フォルテとは、ゲーム「ロックマンシリーズ」に登場するキャラクター。
CV:戸部公爾(パワーバトル、パワーファイターズ) / 檜山修之(ロックマン8・ロックマンバトル&チェイス) / 根本圭子(ロックマンエグゼ・ロックマンXDiVE)
Dr.ワイリー製作のロボット。他のワイリーナンバーズのロボットと異なり、スペシャルワイリーナンバーズとして独自の製造番号を当てられている。
Dr.ワイリーが偶然発見したフォルテニウムという強力なエネルギーを使用している。
ロックマンにはラッシュという相棒がいるが、フォルテもゴスペル(SWN.002 Gospel)という狼型のロボットを引き連れている。コイルやジェットのような機能は付いていないようだが、フォルテとの合体が可能。
初登場はスーパーファミコンの『ロックマン7』だが、『ロックマン8』以降は残念ながら10年以上リリースされなかったため、本家シリーズでの活躍はかなり少ない。そのため、フォルテの主な活躍の場としては、スピンオフ作品や『ロックマンエグゼ』シリーズが多い。
イメージカラーは、黒、グレー、そして頭部にあしらっているオレンジ。武器のフォルテバスターは作品によって機能が異なる(後述)。
ロックマンのライバルを自負し、ロックマンを倒して最強のロボットになることに執着している。
製作者がワイリー故か、プライドが非常に高い。そのため、ときどきワイリーの命令に従わないことがある(大抵は、ワイリーの汚いやり方に反発してのものである)。
このように書くと、ドラゴンボールのベジータのような立ち位置だが・・・。
主役を張る作品も多いので、かませ犬とは言い切れない。
ワイリーのことは登場初期では「ワイリー博士」と呼んでいたが、『パワーバトル』の頃から「じじい」呼ばわりするようになった。
以下、各作品ごとの立ち位置について記述する。 ネタバレ注意。
オープニングステージの最後でロックマンに腕試しとして戦いを挑み、独自にDr.ワイリーと戦っている謎のロボット、という印象を残し去っていく。
とあるステージで負傷している姿を目撃され、ロックマンはライト博士に修理してもらうように勧める。
しかしこれはライト博士の研究所に潜り込むための芝居で、研究所にあった設計図を強奪する。
そして、フォルテはDr.ワイリーが製造したロボットだったことが判明する。
ワイリーステージでは中ボスとして2回登場し、ロックマンの行く手を阻む。
2度目の戦いではゴスペルと合体したスーパーフォルテの姿で現れる。
性能はスーパーロックマン(ラッシュと合体したロックマン)より優れている。
ロックマンのライバルというポジションは変わらず。最強にこだわる性格はこの頃に確立された。
ファミコン風味への原点回帰を図った作品ということも有るのか、SFC版からの新キャラであるフォルテはこの作品には登場しない(一部で、フォルテの設計図と思われるものが背景に映っているのみである)。
ダウンロードコンテンツでフォルテでプレイが可能になる(タイトル画面にもフォルテが追加される)。
ショットの性能は後述する『ロックマン&フォルテ』の時と同じく8方向ショット。
空中ジャンプは出来ないが、ゴスペルブーストが標準装備となっている。
扱いはDr.ワイリーの前の中ボスだが、自機として選ぶことも可能(その場合、中ボス戦は飛ばされる)。
マシンの性能はロックマンと似ている。やや加速重視だがオールマイティで、初心者にも優しい能力。
通常では相手のハンドリングを狂わせる連射の効くショットと
ため状態では相手をクラッシュさせるチャージショットを使うことが出来る。
ボディの形状はまんまゴスペル。
レースの戦術としては、単発ショットで敵を倒しながらアイテムで一発逆転を狙い、射程距離に入ったらチャージショットを当てに行くスタイル。
他にもっと強いマシンが有るため強さとしては中堅レベルだが、ステージに左右されない万能なキャラクターであるため、上手い人が使えば安定して勝てるかもしれない。
プレイヤーキャラとして使用できるようになったのは本作が初。
動かし方はロックマンと同じで、8方向弾ではなくチャージショットを撃つ。
操作は前作『ザ・パワーバトル』のものを継承。パートナーはゴスペル。
エンディングではフォルテに邪魔をされ激怒するDr.ワイリーに対し、ロックマンを倒すのは俺だから余計なことはするな、と返す。
(以下重大なネタバレにつき、反転・・・このエンディングではゼロと思われるロボットのシルエットがある。まだ設計図段階のようだが、ゼロがワイリー製のロボットであることを匂わせる描写がされている。ちなみにフォルテは「女のようなロボット」と切り捨てている)
主人公の一人として登場。
性能がロックマンと大きく異なる。
チャージショットが使えない代わりに(真下を除く)7方向へショットを撃つ。ロックマンより短い間隔で連射できるが、連射中は移動ができないため敵の攻撃を回避できない。
2段ジャンプが可能。スライディングの代わりにダッシュをし、ダッシュ中にジャンプで飛距離が伸びる。
ゴスペルと合体すると、一定時間ゴスペルブーストで自由に空を飛べる。
ステージ中はロックマンより格段に動きやすいが、ボス戦では弱点を突く特殊武器を使わないと苦戦する。
なおダッシュ及び2段ジャンプの技術は、後にワイリーが制作したと思われるとある赤いロボットにも備わっている。
世界初の完全自律型ネットナビとして登場。生みの親はコサック博士。
とある事件により人間を強く憎んでおり、胸のナビマークはその際に受けた傷で潰されたままにしている。
倒した敵の能力を得られる「ゲットアビリティプログラム」を保有しており、数々の技でロックマン達を苦しめた。
戦闘能力は作中最強といっても過言ではない。必殺技の一つ、アースブレイカーはインターネット全域が破壊されても生き残ることができる「ダークネスオーラ」を一撃で破壊しかけるほどである。
「フォルテGS」「フォルテXX」「フォルテBX」といった彼特有の形態をいくつか持っている。
エグゼシリーズの世界観の中で異質感を出すために唯一「布地」を使ったデザインになっている。実はエグゼ3まではマントの下のデザインが起こされていなかった。
全シリーズの共通点として、クリア後に戦える隠しボスという扱いが主だが「ロックマンエグゼ2」、「ロックマンエグゼ3」ではストーリーに密接に関わってくる。特殊なオーラを纏っていることも多い。
クリア後に戦える隠しボスとしてインターネットの最深部に登場。台詞、イベントも無くただの隠しキャラ扱い。ナビチップは存在したが、イベント配布でのみ入手可能だった。
裏設定として、このころWWW内部に潜入しドリームウィルスのデータを一部強奪。そのため戦闘中は基本的にオーラ系のバリアを展開している。
ネットマフィア「ゴスペル」の首領、帯広シュンが生んだバグの融合体として登場。しかし、実力は本物に比べ遥かに劣っている。サーバーのオーバーロードによりバグの融合体「ゴスペル」に変貌する。
ED後のエピローグにオリジナルのフォルテが登場。WWWエリアでコピー体を始末しエグゼ3へと続くストーリーを予感させる登場で幕を閉じた。
クリア後に行けるWWWエリア最奥部におり、ロックマン達に襲い掛かってくる。
ストーリーに大きく関わってくる。マントの下のグラフィックが完成したためバトルモーションがほぼすべて刷新された。
彼の出生、生い立ちはこのエグゼ3で語られる。クリア後は鷹岬諒氏の漫画「フォルテ~最強の証 ~」をぜひ読んでほしい。
ストーリークリア後に条件を満たすとシークレットエリアに出現。記憶をなくしながらもバグの権化との融合を果たしGSとして襲い掛かってくる。
4以降のフォルテはストーリーに関わってくることはなくなり、1同様にクリア後のボスとして登場。
しかしメインストーリーに関わることがなくなっただけで、シリーズ毎に台詞や登場イベントは存在。攻撃手段やグラフィックもその都度追加変更されるなど、外伝を含めても皆勤賞である。
エグゼ5では条件を満たせば、フォルテの力を取り込んだ「フォルテクロスロックマン」になることができる。
彼の最終形態であるフォルテXX(エグゼ4、5)、更に電脳獣の力を取り込んだフォルテBX(エグゼ6)は豊富な攻撃手段と他のナビとは一線を画す移動速度を駆使し、本気でプレイヤーを殺しにかかってくる。
使用してくる技は形態、シリーズによって違ってくる。
掲示板
89 ななしのよっしん
2021/01/05(火) 21:41:28 ID: CDrFbCogVU
XのIFって感じはするよね。「無限の可能性を秘めているが、「X」には危険の可能性も秘めている」の「危険側」に傾いてしまったロックマン(X)って感じがEXEフォルテというか。初の自我持ちとかゲットアビリティプログラムとか
エックスみたいに安全性が証明されるまでネットワーク発展世界ではあまりにも生まれた時代やらが早過ぎた悲しみ→鷹岬先生のフォルテ過去編
90 削除しました
削除しました ID: rY9EMglcKL
削除しました
91 ななしのよっしん
2023/02/24(金) 08:28:06 ID: UY+U8IMqvq
アニメのフォルテはなんかこうややこしいな。
最初ファラオマン→その残骸からフォルテが生まれ
その後ゴスペル首相のボディを使う形でまたでてくるという。
オーバーボディともいう
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/19(金) 04:00
最終更新:2024/04/19(金) 04:00
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