フォーク・ザ・ジャイアントとは、漫画「キン肉マンⅡ世」の登場人物である。
キン肉族の「寛容・無我・友情」の精神からなる"火事場のクソ力"に対して、「強欲・残虐・非道」などからなる"墓場のクソ力"をもつという重犯罪人「ノーリスペクト」の一人であり、ノーリスペクト#1。
通称は「フォーク」で、「モノホンの犯罪超人」という異名を持つ。
元はとある惑星の採石場で働く土木超人だったが、15歳のころに口うるさい親方をカっとなって殺害し逃亡。全宇宙指名手配となった後も追っ手を次々に惨殺し、ハンゾウ、ボーン・コールドらと出会って「ノーリスペクト」を結成する。そして愛と平和の星であるキン肉星の征服を謀って仲間と共にキン肉星の兵隊650人を殺害、ここでようやく捕らえられた。
キン肉星刑務所に収監後は終身刑に処され、キン肉星付近を航行する宇宙船に吊られた檻に入れられた。
フォークリフトを模した姿をしており、背中には安全㐧一ならぬ"危険第㐧一"と記されている。
恩赦による釈放を条件に万太郎の「K・K・D修練(火事場のクソ力チャレンジ)」の対戦相手として牢から出され、網走監獄博物館(博物館 網走監獄)にて対戦する。
対戦前に監視役のセイウチンに指図されたことでカっとなり、必殺技の「串刺し昆虫採集(インセクトコレクション)」で惨殺しようとするが、制止する万太郎の声に気をひかれたことでバランスを崩し、重症を負わせるに止まった。
万太郎が自分にビビッて逃げたと知るとセイウチンを人質にとるなど、残忍さもうかがわせた。
試合形式は四方を鉄格子で囲まれたリングの空中に浮かぶ機械(マシン)ボックスに万太郎の持つ「魂のランタン」とフォークの持つ「氷のランタン」を吊り下げ、先に自分のランタンを取った方が勝ちという「ランタン争奪監獄マッチ」。
序盤は400㎏超の体重とそれに似合わない素早い身のこなしで万太郎を圧倒。万太郎の無鉄砲な性格も作用して試合を有利に運んでいたが、試合を観戦していた超人評議会評議員・ミンチの助言によってしなやかさを利用したファイトを会得した万太郎に次第に押し戻される。
それでも体格差や憎しみの力を源としたパワーをもって力ずくで試合を有利に進め万太郎をK.O.寸前まで追い込んだが、突如現れた元・悪魔超人チェック・メイトの応援で息を吹き返した万太郎の逆転のロメロ・スペシャルを受けてしまう。
自らの両腕を引きちぎってまで強引に脱出を図るも最後はマッスル・ミレニアムを受けダウン。
ランタンを取るべく脚立を登る万太郎を追うも力尽きて敗北した。
試合後、自分を「生来の極悪非道」と言って万太郎に裁きを求めるも、火事場のクソ力の要素の一つである「寛容」を体得した万太郎に「生まれつきの悪人なんてこの世にいやしない」と諭されたことで憎しみのパワーは消え、自らのランタンを叩き割ってキン肉星刑務所に戻っていった。
超人オリンピック ザ・レザレクションでは、決勝戦の相手ケビンマスクに苦戦する万太郎の前に幻影として他の二人とともに登場。ハンゾウが不満気に「なんでェそのざまは」と言ったり、ボーンがツンデレ皮肉めいて「オレたちの流した血や汗は無駄だった」と言う中、素直に「万太郎がK・K・Dで逆転することを信じてる」と切り出し、三人そろって檄を飛ばした。
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最終更新:2025/12/07(日) 21:00
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