フィデルカストロ
フィデル・カストロ(1926年8月13日 - 2016年11月26日 享年90歳)とは、キューバの前国家元首である。
キューバ革命を成功させ、今の社会主義国・キューバをつくりあげた。日本ではカストロ議長と呼ばれることが多い。
葉巻好き、長い演説大好きで有名。実は革命時点では社会主義者ではなかった。革命後アメリカ合衆国との関係悪化に伴い、ソ連と接近したことによりキューバは社会主義国への道を行くこととなった(詳細はキューバ参照)。
だが、近年は高齢と病気を理由に、段階的に政治の第一線から身を引き始め、2011年4月に行われたキューバ共産党第6回大会で政治の世界からの完全引退を表明した。
主な親族に実弟のラウル・カストロがおり、彼はフィデルの後を継ぎキューバの国家元首(正確には国家評議会議長などを兼任)となっている。「もっとも優れた後継者がたまたまフィデルの弟だった」というどっかの北の王朝のような話だが、ラウルはキューバ革命初期からの同志であり、世襲とはちょっと訳が違うので注意。なお、フィデルの実の息子らは現在もキューバの政治の要職には就いていない。
何十年も君臨した独裁者ながら、偶像崇拝されることを嫌がっており、法律で禁止させている。よって、キューバ国内に彼の銅像、肖像画はほとんどなく、代わりにチェ・ゲバラのが多い。
ちなみに、野球好き。第1回WBCの時にはキューバは銀メダルながら、決勝の相手である日本の選手に敬意を評し「藤田宗一選手からホームランを打った事は、素晴らしかった」「金でも銀でもいいじゃないか!決勝に行けた事が素晴らしいんだ!」とキューバチームを褒め称えた。第2回WBCでは原辰徳・中島裕之・イチローら個人名をあげて日本を賞賛した。
また親日家で元日本野球連盟会長の山本英一郎と親交が深く、常々「彼は私の大切な親友だ」と公言していた。 山本の死の際には、自ら弔電を打って哀悼の意を表した。
座頭市シリーズの熱心なファンとして知られる、一般のキューバ国民にも座頭市は「おしん」と並ぶ人気作。
2003年の来日時には原爆ドームに足を運び「人類の一人としてこの場所を訪れて慰霊する責務がある」とコメント
ちなみに、産経新聞がやってくれたりしている。執筆者の友達にもこの間違いをやった奴がいる。思春期だから仕方ないね。
掲示板
151ななしのよっしん
2021/05/31(月) 13:43:27 ID: FRKxXEOU5P
そういや当のアメリカからはキューバ含めどう思われてるんだろうな現在
政府関係者からは「いやあいつ独裁者だしキチッとるやん!せやからスターリンとかタヒんでくれたヒトラーの方がマシ!」なんだろうけど国民はよく分からんな
やはり否寄りかな?
152ななしのよっしん
2022/03/12(土) 02:12:23 ID: zd0hqGxgnP
>>149
ゲバラは既に死んでるから別に崇拝されたって構わないんだよ。
死人は生者に何も命令したりしないからな。
命令しない神はいくら崇めてもいい。
だが人に命令する神は邪神でしかない。
だから生きてる人間を崇拝させちゃいけないんだ。
カストロはそれをきちんと理解していた。本当に賢く高潔な男だよ。
153ななしのよっしん
2022/11/23(水) 00:39:46 ID: yuZzeJCIT2
カストロは生前は「自分の銅像を作るな!」と個人崇拝禁止していたのに
今のキューバ共産党はそれを無視して銅像やカストロの記念館立てているからな
やはりイコンが無いと国民は団結しないんだろう
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最終更新:2023/02/02(木) 01:00
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