フェアリークロックとは、現代における最高性能を誇る時計である。
井上カブレラによって提案された次世代時計、それがフェアリークロック。
フェアリークロックにおける既存の時計と大きく違う点は何と言ってもナウいボディにある。
パンツ以外一糸纏わぬ姿で立ち、その歪みねぇ腕で寡黙に時を刻み続ける。
これこそがフェアリークロックの真髄。
「(株)カ痔男」に勤める、目がビジネスマ~ンのいかりやビオランテ。
彼は悩んでいた。思う以上に業績が伸びず、最近社長のビリー・ヘリントンに「出ていけぇ!><」と言い渡されてしまったからである。しかしその場でビオランテは「う~やっぱり怖ぇよ~」は抗議。ヒット商品を作り出せなければ出ていくということで社長と合意した。チャンスは一度きり、二度はない。
契約したもののどうすれば良いのか。周りにあるもの全てはチャンス、そう考えなければ活路は見いだせないほど窮地に陥っていたのである。そこでビオランテは親友の井上カブレラに電話した。何かヒントがもらえればあるいは・・・、そう考えての電話であった。
ビ「こんばんわぁ~」
カ「あぁん?最近どうなん?」
ビ「強くなりたい・・・!」
カ「歪みねぇな」
ビ「救いはないんですか?!」
カ「(助ける的な意味で)仕方ないね・・・」
ビ「いい目してんねさぼてんね~」
カ「どうでもいいわ」
このやりとりの結果、数日後にビオランテの自宅にフェアリークロック試作型が届いた。
ただ時計だけに用途を縛ってしまうにはもったいない、ナウいボディが特徴のカブレラ等身大の腕時計であった。
「全てはチャンス・・・!」、昔どこかの書籍で見た言葉を呟いたビオランテ。翌日に彼は彼の勤める会社にこのフェアリークロック試作型を持ち込み会議を開いた。その場にいたガチムチたちからは「歪みねぇな」と大絶賛であり発売されるに至ったのである。
こうして発売されたフェアリークロックは爆発的な大ヒットを記録。最初はアメリカ合衆国だけで販売されていたが、予想を上回る人気と売上に社長のビリー・ヘリントンが「構わん、日本行こう!」と発言したのがきっかけで日本にも発売されることとなった。
ガチムチ文化があまり浸透していない日本では、発売当初の売り上げはあまり思わしくなかった。しかしたまたま日本にいたTDNコスギによってインターネットを主に広められた。そしてTDNコスギによって広められつつあるこの時計を日本人相手に売上を伸ばすために最適だと考えた場所が、ニコニコ動画である。
ニコニコ動画は当時それほど有名ではないものの、カ痔男の社長ビリー・ヘリントンがよく視聴する動画サイトであった。動画に出演するだけでなく、動画の編集及びうp主としても名高かったビリー・ヘリントンは自らの動画を用いて積極的に宣伝活動を行った。それと同時に当時としては衝撃的であった「時報」に、運営に直談判してフェアリークロックを用いることによって人気にさらに火をつけたのである。これによって「時報うぜぇ」などのコメントも少なくなり運営の円滑化にもつながったとの報告もある。また、この商品のキャッチコピーである
も非常に絶大な宣伝効果を発揮した。
海を越え、ニコニコ動画で人気となったフェアリークロック。ユーザーから「あの時計は一体どういうことなの・・・」と驚きを隠せない声が運営に殺到し、(株)カ痔男の本社にも日本に住むガチムチから多数の問い合わせが集中した。これにより生産ラインも増え、フェアリークロックは世界の大ベストセラーとなったのである。
現在では全世界69ヵ国に輸出。アメリカ発の歪みねぇ時計は、これからも進化し続ける。
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最終更新:2024/04/25(木) 04:00
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