキャラクターが攻撃され、意識を失う・朦朧とした状態でふらつき、活動不能状態を指し示す言葉から由来する。

キャラクターの頭を小鳥が輪を描いて飛び回るアニメーション表現から。小鳥はピヨピヨ鳴く動物であり、小鳥が鳴く様な「ピヨピヨ」と言うSE / 効果音があった事もあり『ピヨる』と俗称される様になった。
加えて、当時リリースされていた龍虎の拳やサムライスピリッツといった対戦格闘ゲームでもストIIの様な状態異常が採用され格ゲーの定番となった事から、この言葉も格ゲー用語の一つとして定着するに至っている。

本来の意味、狭義では小鳥が舞っている状態だが、星や隕石や金槌等が回っている描写も『ピヨる』と表現され、更に気絶・朦朧として活動不能の状態一般を指し示す俗語・スラング・ジャーゴンとなった。
上述よりこの言葉は元々は格ゲー用語でもあったのだが、後にカプコンがリリースしたモンスターハンターシリーズでもストIIを踏襲し『ピヨり状態』が採用されていた事から、ストIIを知らない若い世代からも認知されていると言っても良いだろうか。

もちろん、気絶・意識が朦朧とした状態を、小鳥や星が頭の周囲を周回する様子で表わす描写はアニメの古典、『トムとジェリー』でも見られるアニメ・マンガ・ゲームの伝統的王道の描写である。

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関連項目

• ゲーム / CAPCOM /ストリートファイターII

参考外部リンク

【ことばをめぐる】(33)トラブる,さくじる(作事)
http://www.asahi-net.or.jp/~QM4H-IIM/ktb033.htm