フェニックス号とは (フェニックスゴウとは) [単語記事]

フェニックス号とは、福岡天神・博多と宮崎を結ぶ高速バスである。

概要

宮崎市・都城市・人吉市などから福岡市の天神・博多地区をダイレクトに結ぶ高速バス。現在は5社によって28往復が運行されている。週末には必ずといっていいほど続行便が出るほどの人気があり、フェニックス号で福岡と宮崎を往復する人々は「フェニックス族」と呼ばれることもある。

かつては夜行便も運行されていたが、2013年 3月に廃止された。しかし、現在でも産交便を中心に夜行仕様の車両が運用に入ることがある。

1988年運行開始。当初は西鉄バス・宮崎交通・九州産交が1往復ずつでのスタートだった。また、当時は九州自動車道が全通していなかったため、八代IC～えびのIC間は一般道経由だった。
1989年 7月、ＪＲ九州バスが参入、4往復に。
1991年 4月、速達便のスーパーフェニックス号新設、8往復に増便。また同年8月には夜行便も新設された。
1995年 7月、九州自動車道が全通。
1997年 2月、25往復に増便。
2007年 12月、学割フェニックス号新設。翌08年7月には皆割便に変更され、11年4月まで運行された。
2011年 4月、大幅なダイヤ改正。皆割便を廃止し、席割運賃を設定。またＪＲ九州バスが「たいよう号」を新設し、フェニックス号から撤退。
2012年 4月、「たいよう号」を統合し、ＪＲ九州バスが再参入。
2013年 7月、ハイウェイバスドットコムで予約が可能になる。
2014年 7月、席割シートの一部便にレディースシートを設定。