フォルムチェンジ (――、英:Forme Change) とは、メディアミックス『ポケットモンスター』において、ポケモンが可逆的にすがた (姿) を変えること。ただし『メガシンカ』『ゲンシカイキ』『ダイマックス / キョダイマックス』『オーガポン・テラパゴス以外のテラスタル』はこれに分類されない。
メディアミックスごとにフォルムチェンジを引き起こす方法は異なるが、本記事では『本編』に区分されるゲーム (ゲームフリークまたはILCA開発) のケースに限って解説するものとする。
ポケモンには複数の姿を持っている種族が存在する。その多くは互いに変化できないが、まれに可逆的に変化できる種も存在する。こうしたケースをフォルムチェンジと呼称している。第3世代でポワルンとデオキシスに登場したことをきっかけに各世代でフォルムチェンジするポケモンが追加されていった。第1世代および第2世代で初登場したポケモンに関しては、後にリージョンフォームが追加された種を含めてフォルムチェンジはしない (ただしおきがえピカチュウというイレギュラーなケースはある) 。
不可逆変化である「進化」と異なり、種族名は変化しない。例えばピカチュウはかみなりのいしでライチュウに進化するが、ライチュウに進化するとピカチュウに戻ることはできない (あくまでゲームにおいてであり、PCGや漫画など他のメディアミックスでは可能なケースもある) 。一方、ロトムは家電を調べることで他のフォルムに変わることができるが、元の姿に戻ることも、別の姿に変化することも可能である。故に形態変化をしようがロトムはロトムである。
フォルムチェンジするポケモンであっても、各形態が「フォルム」とついていないケースもある一方で、各形態が「フォルム」とついているのにフォルムチェンジしない、あるいはフォルムチェンジ要件が明らかになっていないケースもある (ノココッチのふたふしフォルムとみつふしフォルム、コレクレーのはこフォルムととほフォルム) 。
フォルムチェンジはすがた違い同様、個別に図鑑説明を与えられている。ただしゼルネアスのリラックスモード⇔アクティブモード、オーガポンのそれぞれのお面の非戦闘時⇔戦闘時⇔テラスタルには個別に図鑑説明を与えられていない (後者の場合、既に4つのお面で4つの説明を与える必要があるなかで、更に8つの図鑑説明を考えるのがしんどいのもあろうが) 。
なお、第六世代以降ポケモンにはその世代特有のバトルの追加要素が存在しているが、こうしたものの多くはフォルムチェンジとはみなされていない。姿を大きくする通常のダイマックスや頭頂にテラスタルジュエルを生やし、全身を光り輝かせる程度のテラスタルはもとより、姿を大きく変化させるメガシンカ、キョダイマックス、ムゲンダイマックスもフォルムチェンジ扱いにはなっていない (公式が別枠扱いしていることもある) 。しかしメガシンカとキョダイマックス、ムゲンダイマックスはフォルムチェンジやすがた違い同様に図鑑説明が個別に与えられている。一方で、ネクロズマのウルトラバーストとオーガポン・テラパゴスのテラスタルはフォルムチェンジ扱いになっている (オーガポンのテラスタルの場合、「みずびたし」を受けていても本来のタイプを「テラスタル前の元のタイプ」とみなしているためフォルムチェンジ扱いとなる) 。
本項では手持ち・ボックスにいるときにフォルムチェンジ可能なケースについて解説する。手持ち・ボックス外でフォルムチェンジが確認されているケースは次項で解説する。
またラブトロスは第八世代初出だが、第五世代の項に書く。
No. | 種族 | フォルム名 | 備考 (フォルムチェンジ方法等) |
---|---|---|---|
0351 | ポワルン | ポワルンのすがた たいようのすがた あまみずのすがた ゆきぐものすがた |
特性「てんきや」の効果で変化する。ポワルンが繰り出されたとき、あるいは天候が変わったタイミングでその時の天候に応じたフォルムになる。
面白い効果ではあるが、天候を変えられることでポワルンが受けられる恩恵がウェザーボールくらいしかないうえ、相手に天候を変えられることで戦術があっさり瓦解しかねないこともあり初代フォルムチェンジでありながら運用難を指摘されている。フォルムチェンジ特性でありながら特性の無効化や書き換えも効いてしまうという独自仕様も痛いか。なお第9世代には登場していないためゆき状態のときにゆきぐものすがたになるかどうかは不明 (十中八九なるだろうが) 。 |
0386 | デオキシス | ノーマルフォルム アタックフォルム ディフェンスフォルム スピードフォルム |
第3世代ではソフトによって変化し (下記参照) 、第4世代以降は隕石を調べることでフォルムチェンジする。フォルムチェンジしてもタイプは変わらないが、能力値傾向は変化する。 スピードフォルム以外の3フォルムは映画『裂空の訪問者 デオキシス』にて登場している。この時点での3フォルムの頭文字を取ることで『DNA (デオキシリボ核酸)』となる。スピードフォルムはイレギュラーに見えるが、ドイツ語ではデオキシリボ核酸は『DNS』と呼ぶので、実はパターンを満たしている。 一見ノーマルフォルムは他3フォルムの平均であるかのような名前をしているが、実際は高火力低耐久とアタックフォルムと近い能力値傾向である。 |
No. | 種族 | フォルム名 | 備考 (フォルムチェンジ方法等) |
---|---|---|---|
0412 | ミノムッチ | くさきのミノ すなちのミノ ゴミのミノ |
♂はフォルムの違いに関わらずガーメイルに進化する。♀はフォルムの違いに応じて異なるすがたのミノマダムに進化し、くさきのミノの場合はむし・くさ複合、すなちのミノはむし・じめん複合、ゴミのミノはむし・はがね複合となる。それぞれ覚える技もことなり、ミノマダムに進化した後はミノを変えることはできない。 |
0421 | チェリム | ネガフォルム ポジフォルム |
特性「フラワーギフト」の効果で変化する。チェリムが繰り出されたとき、あるいは天候が変わったタイミングでその時の天候に応じたフォルムになる。『LEGENDS アルセウス』でのみポジフォルムになると種族値が上昇するが、その他のシリーズでは種族値に変化はない。 なお、第四世代および『LEGENDS アルセウス』ではフォルムチェンジとフラワーギフトは関連していない。 |
0479 | ロトム | ロトムのすがた ヒートロトム ウォッシュロトム フロストロトム スピンロトム カットロトム |
第七世代以前および『LEGENDS アルセウス』では家電を調べることで、第八世代以降ではロトムのカタログを使うことでフォルムチェンジする。第四世代ではロトムのすがた以外は種族値が上昇するだけでタイプはでんき・ゴーストで固定されていた。第五世代以降ではタイプ1はでんきで固定されているが、タイプ2は家電ごとにそれっぽいタイプに変わる。またフォルムごとにわざを1つ習得できる。
初登場時の『ダイヤモンド・パール』では登場しておらず、『プラチナ』で追加された。このため『ポケモンバトルレボリューション』では他の5つのフォルムを使うとロトムのすがたに戻ってしまう。 第五世代以降ではスピンロトムを除き希少複合だらけとなり、特にでんき・ほのお、でんき・こおり、でんき・くさは長らく固有タイプであった (ロトムのすがたのでんき・ゴーストも第九世代時点で固有タイプ) 。でんき・ほのおは第九世代現在でも固有であるが、でんき・こおりはパッチルドン、でんき・くさはヒスイマルマインが登場している。でんき・みずも他にはランターン程度。 |
0483 | ディアルガ | (形態名不明) オリジンフォルム |
『LEGENDS アルセウス』ではだいこんごうだまを使うことで、第九世代以降ではだいこんごうだまを持たせることで通常のすがたからオリジンフォルムにフォルムチェンジする。能力値の他、『LEGENDS アルセウス』ではときのほうこうの技の威力と命中が変化する。 |
0484 | パルキア | (形態名不明) オリジンフォルム |
『LEGENDS アルセウス』ではだいしらたまを使うことで、第九世代以降ではだいしらたまを持たせることで通常のすがたからオリジンフォルムにフォルムチェンジする。能力値の他、『LEGENDS アルセウス』ではあくうせつだんの技の威力と命中が変化する。 |
0487 | ギラティナ | アナザーフォルム オリジンフォルム |
『LEGENDS アルセウス』ではだいはっきんだまを使うことで、第八世代以前でははっきんだまを持たせることで、第九世代以降ではだいはっきんだまを持たせることでアナザーフォルムからオリジンフォルムにフォルムチェンジする (やぶれたせかいでははっきんだま / だいはっきんだまを持っていなくてもオリジンフォルムにフォルムチェンジする) 。能力値と特性が変化する。 |
0492 | シェイミ | ランドフォルム スカイフォルム |
朝・昼・夕方にグラシデアのはなを使うことでランドフォルムからスカイフォルムにフォルムチェンジする。夜になるとランドフォルムに戻る。フォルムチェンジすると種族値が変化するほか、ひこうが追加される。 |
0493 | アルセウス | ※備考参照 |
特性「マルチタイプ」の効果で変化する。アルセウスが持っているプレートにあわせてタイプが変化する (そのプレートが強化する技のタイプに準じる) 。さばきのつぶてのタイプもアルセウスのタイプに準じる。各フォルムには形態名が設定されていないので、「○○○タイプのアルセウス」と呼称する事が多い。 第四世代では内部データ上は???タイプのアルセウスも存在していた (???タイプがのろいしかないため、バグか改造でしか見ることは出来ない) 。第5世代では???タイプのアルセウスはデータ城存在しなくなったため姿が17種類に減ったが、第六世代でフェアリータイプが追加されたため18種類に戻った。 『LEGENDS アルセウス』ではレジェンドプレートを使用することで、さばきのつぶてを使用する際に相手の弱点をつくタイプに変化する。また第七世代では、プレートだけではなくZクリスタルでもタイプが変わる。 |
No. | 種族 | フォルム名 | 備考 (フォルムチェンジ方法等) |
---|---|---|---|
0555 | ヒヒダルマ | ノーマルモード ダルマモード |
特性「ダルマモード」の効果で変化する。ヒヒダルマのHPが半分を切るとダルマモードになり、半分を上回るとノーマルモードに戻る。ダルマモード時にはエスパータイプが追加される。 ただしダルマモードになると種族値合計こそ上昇するが、何故か物理偏重から特殊偏重に変わってしまううえ、耐久面の種族値もあがるがHP半分ではもはや焼け石に水。しかもHPが回復すると元に戻ってしまうことから運用難を抱えてしまっている。加えてダルマモードは隠れ特性であり、通常特性のちからづくのほうが強いのもあって採用率は低い。 |
0555 | ヒヒダルマ ガラルのすがた |
ノーマルモード ダルマモード |
特性「ダルマモード」の効果で変化する。ヒヒダルマのHPが半分を切るとダルマモードになり、半分を上回るとノーマルモードに戻る。ダルマモード時にはほのおタイプが追加される。 やはり通常特性のごりむちゅうのほうが採用率自体は高いが、技が固定されないこと、ダルマモード時でも攻撃偏重のまま、攻撃と素早さだけが上がるという無駄の無い上昇配分と、こおりタイプながら覚えられるフレアドライブやほのおのパンチとタイプ追加が相性がよいこともあり、選択肢には上がるくらいにはなっている。 なおこおり・ほのおタイプという相反する複合は現状ガラルヒヒダルマのみ。他のゲームだと氷炎属性といえばかっこいいキャラクターとして独特な雰囲気とともに登場する事が多く、またその異質さから闇属性についで悪そうな見た目で人気を博すことが多いが、ヒヒダルマはだるまだけに雪だるま。見た目もどことなくかわいらしい。 |
0585 0586 |
シキジカ メブキジカ |
はるのすがた なつのすがた あきのすがた ふゆのすがた |
手持ちに入れているときに電源を起動すると、第五世代では季節に応じ、第九世代では主人公の現在地に応じてすがたが変わる (ボックス内のシキジカとメブキジカは変わらない) 。タイプや能力値に変化はない。 第六~八世代ではフォルムチェンジさせる方法がなかったため実質すがた違いになっていた (野生ははるのすがただけが登場していた) 。 |
0641 0642 0645 0905 |
トルネロス ボルトロス ランドロス ラブトロス |
けしんフォルム れいじゅうフォルム |
道具『うつしかがみ』を使うことで、コピペロスと呼ばれる所以となったけしんフォルムから、四神をモチーフとした各々の独自性のあるれいじゅうフォルムにフォルムチェンジする。タイプは変化はないが、それぞれ得意とする能力値傾向が変わる。けしんフォルムにのみ隠れ特性が存在する。 |
0646 | キュレム | キュレムのすがた ブラックキュレム ホワイトキュレム |
道具『いでんしのくさび』を使うことで、キュレムがレシラム / ゼクロムと合体し、ホワイトキュレム / ブラックキュレムになる。このとき、キュレムが覚えていたこごえるせかいとこわいかおはそれぞれコールドフレア / フリーズボルトとクロスフレイム / クロスサンダーに変化する。もう一度いでんしのくさびを使うと元に戻る。タイプは変わらない。 |
0647 | ケルディオ | いつものすがた かくごのすがた |
技「しんぴのつるぎ」を覚えているとかくごのすがたに変化する。性能に変化はない。 なお初出時の『ブラック・ホワイト』ではすがたが変わることはなく、『ブラック2・ホワイト2』でこの仕様が追加された。おそらくはケルディオが主役となる映画『キュレムVS聖剣士 ケルディオ』との連動要素なのだろう。 |
0648 | メロエッタ | ボイスフォルム ステップフォルム |
技「いにしえのうた」の効果でフォルムチェンジする。タイプ1は共通してノーマルだが、タイプ2はボイスフォルムではエスパータイプ、ステップフォルムではかくとうタイプとなる。 |
0649 | ゲノセクト | ※備考参照 |
4種類のカセットを持たせることで頭に刺さっているカセットの色が変化し、技『テクノバスター』のタイプが変わる。 逆に言うと見た目の変化率も小さい上に道具をあえて持たせてもテクノバスターのタイプ以外に変化がないので、フォルムチェンジ中でも最も地味な部類に入るだろう。各形態に形態名が設定されていないのもなんともいえない。 |
No. | 種族 | フォルム名 | 備考 (フォルムチェンジ方法等) |
---|---|---|---|
0658 | ゲッコウガ | オスのすがた メスのすがた サトシゲッコウガ |
第七世代『サン・ムーン』特別体験版で手に入れたおやがサトシのゲッコウガのみ、特性『きずなへんげ』の効果で相手を倒すとサトシゲッコウガにフォルムチェンジする。 ただしこのフォルムチェンジは第7世代特有であり、第九世代ではフォルムチェンジが廃止され能力上昇に置き換えられてしまった。しかしネモの家にはサトシゲッコウガを描いたと見られる絵が飾られているため、設定上は存在しているようだ。 |
0676 | トリミアン | やせいのすがた ハートカット スターカット ダイヤカット クイーンカット カブキカット キングダムカット レディカット マダムカット ジェントルカット |
トリミングができる施設でトリミアンをトリミングしてもらうことで、10種類のすがたに変化する。見た目が変わるだけで性能に変化は一切ない。 |
0681 | ギルガルド | シールドフォルム ブレードフォルム |
特性「キングシールド」の効果で変化する。技『キングシールド』を使うとシールドフォルム、攻撃技を使うとブレードフォルムにフォルムチェンジする。 このフォルムチェンジを使うことで実質720族というとんでもないポケモンになっていたことから、第八世代からは種族値が下方修正された。それでも680族相当ではあるのだが。 |
0716 | ゼルネアス | リラックスモード アクティブモード |
ゼルネアスは非戦闘時は青い角のリラックスモード、戦闘時は金色の角に様々な色の突起が生えるアクティブモードになる。 性能に変化はない (というよりあっても活かしようがない) が、第八世代の通信対戦ではこの仕様のせいで選出が相手にバレるという問題があった (ソフトの更新で修正されたが) 。 |
0718 | ジガルデ | 10%フォルム 50%フォルム パーフェクトフォルム |
フォルムチェンジが実装されたのは第七世代から。特性「スワームチェンジ」の効果で変化する。10%フォルム / 50%フォルムのジガルデのHPが半分になったとき、パーフェクトフォルムにフォルムチェンジする。戦闘中にフォルムチェンジする種族では珍しくHP種族値が増大し、実際差分のHPが回復する。 ダイマックスアドベンチャーではただでさえひこうタイプ・ふゆうにもあたる専用技サウザンアローによる一貫性の高い全体攻撃をもちつつ、このスワームチェンジによるHP回復と、HP半減時に攻撃が2回になるダイマックスアドベンチャーの仕様から半端にHPを削ると相手は耐久指数が増加した状態かつHPも十分にあるにも関わらず行動時には2回攻撃 (しかも高確率で全体攻撃) してくるという理不尽な事態に陥ってしまう。 ジガルデの特性にはもうひとつ「オーラブレイク」も存在するが、ゼルネアスとイベルタルの「フェアリーオーラ」「ダークオーラ」の効果を反転させるというピンポイントすぎる効果によりあまり使われることはない。 |
0720 | フーパ | いましめられしフーパ ときはなたれしフーパ |
いましめられしフーパにいましめのツボを使うことでときはなたれしフーパになる。タイプ1はエスパーで共通だが、タイプ2はいましめられしフーパではゴーストタイプ、ときはなたれしフーパではあくタイプとなる。 |
No. | 種族 | フォルム名 | 備考 (フォルムチェンジ方法等) |
---|---|---|---|
0741 | オドリドリ | めらめらスタイル ぱちぱちスタイル ふらふらスタイル まいまいスタイル |
花の蜜を吸わせることで、各スタイルにフォルムチェンジする。珍しくタイプ1のほうが変化し、タイプ2はひこうで固定されている。これはオドリドリの技「めざめるダンス」が「使用ポケモンのタイプ1と同じタイプになる」という特殊な仕様のため。 |
0746 | ヨワシ | たんどくのすがた むれたすがた |
特性「ぎょぐん」の効果で変化する。ヨワシがレベル20以上かつHPが1/4以上であれば場に出した直後に仲間が集ってむれたすがたになる。1/4以下になるとたんどくのすがたに戻ってしまう。 逆説的に一種のデメリット属性でもあり、たんどくのすがたはヒマナッツさえ下回る種族値合計175 (全ポケモン中最下位) だが、むれたすがたになると種族値合計620と一般ポケモンとは思えない種族値になる。 |
0773 | シルヴァディ | タイプ:ノーマル タイプ:ファイヤー タイプ:ウォーター タイプ:エレクトロ タイプ:グラス タイプ:アイス タイプ:ファイト タイプ:ポイズン タイプ:グラウンド タイプ:フライング タイプ:サイキック タイプ:バグ タイプ:ロック タイプ:ゴースト タイプ:ドラゴン タイプ:ダーク タイプ:フェアリー |
特性「ARシステム」の効果で変化する。持っているメモリに合わせてタイプとマルチアタックのタイプが変わる。 シルヴァディがもともとアルセウスを人工的に再現しようとしたというのを示唆しているが、能力上昇のあるプレートではなく、特に能力上昇を伴わないのが難点。ドラゴンを受けられるタイプ:フェアリーやサンダー対策のタイプ:グラウンド、弱点を1つにできるタイプ:エレクトロあたりがまあまあ使われるか、タイプ:ノーマルでノーマルジュエルを持たせてだいばくはつする事が多く、他のフォルムはあまり見られない。 アルセウスやゲノセクトとことなり形態名が設定されている。ただしタイプ:ノーマル以外の図鑑説明は17フォルムで共通である。 |
0774 | メテノ | りゅうせいのすがた あかいろのコア だいだいいろのコア きいろのコア みどりいろのコア みずいろのコア あおいろのコア むらさきいろのコア |
メテノは7つのすがた違い (コア) を持つが、特性「リミットシールド」の効果で場に出た直後は共通してりゅうせいのすがたになる。その後HPが1/2を下回ると個体ごとに各色のコアにフォルムチェンジする。 りゅうせいのすがたでは状態異常およびねむけ状態を無効化でき、比較的耐久寄りのステータスとなる。コアが露出すると攻撃面と素早さが上がるかわりに防御面が格段に落ちる。 |
0778 | ミミッキュ | ばけたすがた ばれたすがた |
特性「ばけのかわ」の効果で変化する。攻撃を受けるとそのダメージを無効にし、その後ばけたすがたからばれたすがたになる (第八世代以降はこのときHPの1/8のダメージを受ける)。といっても首がこてんと倒れるだけだが、フォルムチェンジであるためタイプやステータスの変更も戻る。 いわゆる行動保証特性であり、場に出て1度はかならず動けるためつるぎのまいなどの積み技や、妨害技などを確実に遂行できる。第7世代ではばれたすがたにフォルムチェンジする際にダメージを受けないせいできあいのタスキと合わせてまったく防御面に努力値を割かなくても2回は攻撃を確実に耐えられるというインチキじみた性能であった。 |
0800 | ネクロズマ | (形態名不明) たそがれのたてがみ あかつきのつばさ ウルトラネクロズマ |
通常のすがたにネクロプラスソル / ネクロプラスルナでソルガレオ / ルナアーラを融合することでたそがれのたてがみ (日食ネクロズマ) / あかつきのつばさ (月食ネクロズマ) にフォルムチェンジする。更にたそがれのたてがみ / あかつきのつばさのときに「ウルトラネクロZ」を持たせると、戦闘中にウルトラバーストしてウルトラネクロズマになる (ウルトラバーストしたターンはZワザを使用できない制約がある) 。 |
No. | 種族 | フォルム名 | 備考 (フォルムチェンジ方法等) |
---|---|---|---|
0845 | ウッウ | (形態名不明) うのみのすがた まるのみのすがた |
特性「うのミサイル」の効果で変化する。なみのりやダイビングを使用した際にHPが1/2以上のときはサシカマスを咥えたうのみのすがたに、1/2以下のときはピカチュウを咥えたまるのみのすがたになる。 このうのみのすがた・まるのみのすがたの際に攻撃を受けると獲物を吐き出して元の姿に戻る。相手に1/4のダメージを与えた上でうのみのすがたならぼうぎょ1段階ダウン、まるのみのすがたならまひ状態のおまけがついてくる。 ただサシカマスやピカチュウを咥えているだけだがフォルムチェンジなのでタイプ変化やステータスの変化を戻せる。またフォルムチェンジに一度でも成功してしまえば一矢報いることができるため、結構面白い性能のポケモンである。 |
0875 | コオリッポ | アイスフェイス ナイスフェイス |
特性「アイスフェイス」の効果で変化する。アイスフェイスのときに物理技を受けると、そのダメージを0にしてナイスフェイスにフォルムチェンジする。ナイスフェイスのときに天候があられ / ゆきになるとアイスフェイスにフォルムチェンジする。 |
0877 | モルペコ | まんぷくもよう はらぺこもよう |
特性「はらぺこスイッチ」の効果で変化する。ターン毎にまんぷくもよう⇔はらぺこもようでフォルムチェンジし続ける。まんぷくもようのときはオーラぐるまのタイプがでんき、はらぺこもようのときはあくとなる。モルペコのタイプは変化しない。 |
0888 | ザシアン | れきせんのゆうしゃ けんのおう |
道具『くちたけん』を持ってバトルに出るとけんのおうになり、れきせんのゆうしゃの際にアイアンヘッドを覚えているときょじゅうざんに変化する。種族値も攻撃と素早さが伸び、はがねタイプが追加される。 |
0889 | ザマゼンタ | れきせんのゆうしゃ たてのおう |
道具『くちたたて』を持ってバトルに出るとたてのおうになり、れきせんのゆうしゃの際にアイアンヘッドを覚えているときょじゅうだんに変化する。種族値も防御と特防が伸び、はがねタイプが追加される。ただし素早さは下がる。 第九世代では攻撃・防御・特防種族値が低下(歴戦の勇者は攻撃のみ)し、特性「ふくつのたて」の発動も戦闘中1回のみとなった。 |
0898 | バドレックス | (形態名不明) はくばじょうのすがた こくばじょうのすがた |
通常のすがたにキズナのタズナを使うことで、ブリザポス / レイスポスにバドレックスが騎乗しはくばじょうのすがた / こくばじょうのすがたにフォルムチェンジする。 種族値の他、タイプと専用技もそれぞれ異なる (通常のすがたのタイプ2のくさがそれぞれブリザポス / レイスポスのタイプに置き換わる)。またはくばじょうのすがたとこくばじょうのすがたでは特性名は同じ「じんばいったい」だが効果は「きんちょうかん」+「しろのいななき / くろのいななき」と内部の仕様は異なる。 |
No. | 種族 | フォルム名 | 備考 (フォルムチェンジ方法等) |
---|---|---|---|
0964 | イルカマン | ナイーブフォルム マイティフォルム |
特性「マイティチェンジ」の効果で変化する。最初に場に出るときは進化前のナミイルカの腹部にハートが付いただけのようなすがた・ナイーブフォルムで出てくるが、一度控えに戻ってからもう一度場に出てくるとアメコミヒーローさながらのムキムキマッチョなマイティフォルムに変身する。 このフォルムになると種族値が一気に上昇し合計650になるが、一度引っ込める必要があるのがネック。要はヨワシと同じデメリット特性枠のポケモンなのである。ただしクイックターンで容易にフォルムチェンジができ、一度フォルムチェンジしてしまえばひんしになるまで強化が持続するため、戦法こそ読まれやすいがヨワシやレジギガス、アーケオス、ケッキングなんかと比べると使いやすい部類である。シングル・ダブル問わず環境でも一定の実績をあげている。 |
1017 | オーガポン | みどりのめん いどのめん かまどのめん いしずえのめん ※備考参照 |
オーガポンが道具「いどのめん」「かまどのめん」「いしずえのめん」を持っているとフォルムチェンジする。それぞれのお面によってオーガポンのタイプが変化し、「ツタこんぼう」のタイプはくさでなくなり、オーガポンのタイプ2を参照するようになる。それぞれのお面にはオーガポンの技の威力を上昇させる隠し効果もある。 また、オーガポンがテラスタルすると、仮面が巨大化し、タイプ2をテラスタイプとし (みどりのめんに限りタイプ1のくさ)、特性がおもかげやどしに変化する。このときの上昇能力もフォルムごとに異なっている。なお、オーガポンのテラスタルはフォルムチェンジ扱いであり、タイプとステータスの変更は元に戻る (よってオーガポンが仮にみずびたしを受けていても、その後テラスタルした際にかまどのめんを持っていればくさ・ほのおタイプが本来のタイプであるとみなされる) 。テラスタルがフォルムチェンジと密接に関与している都合、テラピースによるテラスタイプ変更は不可能。
なお、オーガポンは非戦闘時はお面を着用せず素顔でいる。このため体色だけがお面に応じて変化している。つまりオーガポンのすがたは以下の12種類あることになる。 |
1024 | テラパゴス | ノーマルフォルム テラスタルフォルム ステラフォルム |
オーガポン同様フォルムチェンジにテラスタルが関与している為、テラスタイプはステラ固定で変更不能。 非戦闘時はアニメ版で先行登場したノーマルフォルムだが、特性「テラスチェンジ」により戦闘に出ると瞬時にテラスタルフォルムに変化する為、この姿で戦う機会はない。ゾロア種がイリュージョンで戦闘に出る前のテラパゴスに化けた場合、テラスチェンジが再現されずノーマルフォルムに化けるので即座にばれてしまう。この事を想定してかノーマルフォルムにも戦闘モーションが存在する。 テラスタルを発動することでステラフォルムへと変化し、HPを中心に種族値が上昇。専用技「テラクラスター」がノーマルタイプの単体攻撃からステラタイプの全体攻撃に変化する。一致補正が無くなるので火力指数はやや落ちるが、ダメージを軽減されることが無くなる。また、ステラテラスは与ダメージ補正が各技毎に1回きりだがその制限がテラパゴスには存在しない。 |
本項では、以下のようなケースを取り扱う。
No. | 種族 | フォルム名 | 備考 (フォルムチェンジ方法等) |
---|---|---|---|
0479 | ロトム | ロトム図鑑 スマホロトム ロトム自転車 ロトミ ドローンロトム |
第七世代以降、ロトムはさまざまな製品に入ってモーターのような扱いをされている。その姿はさながら「ロトムの意思を持った情報端末・電子機器」と言えよう。 |
0643 0644 0646 |
レシラム ゼクロム キュレム |
オーバードライブ |
レシラム、ゼクロムとその2体を取り込んだキュレム (すなわちホワイトキュレム、ブラックキュレム) はエンジンの役割を担っているとされる尻尾を光らせることがあり、これはオーバードライブと呼ばれている。 |
0646 | キュレム | 本来の姿 |
キュレムはもともとレシラムとゼクロムが分離した後の抜け殻である。ブラックキュレムとホワイトキュレムは片方しか戻ってきていないすがたであり (もっといえば、いでんしのくさびで無理矢理くっつけているだけである) 、設定上は両方の龍が分離する前の完全体のキュレムが存在したはずである。 |
0717 | イベルタル | コクーンモード |
イベルタルがフレア団の秘密基地で眠っている時のすがたは「コクーンモード」という名前がある。これはイベルタルが寿命が尽きるとき翼と尾羽を広げてあらゆる生命を吸い取り、その後これらを丸めて繭のようになって眠るというもの。 |
0718 | ジガルデ | ジガルデ・コア ジガルデ・セル |
ジガルデはコアが中心となり多数のジガルデ・セルと合体することで各フォルムになる。ゲーム中ではこの状態はポケモン扱いさえされていない。実際生物学的にもポケモンと言っていいのか論争があるらしい。 |
0753 0754 |
カリキリ ラランテス |
フラワーモード | |
0791 | ソルガレオ | ライジングフェーズ |
強力なパワーを開放すると、ライジングフェーズと呼ばれる光り輝く姿になる。ゲーム中ではメテオドライブ使用時にこの姿を確認可能。 |
0792 | ルナアーラ | フルムーンフェーズ |
強力なパワーを開放すると、フルムーンフェーズと呼ばれる光り輝く姿になる。ゲーム中ではシャドーレイ使用時にこの姿を確認可能。 |
0800 | ネクロズマ | かがやきさま |
ネクロズマは本来自ら放つ光によって周囲にエネルギーをもたらす存在「かがやきさま」だったが、ウルトラメガロポリスの住民が科学力でネクロズマをコントロールしようとしたことで、ネクロズマの体の一部が散逸してしまった。 ウルトラネクロズマのすがたはソルガレオ / ルナアーラを取り込むことで光エネルギーを獲得し、欠損した部位を補うことでかがやきさまとしての能力を取り戻したすがたである。ただし取り戻したのは能力のみであり、身体の一部を失っていることには変わらないため、ネクロズマ本人にも制御できていない。 |
0967 | モトトカゲ | デフォルトフォルム バトルフォルム ライドフォルム |
日常の四足であるデフォルトフォルム、戦闘時の二足歩行のバトルフォルム、ポケモンライド時のライドフォルムが存在することが設定として明かされている。 |
1007 | コライドン | ライドフォルム バトルフォルム |
コライドンは主人公を乗せて一緒に移動する際のライドフォルムと、戦闘時のバトルフォルムが存在しており、子孫となるモトトカゲ同様にライドフォルムでは4つ足、バトルフォルムでは2つ足がデフォルトである。 ライドフォルムは更に3つの形態にわかれている。
なおモトトカゲの先祖といえどツバサノオウ (コライドン) は凶暴であるため、通常ライドフォルムとして人間が乗ることはありえない。主人公の相棒となる個体が本来の凶暴さを持ち合わせていないために乗って旅することができると言えよう。 |
1008 | ミライドン | ライドフォルム バトルフォルム |
ミライドンは主人公を乗せて一緒に移動する際のライドフォルムと、戦闘時のバトルフォルムが存在しており、先祖となるモトトカゲ同様にライドフォルムでは4つ足であるが、バトルフォルムでは足を折りたたんでジェットエンジンのような器官を下に向け、空中に浮遊する状態がデフォルトである (じめん技は普通に食らう) 。 ライドフォルムは更に3つの形態にわかれている。
なおモトトカゲの子孫といえどテツノオロチ (ミライドン) は冷酷であるため、通常ライドフォルムとして人間が乗ることはありえない。主人公の相棒となる個体が本来の冷酷さを持ち合わせていないために乗って旅することができると言えよう。 |
掲示板
3 ななしのよっしん
2023/10/12(木) 15:00:32 ID: iRC7alGl2+
9世代はナイーブ→マイティフォルムのイルカマンも該当者やな
スカーレット版の図鑑説明だと設定上はゲンシカイキの原理に近いのも興味深い
4 ななしのよっしん
2023/10/12(木) 20:33:12 ID: J+pVtJrvzC
これゼロの秘宝後編発売されたらコラミラは飛行は滑空とは別のフォルムとして扱うのかね?
てかコライドンはツバサノオウと言われるだけあってあの翼で飛ぶんだろうけど、ミライドンはどうやって飛行するのだろうか?やはり脚部のブースターか
5 ななしのよっしん
2023/12/16(土) 18:07:37 ID: Qfxdk3I0am
テラスタルと同時にフォルムチェンジする2匹目来ましたね。
もっともオーガポンと異なりフォルム名が明確なのであまり説明がややこしくならなそうです。
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最終更新:2025/04/18(金) 19:00
最終更新:2025/04/18(金) 18:00
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