「指揮官どうしたの?私のことが恋しくなった?ふふっ、まあ座ってて~お茶持ってくるよ」
フィジーとは、STGアプリ『アズールレーン』の登場キャラクターである。
イギリス海軍のフィジー級(クラウン・コロニー級)軽巡洋艦1番艦、「フィジー」をモチーフとする。イラストはゆらん。CVは秦佐和子。
ロイヤル所属のKAN-SEN。艦種は軽巡洋艦。レアリティはR。
2018年2月26日より開始の期間限定イベント『凛冽なりし冬の王冠』にて実装された。
イベント海域でのドロップ限定である。例によって、あっさり手に入れた指揮官もいれば、何周しても出なかった指揮官も多かろう。海域ドロップは確率が低いため、レアリティの割に入手が難しいと感じた指揮官が多かったようだ。現在(2018年3月下旬)では入手不可能。近日あるであろう復刻や通常建造落ちに期待しよう。2019年1月31日よりイベントが復刻開催されている。やや残念なことに海域ドロップ限定の仕様は変わっていないので、未入手の指揮官は信じて周回を重ねよう。ただし、燃料やリアル時間を消費しすぎないようにくれぐれも注意。
2019年6月13日のアップデートで、小型艦建造に通常実装となった。さらに、イベント海域を「作戦履歴」でいつでも巡ることが出来るようになったので、そちらでドロップも狙える。そればかりか、コアショップで買うことも出来るようになった。入手性は大幅に改善されたと言える。
フィジー級のネームシップで、クレタ島の戦いで空襲により沈没した。陽気な性格で、オシャレを好むなど女子力が高い。色々と個性的すぎる同型艦の中では地味に見えるほどの常識人。
妹のジャマイカにくらべると、白い肌が印象的な女の子。髪の毛は明るい金髪、つり目気味の緑の瞳であり、縦長の瞳孔がまるで猫である。少し口角を上げたはにかんだような笑顔を見せている。非常に露出の多い大胆なセパレートの服装で、トップスは胸の上を大きく開けたタンクトップ風。それに収まる膨らみは見事なお椀型である。
左腕には白地に赤の十字の腕章を付けている。これは、元ネタのフィジー共和国の国旗に見られる「聖ジョージの十字」の紋章にちなんだものだろうか。ボトムスはオレンジがかった赤色のミニスカートであり、腰の部分にやはり腕章と同じ白地に赤の十字があしらわれている。足は黒いニーソックスの上から白いブーツを履いている。左手でちょっとニーソックスを直そうとしている仕草がポイント高し。
んで、問題はそのスカートの上から覗いているアレである。アレって?そう、腰のくびれに引っ掛けるように紐状のものが…、どう見てもあのゲームのあの娘が履いているものとおなじようなTバックである。そもそもフィジー級の制服は姉妹揃って露出度が高くてセクシーだが、さすがに長女は格が違った。
2019年6月13日、上記の通常実装となったのと同時にお出かけ着せ替え「ファッションスタイル?」が実装された。
何と言うか、イラストを見てもらえればほとんどの指揮官が度肝を抜かれるであろう。大きくカットしたセーターを超セクシーに着こなした、大胆と言うかビビッドと言うか、とにかく語彙力を失うスタイルである。
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https://twitter.com/azurlane_staff/status/1138347421660897280
ともかく、この衣装は6月26日までの限定販売なので、フィジーのセクシャルな魅力に取り憑かれてしまった指揮官はショップへ急いでどうぞにゃ。
性格面については、公式ツイッターで語られている通りだ。メイクやネイル(手袋してるからゲーム絵では見えないけども)などの女の子らしいおしゃれにこだわりがあり、ちょっとはすっぱな感じも受ける言動が多いが、根は非常に優しい娘だ。
普通にしているだけで、ごはんを作ってくれたりお茶を持ってきてくれたり甲斐甲斐しく世話をしてくれる。局部タッチしても、逆に「スリーサイズ知りたいなら聞けば教える」と軽口で返したりしてくる。失望状態でも「今忙しい」とかわす程度できつく非難はしない。そして、親密度が上がると、指揮官が彼女の着替え中に出くわしてしまっても「あとで私にも見せてくれればいい」…てな具合である。
戦いの時も、常に仲間に気を配り、危なくなった時は自ら身を挺して指揮官とみんなを逃がそうとする。「クレタ島のあの惨状…もう一度やらせるもんか!」というセリフは、下の史実をおぼえている彼女が強い決意で戦いに臨んでいることを見せてくれる。一見ギャルっぽい明るい少女だが、誰よりも真摯で懸命ないい娘なのである。
能力面は、突出したものはないものの、大きな弱点と呼べるものはないよくまとまったステータスである。ただし、対空値は軽巡の中では一番悪い部類になってしまう。それをフォローするのが下のスキルだ。
クレタの黒雲 20秒毎に6秒間自身の対空を40%(初期20%)アップし、味方全員のダメージを8%(初期3.5%)低減する
このスキルの発動中は当然発動中は敵航空機をどんどん落とせるし、数値は小さいものの味方全員を守る能力は貴重だ。同じ時間発動の回避系、防御系スキルとは少々相性が悪いものの、基本的にだれと組んでも損はしないスキルといえる。
しかし、攻撃面の強化がないので、支援系のスキルを持つ仲間と一緒に出撃したい。もちろん所属ロイヤルなので、クイーン・エリザベスの「女王号令」の恩恵をうけることも出来る。
軽巡洋艦「フィジー」(HMS Fiji, C58)は、フィジー級軽巡洋艦の1番艦として1939年5月31日に進水し、1940年5月5日に就役した。
フィジー級は、前級であるタウン級(シェフィールド、エディンバラ、ベルファストはこの級である)から改良されたものである。第2次ロンドン条約に基づく条約型軽巡洋艦であり、排水量8,500トンと前級からは一回り小さくなった。これは広い範囲の戦線をカバーするために数を揃えることを要求されたためであり、武装はそのままで小型にまとめられた。タウン級にくらべると直立した煙突とマスト、艦体の割に非常にごつい艦橋が特徴。
完成したときは、第2次世界大戦のまっただ中。1番艦としてのデータ取りのための様々な試験を行った後、彼女は本国艦隊に所属して船団護衛を主な任務としたが、着任後半年もしないうちにドイツのUボートの雷撃を受けて損傷してしまう。
その修理が終わった1941年5月、地中海艦隊の増援として派遣された彼女は、そこで運命の日を迎える。当時はクレタ島にドイツの空挺部隊が侵攻しつつあり、アフリカもドイツ「アフリカ軍団」によってイギリス軍は苦戦させられていた。フィジーは戦艦クイーン・エリザベスや巡洋戦艦レナウン、空母アーク・ロイヤル、軽巡シェフィールドといった僚艦たちと共に輸送作戦「タイガー」を決行。戦車部隊をアフリカに届けることに成功した。
そして、クレタ島への空と海からのドイツ軍による攻撃が始まり、フィジーはドイツ側の輸送船を叩く。しかし、その中でドイツ空軍の空襲も激しく、対空砲の弾薬が枯渇しつつあった。22日、駆逐艦グレイハウンドが撃沈され、その救助に向かった僚艦の支援にタウン級軽巡グロスターと共に向かったフィジーは、対空砲の大半を撃ち尽くしてしまい空爆への反撃がままならなくなりつつあった。だが、上層部との連絡不行き届きで撤退命令が出るのが遅れた。フィジーはグロスター共々ドイツ軍機の爆弾を受けて沈没。艦長以下3分の2の乗員は救助されたものの、明らかに無理な戦いを強いた艦隊の失態は重大と言えた。
結局、一時イギリスはクレタをドイツに明け渡すことになり、1944年に至るまで取り返すことは出来なかった。この時期の地中海はまさに血に染まり、多くの犠牲を払ったのである。
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最終更新:2025/12/07(日) 09:00
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