ファイヤーバード(ファイアバード、firebird)とは、
である。本記事では3について記述する。 |
1960年代、フライングV・エクスプローラーが商業的に失敗、更にライバルであるフェンダー社の躍進によりギブソン社は焦りを感じ、急遽新型モデルの開発を開発することとなった。
デザインはカーデザイナーであるレイモンド・ディートリックが担当し、(失敗したはずの)エクスプローラーのシェイプをモチーフに、 ギブソン社としては初の スルーネック、優雅な曲線、ミニ・ハムバッカー、バンジョー・タイプのペグ、リバースヘッドを採用。打倒フェンダーを掲げて発売された。
デザイナーがカーデザイナーということもあってボディバランスが悪く、ストラップを付けて演奏するとヘッド側が下がってしまうなど構造上の問題もあってか売上は芳しくなく、1965年に大幅なモデルチェンジを敢行。
ボディは左右を反転させたようなデザインへと切り替えられ、スルーネックからセットネックへと変更。ピックガードも大型化される(後に「ノンリバース・モデル」と呼ばれるようになる)。
しかしそれでもフェンダーの市場を崩すほどの売上は確保できず、ファイヤーバードは69年に製造中止となってしまうが、オリジナルのリバースモデル復刻を望む市場の声に応えて何度か再製造され、結果として フライングV・エクスプローラーとともにギブソン社の代表的なモデルの一つとなったのであった。
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最終更新:2024/04/24(水) 20:00
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