フォトン・スラッシャーとは、アニメ・漫画「遊☆戯☆王ゼアル」に登場するカードである。
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/ATK 2100/DEF 0
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、このカードは特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上にこのカード以外のモンスターが存在する場合、
このカードは攻撃する事ができない。
デメリットはあるが下級モンスターとしては非常に高い攻撃力と、自身を特殊召喚できる効果が特徴。
アニメでの初登場はVSシャーク(神代凌牙)戦。
特殊召喚した後、続けて「フォトン・クラッシャー」を通常召喚し、2体で「銀河眼の光子竜」を特殊召喚するためにリリースされた。
遊馬とタッグでのVSⅢ&Ⅳ戦では、フィールドにすでに「フォトン・クラッシャー」がいたため通常召喚。「光子圧力界」の効果で3人にダメージを与えつつ、「銀河眼の光子竜」特殊召喚のためにリリースされた。
次の登場はVSⅤ戦。
特殊召喚された後、通常召喚されて自身の効果で攻撃力2000となった「フォトン・パイレーツ」とともに「銀河眼の光子竜」のためにリリースされた。その後、「未来への思い」で墓地から特殊召喚されて「シフトアップ」でレベル8となり、「超銀河眼の光子龍」のオーバーレイ・ユニットとなった。
WDCもう一つの決勝戦・VS遊馬戦や、遊馬から引き継いだVSミザエル戦でもスラッシャー→クラッシャー→光子竜の流れを披露した。
サルガッソでのVSミザエル戦では、先攻1ターン目に特殊召喚された後、通常召喚された「フォトン・デルタ・ウィング」とともに「輝光帝ギャラクシオン」のオーバーレイ・ユニットとなった。
ⅤとタッグでのVS蚊忍者戦でも登場。
特殊召喚した後、通常召喚して自身の効果で攻撃力2000になった「フォトン・チャージマン」とともに「銀河眼の光子竜」のためにリリースされた。
アニメでのカイトのラストデュエルとなった、月でのVSミザエル戦でも登場。
特殊召喚した後、攻撃力2000以上のモンスターの存在を条件とする「オーバーレイ・ブースター」を特殊召喚し、2体合わせて「銀河眼の光子竜」のためにリリースされた。
漫画では、VS飛車角戦で初登場。
先攻1ターン目にスラッシャー→クラッシャー→光子竜の流れで「銀河眼の光子竜」を特殊召喚した。その後、ラストターンに「エターナル・ボンド」によって「フォトン・クラッシャー」とともに墓地から特殊召喚され、「銀河眼の光子竜」に攻撃力を与えた。
VSシャーク戦でも先攻1ターン目からスラッシャー→クラッシャー→光子竜とつないだ。
Dチーム・ゼアルでは、VSシャーク戦が初登場。
「スラッシャー→クラッシャー→光子竜」となった。
VSフュージョン・マスク戦で再登場。
特殊召喚した後、通常召喚した「フォトン・サークラー」とともに「輝光帝ギャラクシオン」のエクシーズ素材となった。
カイトは攻撃力2000以上のモンスター2体のリリースを召喚条件とする「銀河眼の光子竜」のためにこのモンスターの攻撃力を利用していた。「フォトン・スラッシャー」を特殊召喚、「フォトン・クラッシャー」を通常召喚し、攻撃力2000以上の2体をリリースするのはカイトの常套手段。
アニメ版「銀河眼の光子竜」は特殊召喚モンスターであり、ほかの特殊召喚手段を用意したほうが手っ取り早いOCGと異なり、攻撃力2000以上のモンスターを揃えることが重要だったため、このカードも重宝されていたのだろう。
攻撃力もなかなか高いので、デメリットが適用されない状況ならばアタッカーとしても優秀だが、劇中で攻撃を行うことは一度もなかった。ほとんどのデュエルではメインフェイズ1で特殊召喚した直後に「銀河眼の光子竜」特殊召喚のためにリリースされており、バトルフェイズを経た例自体、漫画のVS飛車角戦のラストターンしかない(これにしても、デメリットのためどの道攻撃できない)。
OCG版と異なり、アニメでは特殊召喚モンスターではなく、通常召喚も可能だったが、ほとんどの状況でこのカードの特殊召喚→ほかのモンスターの通常召喚という流れになるため、通常召喚をしたのは一度しかない。
アニメでは、召喚時に暗転した画面を切り裂いて現れるという演出がなされる。
これから考えても、カード名のスラッシャーは「切り裂く者」の意であるSlasherになると思われるが、英語名はThrasher(「脱穀機」の意。また、「打ち負かす者」、「攻める者」の意を持つ)になっている。どちらもカタカナ表記すれば「スラッシャー」となる。
英語名でのSlasherは、後に登場した「フォトン・スレイヤー」のほうに与えられたため、紛らわしい。
「ORDER OF CHAOS」(2011年11月19日発売)でOCGに登場。
特殊召喚・効果モンスター
星4/光属性/戦士族/ATK 2100/DEF 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドにモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる。
(1):自分フィールドにこのカード以外のモンスターが存在する場合、このカードは攻撃できない。
アニメと比べて、特殊召喚モンスターに変更されたため、弱体化している。【フォトン○○】デッキにおけるフォトン成分のほとんどを占める。
「サイバー・ドラゴン」と同じ攻撃力を持ち、特殊召喚の方法も似ている。
向こうに比べて、攻撃に関するデメリットや特殊召喚モンスターである点は扱いにくいが、戦士族なので「増援」に対応している点や、続く通常召喚からランク4エクシーズモンスターにつなぎやすいのは大きい。また、相手フィールドに依存しないので先攻1ターン目などでも使える。
戦士族ということで、「H-C エクスカリバー」のような有用なエクシーズモンスターにつなぐことができる。「ゴブリンドバーグ」などでも似たような動きができるが、このカードの場合は単体でもアタッカーにできるのが利点。
【フォトン】デッキでも、「輝光子パラディオス」や「輝光帝ギャラクシオン」のエクシーズ素材にもでき、単体でもアタッカーになる優秀な下級モンスターとして扱える。一方で、「アクセル・ライト」など、いくつかのフォトンサポートは受けられない点に注意が必要(「アクセル・ライト」の場合は間に「フォトン・リザード」を挟むという方法はある)。
欠点は、特殊召喚モンスターであること。
劣勢のときや序盤は効果を生かしやすいが、有利な時には召喚条件を満たせなくなりやすい。蘇生制限を満たさずに墓地へ送られた場合、蘇生もできない。そのため、デッキによっては3枚入れるのではなく、採用枚数を調整する必要がある。
フォトンに限らず、様々なデッキで活用できる汎用性の高いカード。そのため、【フォトン】デッキでなくとも採用することは多い。また、このカードの初登場時はまだフォトンがカテゴリ化したばかりであり、発展途上である中、高い汎用性を誇るこのカードは目立ったためか、このカードを1枚入れただけで【フォトン○○】というデッキ名を名乗るなどということも。
もちろん、ほかのフォトンも入れてフォトン要素を強く出すデッキや、スラッシャー以外のフォトンを以って【フォトン○○】を名乗る例もある。
掲示板
8 ななしのよっしん
2018/08/15(水) 22:58:16 ID: POD2njlghK
いやぁ、スターターか遊作のデッキだったって扱いなんだろうけど、まさか遊作が使うとは!
9 ななしのよっしん
2018/08/17(金) 00:31:57 ID: zvMommnBpI
スターターデッキ2017繋がりでイグザリオン・ユニバースや切り込み隊長と一緒に出てるの凄く良かった(小並感)
10 ななしのよっしん
2019/05/29(水) 12:46:08 ID: W6wBhHENzL
類似効果のヘルブラット見るとわかるけど、展開伴うサーチャー多いテーマだと生きないんだよなこの手の効果。
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最終更新:2024/04/25(木) 02:00
最終更新:2024/04/25(木) 02:00
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