「フォックスハウンド、指揮官に報告よ!えっ狐?違うよ!ぼくは狐じゃなくて犬だからね!……とにかく、これからよろしくね!
フォックスハウンドとは、STGアプリ『アズールレーン』の登場キャラクターである。イギリス海軍のF級駆逐艦8番艦、フォックスハウンドをモチーフとする。
KAN-SEN名 | |
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フォックスハウンド HMS Foxhound,H69 |
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基本情報 | |
所属 | ロイヤル |
艦種 | 駆逐艦 |
レアリティ | N→R |
CV | 山岡ゆり |
イラスト | 哈路卡(ハルカ) |
艦歴 | |
国籍 | イギリス |
出身地 | ウェスト・ダンバートンシャー クライドバンク |
造船所 | ジョン・ブラウン社 |
艦級 | F級駆逐艦 |
進水日 | 1934年10月12日 |
就役 | 1935年-1944年(イギリス軍) 1944年-1946年(カナダ軍) |
最期 | 1947年12月(解体) |
備考 | |
名前が“キツネ狩り”なのに、なぜかキツネに間違えられることが多い。
忠犬のように素直で人懐っこい性格をしており、指揮官には無垢な愛情を寄せてくる。思わず「ワンワン」と自称するが、本当に犬扱いされると微妙にそれを否定する。
ロイヤル所属のKAN-SEN。海域で初期の1-2面からドロップする。もちろん小型艦建造でも邂逅可能。
オレンジの髪と蒼い瞳が印象的な容姿で、黒白基調にアクセントにやはりオレンジをあしらったタンクトップ。首のチョーカーにはなぜか鈴がぶら下がっている。頭上には円盤状の物体が浮遊している。そのタンクトップに隠れたあの部分の膨らみは駆逐艦としてはなかなかのものである。元ネタの艦が拡張計画でそれまでの姉妹艦に比べて少し大きくなったことから、発育が「ちょっぴりいい感じ」になったらしい。姉のフォーチュンに言わせれば、こっちのほうが大人に見えるとのこと。
性格面は明るく無邪気な小動物系僕っ娘。その名前のせいか極めて犬っぽい。非常に鼻が利くようで、指揮官からいい匂いを嗅いだり、委託から帰ってきた僚艦に匂いで気づいたり、母港に帰還したら遠吠えしてたり…。親密度が上がると、ますます犬っぽくスキンシップを求めてくる。「愛」状態になると…指揮官自身で確かめて欲しいが、犬を飼ったことがある人ならわかるたまらんシチュエーションである。
2018年2月26日のアップデートで改造が実装。強化される性能面もさることながら、問題はその改造後の姿である。もともと駆逐艦としては立派なものだったあの部分が、大幅にボリュームアップ。マジで戦艦と見まごうばかりのド迫力になってしまった。
コスチュームも改造前に比べて黒い部分が大幅に増加。頭の円盤状の浮遊物がなくなった代わりに、犬耳状のメカパーツがつくようになる。表情もなんだか蠱惑的になり、いけないことに誘っているかのように指を舐める仕草をしている。
そう、指揮官諸君としては、「そんな娘に育てた覚えはないよっ!」とばかりに、まるで純真だった愛娘が遊びを覚えてスレてしまったのを見た父親のような気分になったことだろう。ただ、口を開けば今までどおりの無邪気なワンワンである。安心していい。
レアリティNの艦の悲しさか、以前はあまりファンアートには恵まれていなかった。ニコニコ静画上では現在のところ(2018年9月)、改造前の彼女を描いたものはたった二枚しか無い。しかしこの改造を境に、ニコニコ静画を含む画像投稿サイトでは彼女のファンアートが急激に増殖する現象が起きた。絵師の皆さんも、あの部分の持つ暗黒面魅力には逆らえないようである。
スキル1:装填指揮・駆逐艦
戦闘中、駆逐艦の装填値が5%(最大レベルで15.0%)アップ。同じ種類のスキルの効果は重複しない
スキル2:側面援護(要改造)
この艦が戦闘可能である限り、主力艦隊が受けるダメージを5.0%(最大レベルで15.0%)軽減する。同じスキルの効果は重複しない
レアリティがノーマルなので性能的には極普通の駆逐艦。各能力値はそれなりのものであり、回避はそこそこの高さを持つので、意外とダメージを受けにくい。クイーン・エリザベスが持つスキル「女王号令」の効果対象なので、一緒に組ませれば見かけのステータス以上の活躍を見せてくれる。
所持するスキルは「装填指揮・駆逐艦」。前衛艦隊にいる自身も含めた駆逐艦の装填値を最大15%アップさせる。地味なスキルにも思えるが、装填値の向上は砲撃の手数を増やし、雷撃のタイミングを早めてくれるため、決して馬鹿には出来ない。「快速装填」や「次発装填」を持つ仲間と組んで、その子に魚雷を連続で叩きこませて大ダメージを狙うことも出来る。駆逐艦でこのタイプのスキルは彼女が唯一なので、他の指揮系スキルとも被りにくい。
限界突破をすれば、「全弾発射」のスキルを身につける。これは正面に多数の弾丸を叩き込むタイプ。一つの標的に集中的に当てやすい。
上記のように改造が実装されているが、ノーマル艦故に要求レベルが低く(レベル80)、金改造図も必要としないため簡単に改造することができる。当然の要素として耐久が回避値が更にあがり、戦術啓発でスキル「側面援護」を習得する。これは彼女が健在であるかぎり主力艦隊の受けるダメージを最大で15%低減してくれるというもの。砲艦や軽空母といった、耐久面が頼りない艦を守ることが出来る。もちろん戦艦などのもともと耐久のある艦が更に硬くなることは言うまでもない。
改造によるステータスの上昇値や戦術啓発で覚えるスキルは、姉のフォーチュンと同じ。「側面援護」は効果を重複することができないため、一緒に編成せずに場合によって使い分けるのが理想。フォックスハウンドは姉の比較して燃費が1小さく、スキル1が「装填指揮・駆逐艦」か「緊急回避」かの違いがある。フォックスハウンドは道中の露払い艦隊に、フォーチュンはボス戦艦隊に組み込むと良い。
また2018年6月に潜水艦が実装された際、基本ステータスに対潜値が追加された。フォックスハウンドは対潜193とトップクラスの打撃力を誇り、駆逐艦にしか効かない点がデメリットだったスキルも対潜ならば駆逐艦で前衛を固めることが多いためかなり有用になった。爆雷を投げるときのリキャスト時間には装填が影響しているため、前衛の仲間ごと強化できるのはありがたい。
駆逐艦「フォックスハウンド」(HMS Foxhound, H69)は、F級駆逐艦の10番艦として1934年10月12日進水、1935年6月6日に竣工した。
第2次世界大戦勃発前のスペイン内戦において、ドイツやソ連からの海上支援を監視する役目を行った。
そして大戦が始まってからの1940年4月13日、ノルウェーに侵攻し、北方のナルヴィクを初めとする拠点を制圧しようとしたドイツ軍に対してイギリス海軍は反撃を行うことになり、戦艦ウォースパイトに率いられたフォックスハウンドら駆逐艦部隊はナルヴィクの狭いフィヨルドに突入。そこにいたドイツ駆逐艦を全て撃沈または撃破した。しかし、その後も残ったドイツ兵たちは粘り強く抵抗を続けたため、ナルヴィクを取り返すまでには至らず、同盟国フランスの陥落もあって結局ノルウェー全体からイギリスは手を引かざるを得なかった。
一方、フォックスハウンド自身はジブラルタルへ移籍、マルタ島への補給作戦の他、ドイツ戦艦ビスマルクの追撃戦にも参加した。
1942年には東洋艦隊に属し、やがて1943年には改造に着手。カナダ軍仕様になって名前も「カペル」と改められた。カナダ軍に移ってからは、ノルマンディー上陸作戦の支援に参加。終戦後は、カナダ兵士の引き揚げ輸送に従事、1946年に予備役となり、翌年に解体されて生涯を終えた。
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最終更新:2024/04/24(水) 22:00
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