フランケンシュタイン単語

フランケンシュタイン

  • 10
  • 0
掲示板をみる(97)
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE
  • ほめる(10)
  •  
  •  
  •  
  •  
  • その他

フランケンシュタインとは、イギリスメアリシェリーによる小説、及び同作品の主人公である。

しばしば頭にボルトを刺したつぎはぎの大男をしてこの呼名が用いられるが誤りである。この名はその人造人間を生み出した科学者のものであり、人造人間名前は存在しない。

概要

正式な題名は『フランケンシュタイン あるいは現代のプロメテウス』(Frankenstein; or, The Modern Prometheus) 。多くの場合単に『フランケンシュタイン』と呼称される。

1816年、メアリは後の夫パーシーシェリー、異クレアクレアモント、詩人G・G・バイロン医師ジョン・ポリドリと共にレマン湖畔の屋敷 『ディオダディ荘』 に滞在。長引くの中で退屈していた彼らは、お互いに怖い話を創って披露しあうという催しを行った。そこでメアリが着手し、1年をかけて書き上げたものこそ本作である。
1818年、匿名で出版。1831年の訂第三版以降メアリの名が記されており、現在書店に並んでいるのはこの版である。

古くから映像化されており、最古の作品は1910年である。吸血鬼ドラキュラ狼男など、他作品とのクロスオーバーパロディもかなり多い。その中でも名優ボリスカーロフ演じる「怪物」はとみに有名。

あらすじ

イギリス北極探検隊隊長ロバートウォルトに当てた手紙という形式をとっている。ウォルトンはロシアから北極点に向かう途中、北極瀕死男性を発見して救助。ヴィクター・フランケンシュタインと名乗った彼は、息も絶え絶えに自らの恐ろしい体験をり始めた。

スイスの名フランケンシュタインに生まれたヴィクターは、科学者を志してドイツバイエルンの名門大学自然科学を学んでいた。そこで彼は「生命の」という最大の禁忌に挑み、狂気じみた研究の末に「理想の人間」を作り上げる計画を打ち立てる。それがに背く行為だと悟りつつも知的探心には勝てず、ヴィクターは墓を暴いて死体を集め、つなぎ合わせ、ついに「怪物」の創造に成功した。
怪物」は優れた体と知性を兼ね備えていたが、再生技術が追い付かずに見るも悍ましい容貌となった。ヴィクターは自らが作り上げたものに嫌悪を覚え、棄して生まれ故郷のジュネーヴに逃げる。しかし「怪物」は頑健さゆえに生き延び、卓越した知性によって言を習得。自らを作り出した「」を追いかける。しかしその醜さゆえに出会う人々から迫され、偶然で出会ったヴィクターウィリアムに痛罵された事で彼を殺してしまう。
ヴィクターの前に現れた「怪物」は、自分の伴侶となる女性を作るようヴィクターに要。願いがえば二度と人前に姿は見せないと告げる。しかし「怪物」が増える事を恐れたヴィクターは、完成間近に作業を放棄。激怒した「怪物」により協者は殺され、ヴィクター犯人と間違われて投されてしまった。
紆余曲折の果てにジュネーヴに帰還したヴィクターは、幼い頃から共に育った女性エリザベス結婚。しかし婚礼のに「怪物」は再び現れ、復讐の為にエリザベスを手にかけてしまう。ヴィクターは「怪物」を始末する為に北極まで追い詰めたが、そこで尽きてウォルトンに助けられる事となったのだ。

こうして自分の物語り終えたヴィクターは、「怪物」を殺すように頼むと息を引き取る。北極点到達をあきらめて帰還しようとしたウォルトン一行の前に「怪物」が現れ、創造たる「」から必要とされず、にもされなかった悲しみと恨みを吐露。北極点で自殺する決意を告げ、吹雪の中を立ち去っていく。

位置付け

野望に燃える青年科学の知識を基に新しい生命を創出すという空想科学小説的な要素と、人外の存在に命を狙われるという恐怖小説的な要素が含まれており、本作はSFホラージャンル古典名作として知られている。
特にブライアンオールディズが本作をSFの "種の起原" と位置付けた事は有名であり、しばしばロボット人工知能SF等 "創造 (人間)" と "被創造物 (機械)" の関係を描く作品の元祖とも言われる。

怪物について

「ある科学者が自ら創りあげた人造人間に襲われる。」

多く読まれているとは言い難い本作であるが、上記の様な内容であるという事は広く知られている。
この一文は非常にシンプルに作品内容を書き現したものであるが、よく用いられる「無表情で頭にボルトが刺さっているつぎはぎ顔の大男」というステレオタイプな外見図と相俟って、フランケンシュタインの怪物は冷酷非でとても人間とは相容れない存在であるというイメージが先行してしまっている。

もし「怪物」に対し上の様な先入観を持っている方がいれば、是非下の市場で買って読んで欲しい。彼は実際かなり可哀相ななのである。

なお、この人造人間について「人間死体をつぎはぎして作った」と表現されることが多いが、作中で主人公科学者はこの人造人間材料を納堂、解剖室、屠殺場(slaughter-house)から得ている。slaughter-houseは食解体場なので、ウシブタ等の動物死体も含まれているのかもしれない。

補遺

本作が生まれるきっかけとなった『ディオダディ荘の怪奇談義』では、バイロンを作り、ポリドリが小説として膨らませた作品を『吸血鬼』(The Vampyre)として発表。ちなみにシェリーは途中で投げ出してしまっている。
この末を映画化したのが、ケンラッセル監督映画ゴシック』(1986年)である。

関連動画

関連静画

関連商品

関連項目

外部リンク

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

急上昇ワード改

最終更新:2020/11/25(水) 06:00

ほめられた記事

最終更新:2020/11/25(水) 06:00

ポータルサイトリンク

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP