ファフロツキーズ(Fafrotskies)とは、一定の範囲内に空から有り得ない物体が落ちてくる現象である。
名前の由来はオーパーツの命名者であるアイヴァン・サンダーソン(Ivan Terence Sanderson)氏が「FALLs FROm The SKIES」(和訳:空からの落下物)を略した造語から[1]。カタカナでは「ファフロッキーズ」との表記ゆれもある。また複数形にしない「ファフロツキー」「ファフロッキー」と表記されることもある。
空から降って来る物と言えば雨や雪や隕石などがあるが、ファフロツキーズの場合は「その場にあるはずのない物が降って来る」現象を指す(ただし、原因が特定されている場合はファフロツキーズとは言わない)。例えば魚などの水棲生物やカエルなどの生き物が降って来る場合が多く、過去には獣毛や赤い雨が降ったという記録がある。ファフロツキーズは世界各地で起きており、日本でも昔からファフロツキーズに相当する現象が記録されていて、「怪雨(あやしのあめ)」と呼ばれていた。
原因として竜巻に持ち上げられて落下した説、鳥が上空で獲物を取りこぼしたor吐き戻した説などがある。
英語圏では「Raining Animals」や「Creature Falls」と呼ばれることの方が多く、「Fafrotskies」という呼称はマイナーなものであるようだ。
普及度合いを測るためGoogleを使用して英語サイト指定のもとで「fafrotskies」を検索ワードとしてウェブ検索を行ってみたところ、その結果から明らかに本来の意味とは直接の関連が無いものを除くと、100件に満たない程度のページしか残らなかった(2018年7月27日の試行)。
また、英語版Wikipedia記事「Rain of animals」
においても「fafrotskies」という呼称について全く触れられていない。さらにこの記事は「他言語版」として21種類の他言語版ウィキペディア内記事にリンクされているが、「fafrotskies」という言葉に言及しているのは日本語版記事「ファフロツキーズ」
のみである(2018年7月27日現在)。
「fafrotskies」の命名者であるアイヴァン・サンダーソンはUFOやオーパーツなど超常現象の研究家であった。そのためこの言葉は「説明困難な超常現象」という意味合いを帯びており、オカルト的な観点から語られるときに使用されることが多い。しかし上記のように竜巻や鳥などの常識的な説明がついてしまう例が多いため、「fafrotskies」という言葉も使用される機会に乏しいのかもしれない。
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最終更新:2025/12/08(月) 07:00
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