フェイダン地方とは、グループSNE製作のTRPGルールブック『ソード・ワールド2.0』に登場する地域の名称である。
テラスティア大陸の最南部に位置する、安定した人族領域のひとつがフェイダン地方です。
全般に冷涼な気候であり、多くの場所が冬は雪に見舞われ、短い夏も暑くなることはありません。5つの国家、あるいはそれに類する領域が存在していおり、アイヤール帝国、リオス、カイン・ガラ、ルーフェリア、エイデル――それらは相互に良好な(少なくとも敵対はしていない)関係にあり、人の行き来もあります。
そしてフェイダン地方の東には、広大な蛮族領、《紫闇の国ディルフラム》という脅威が存在しています。
フェイダン地方は現在のところ、ソード・ワールド2.0の関連書籍で最も広く扱われている地域の一つである。
ソード・ワールド2.0の公式展開でも最初期のリプレイシリーズである『新米女神の勇者たち』が好評を博し、長期キャンペーン化したことがきっかけとなって、当初の舞台であるルーフェリア周辺の国々(“石塔の学舎”カイン・ガラ、“集いの国”リオス、年輪国家アイヤールなど)の設定が固められた。
「安定した人族領域のひとつ」などと書かれてはいるが、それは単に人族の国同士の関係が比較的安定しているという意味に過ぎず、大規模な蛮族国家が複数存在している。10巻超にも及ぶ長期キャンペーンや超高レベルリプレイの舞台となることが多い地域であり、国家規模の危機とはけっして無縁ではない。
特に公式リプレイ初の超高レベル卓である『滅びのサーペント』とその続編の影響のため、わずか十年程度の間に三回もフェイダン地方で世界規模の危機が発生したことになっている。
その後、『新米女神』や『サーペント』、『蛮族英雄』といったリプレイ・シリーズの人気を受け、テラスティア大陸の地域ごとのシナリオソースやデータを纏めたサプリメントである『博物誌』シリーズのトップバッターをフェイダン地方が切ることとなった。
博物誌シリーズはリプレイや小説のネタバレを多く含むのが常であるが、フェイダン博物誌はそのこと極めつけである。
また、博物誌の発売に前後して、邪神降臨の影響でSAN値直葬案件の地獄絵図と化した『封鎖領ハウペリア』や、名実共にラクシア最大級の規模を誇る蛮族領『紫闇の国ディルフラム』の脅威が詳細に明かされたこともあり、現在では一部のファンから公式魔境扱いされるに至っている。
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最終更新:2024/04/25(木) 02:00
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