ファッキンビークル

ファッキンビークルとは、World of TanksにおけりFV304の愛称である。

概要

FV304はイギリスのTier6自走砲である。そもそもFV304というのは1940年代後半にイギリスが開発を検討していたFV300シリーズの一つであり、25ポンド榴弾砲（本車の初期砲）を装備する予定であった。結局試作車が完成したのは1953年ごろとなってしまい、時代遅れであるとして開発は中止となった。

ゲーム中において、FV304は自走砲であるにもかかわらず他の自走砲とは一線を画した性能を持つ。

1. 短射程の代わりにものすごく山なりの弾道
   山なりであるがために、物陰に隠れている戦車に対しても砲撃を当てやすい。また、基本的に装甲が薄い天板に当てやすいためにダメージが出やすい
2. 低威力の代わりにものすごく速いリロード
   平均攻撃力は450と、同格と比べて非常に低い（次に低いアメリカのM44で700、その他の国は900以上）。しかし、その代わりにリロードは約9秒、拡張パーツの装填棒や換気扇、スキルの戦友、装備アイテムの紅茶をそろえることで8秒以内にまでなる。その結果、対策が不十分な戦車であれば延々と履帯ハメが可能。さらにFV304小隊であればとんでもないことになる。
3. 高機動
   この砲自体は一つ前のBishopも装備できる。しかし、Bishopと大きく異なるのが出力重力比24.2、最高速度72.4km/hの機動力である。実際のところは下り坂でもない限り50km/h台が関の山であるが、それでも自走砲としては十分。短射程を機動力で補い、陣地転換が容易にできるというメリットがある。

これらの理由により、このFV304のFVの部分を「Fuckin' Vehicle」と訳してファッキンビークルと呼ばれている。なお、実際の訳はもちろんファッキンビークルなどではなく、「Fighting Vehicle」（ファイティングビークル）が正しい。

関連動画

関連項目

• World of Tanks