フカセトラップとは (フカセトラップとは) [単語記事]

フカセトラップとは、KONAMI製音ゲー「SOUND VOLTEX」に存在する恐るべき罠である。

概要

初出は「恋する☆宇宙戦争っ!! あばばばみっくす」のEXHAU ST 譜面。
左右のツマミ(アナログデバイス)のラインが交差すると見せかけて中央で元の方向に折り返しているという、
シンプルながら凶悪なヒッカケである。

sdvx_phquase-trap 左：通常交差　右：フカセトラップ(偽交差)

単純な交差だと思って操作するとカーソルがラインから外れてぶっ飛んでいくため、何が起こったか分からないままエフェクティブ・レート(クリアゲージ)をゴリゴリ削られていく被害者が初代ボルテの初期から中期にかけて続出した。
フカセトラップが登場する譜面を選択する頃にはプレイヤーもある程度手馴れてきており、HI-SPEED オプションを用いて譜面速度をそこそこ高く設定している場合がほとんどであるということもトラップぶりに拍車をかけたと思われる。

現在ではPHQUASE氏以外が手がけた譜面でも登場する他、ADVANCED譜面でも登場するほどに普遍的な配置となっているものの、ボルテ黎明期で様々なつまみの配置が模索されていた当時のインパクトや凄まじく、瞬く間にこの呼び方が定着した。ある意味、譜面作成者としては最高の誉れと言える。

ちなみに、つまみ逆位置からの偽交差はフカセトラップではなく「ミズタニトラップ」と呼ばれる。初出はeffect担当者が月刊ミズタニ氏の明星ロケット[EXH](ラスト)。他に代表的なものとしてはルートスフィア[EXH](サビ)や孤独の番人[EXH]があり、effect担当者は月刊ミズタニ氏ではないが、この配置も初出の担当者の名前が使われている。