フラワーパーク 単語

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フラワーパーク

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フラワーパーク(flower park)とは、を中心とした公園または植物園などの名称。

曖昧さ回避

各地のフラワーパーク

その他花に関する事象への名称

その他


96年、スプリンターズステークス

もしも」が禁句とされる勝負の世界で、

それでも「もしも」の誘惑に駆られる間がある。

"そのがあと1センチ高かったら-"

ハナ差1センチの決着。僅かな差か、絶望距離か。

勝者、フラワーパーク。

勝者は必ず、敗者を作る。 

2013年スプリンターズステークスCMより 

フラワーパーク(Flower Park)とは、日本の元競走馬・現繁殖牝馬
偉大なから引き継いだ快速を持って、当時数多いた○外の猛者を抑えこみ短距離戦線を席巻した内産の女傑である。 
なお1981年生まれの同名のもいるが、本記事では1992年生まれを取り上げる。

通算成績18戦7勝[7-2-1-8]

な勝ち
1996年:高松宮杯(GI)、スプリンターズステークス(GI)、シルクロードステークス(GIII)

概要

1992年5月8日生まれのフラワーパークは、は短距離路線の整備をさらに促したと言われる偉大なる快速ニホンピロウイナーノーザンフラワーノーザンテーストという内である。
めにデビュー出来ればクラシック戦線をしていたであろうが、何度となく骨折するなどしてデビューが大幅に遅れ、デビューは旧4歳の1995年10月であった。
緒戦は惨敗するも2戦で勝ちあがり、 その後はトントン拍子に出世。デビューから半年かからずにシルクロードステークスGIII)でGIGI級の各を破り重賞勝利を飾り、そのスピードを存分に見せつける。
その勢いのまま、番組定でのスプリンGIとなった高松宮杯に出走。ここでは未だに賛否両論渦巻くローテを取ってやってきたナリタブライアンらが相手になったが牙にも掛けない快速っぷりで後続を切り捨て圧勝。の初代短距離女王いたのであった。

その後、安田記念に挑むが長すぎたか敗。は体調が整わなかったこともあり、当時GIICBC賞スプリンターズステークスの一本釣りローテで挑むことになった。
そのCBC賞ではエイシンワシントンの軽快な逃げの前に敗れ2着。プリント連覇に暗が立ち込めた。
本番スプリンターズステークスエイシンワシントンが軽快に逃げ、そのまま押し切るかに見えたが、2番手でをためていたフラワーパークが強襲。
しい叩き合いになり、全く並んだままゴールに飛び込んだ。
どっちが勝ったかは眼では判別できなかったが、わずか1差という現在記録になっている僅差でフラワーパークが差し切り、のスプリンGIが出来た年に初のプリン女王に君臨した。
後にこのレース上であった田原成貴ゴムの原理を使い、最後の一歩で頭をグイッと出すの手を使ったと述懐している。なんとも天才肌な彼らしい言である。

翌年も現役を続行するも、前年のきは一切見られないまま引退繁殖牝馬となった。
繁殖牝馬としてはそれなりの位置にまでは届くが、体質の弱さ故かなかなか出世しきれない産駒が多かった。しかし、ディープインパクトとの子であるヴァンンヌが怪からの長期休養が明けるとGI級のスピード2015年東京新聞杯勝利。同年の安田記念でもモーリスのクビ差2着に迫っており、これでの不振から屈腱炎を再発させなければ…とポテンシャルの高さを見せてくれた。
そのヴァンンヌ種牡馬入りし、2023-2024年中山グランドジャンプを連覇したイロゴトシを輩出。今後もフラワーパークの名を聞くことがあるかもしれない。

繁殖引退後は取町のスガタ牧場で余生を過ごし、2024年4月6日に32歳で死去。翌週のイロゴトシ中山GJ連覇こそ見れなかったが、同年時点で存命のJRAに所属したGⅠないし重賞としては最高齢の大往生であった[1]

血統表

ニホンピロウイナー
1980 黒鹿毛
*ステイールハート
1972 黒鹿毛
Habitat Sir Gaylord
Little Hut
A. 1. Abernant
Asti Spumante
ニホンピロバー
1974 鹿毛
*チャイナロツク Rockefella
May Wong
ライトフレーム *ライジングフレーム
グリライト
ノーザンフラワー
1977 栗毛
FNo.1-n
*ノーザンテースト
1971 栗毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Lady Victoria Victoria Park
Lady Angela
*フアイアフラワー
1972 鹿毛
Dike Herbager
Delta
Pascha *セントクレスピン
Easter Gala

クロスLady Angela 5×4(9.38)、Hyperion 5×5(6.25)、DanteSayajirao 5×5(6.25)、

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

JRA賞最優秀父内国産馬
優駿賞時代 1982 メジロティターン | 1983 ミスターシービー | 1984 ミスターシービー |
1985 ミホシンザン | 1986 ミホシンザン
JRA賞時代 1980年代 1987 ミホシンザン | 1988 タマモクロス | 1989 バンブービギン
1990年代 1990 ヤエノムテキ | 1991 トウカイテイオー | 1992 メジロパーマー |
1993 ヤマニンゼファー |1994 ネーハイシーザー | 1995 フジヤマケンザン |
1996 フラワーパーク | 1997 メジロドーベル |1998 メジロブライト | 1999 エアジハード
2000年代 2000 ダイタクヤマト | 2001 該当※1 | 2002 トウカイポイント | 2003 ヒシミラクル |
2004 デルタブルース | 2005 シーザリオ | 2006 カワカミプリンセス |
2007 ダイワスカーレット
※1.該当しを除く最多得票ナリタトップロード
競馬テンプレート

脚注

  1. *JRA所属に限定しない場合、1991年生まれのウインドインハーヘア1995年ドイツG1アラルポカル優勝)が健在である。
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