ブチコ 単語


ニコニコ動画でブチコの動画を見に行く

ブチコ

4.9千文字の記事

ブチコ(Buchiko)とは、2012年生まれ日本競走馬である。白毛

断トツの奇抜な見たで有名。どれくらい奇抜かというと、本場イギリス競馬情報に「独特の模様」とわざわざ記事にされるくらい。条件なのに。

通算成績16戦4勝[4-2-1-9]

な勝ち
4歳(2016年):上総ステークス(1600万下)

概要

:キングカメハメハ:シラユキヒメ:サンデーサイレンス。まあは今更説明する必要もなかろう。そして少し競馬に詳しい方なら名でもピンと来るはずである。

そう、シラユキヒメ突然変異で生まれた白毛であり、としても12頭の産駒の内10頭が白毛という「白毛」として有名な白毛というのは突然変異なら数万頭に1頭というレアなのだが、優性遺伝である白毛遺伝子を持つシラユキヒメからは確率50%白毛が生まれる。実際には残した12頭の産駒のうち10頭が白毛であり、これが発生する確率は1.6%である。ダイワスカーレットが10頭連続でを産んだ発生確率が0.098%だからそれよりは16倍大きいが、にしても低確率だったのは間違いない。白毛々の話は置いておいても繁殖牝馬としてなかなか優秀で、白毛初の重賞勝利となった関東オークスを含め交流重賞3勝を挙げたユキチャン(2005年生。クロフネ)を始めデビューした産駒10頭のうち7頭が2勝以上を記録した。

ブチコに話を戻すと、まず見たの奇抜さで注される。このも例によって白毛なのだが、たてがみはとも灰色とも色ともつかない色で、首からトモ(後肢の膝から上くらい)にかけて斑点模様があり色。白毛以上にしい「斑毛」のだったのだ。JRAの毛色登録に斑なんてないので白毛登録である。1歳上の全マーブルケーキ、2歳下の全シロニイも斑毛。つまり、シラユキヒメから白毛遺伝子を受け継ぎ、キングカメハメハから白毛を斑毛にする何らかの遺伝子を受け継いだ場合に斑毛になるようだ。
ちなみに、更に1歳下の全(未出走)は鹿毛、さらに1歳下の全ブッチーニは普通白毛…かと思いきややっぱり斑毛になった。

名前はともかく、デビュー前から「柔らかさはきょうだいで一番」と素質を期待されていたブチコ。厩務員が毎回どこかにブチ模様の衣装を身につけるという話題性もありデビュー戦からファン人気を集めた。キンカメだしユキチャンも芝で勝ったからいけるんじゃね?と期待して芝で走らせてみたが5→2→4着。2歳シーズンは未勝利で終わってしまう。とにかく初勝利を、ということで4戦ダートに下ろすとなんと後続に8馬身差をつける大楽勝。2戦条件戦も3馬身半差で快勝。こりゃ強い。よし、賞金も積んだし桜花賞トライアルだ!・・・だからさ、芝はダメだって言ったじゃん。先行して沈し14着。まあ、そうなるわな。なんか坂もダメらしいけど。

でもダート戦なら…!と思ったのだが、この世代はよりにもよってノンコノユメクロスクリーガーゴールデンバローズタップザット…等々とにかくダート戦線がすごいことになっていた。OP伏竜Sではノンコノユメ(フェブラリーS)、クロスクリーガー(レパードS)、リアファル(菊花賞3着)、ホワイトフーガ(JBCレディスクラシック)などメンバーってしまい、ゲートでつまずいたのもき6着。賞金加算を狙った兵庫CSは同厩のリアファルとの兼ね合いもあり回避。ユキチャンとの姉妹制覇をしたGII関東オークスは、いつもはさっぱりメンバーわないのにこの年に限って芝重賞が2頭も登録しやがり、しょうがないので回避。GIIIユニコーンSメンバーいすぎ5着。なんとも運のない…。関東オークスの登録を巡って担当の調教助手がTwitter炎上する騒ぎを起こしたこともあり、なんだか微妙な雰囲気になっていた。

その後休養し、10月に自己条件で復帰。1番人気を背負うが、古との初対戦、さらに苦手の阪神では分が悪かったか8着惨敗。しかし舞台京都に変わった11月北國新聞杯では2着に健闘。着々と力をつけると、明けて4歳、年明けの京都開催を待って挑んだ1000万下ではめ先頭から大差ぶっちぎりで圧勝というえげつない競馬1600万下条件に上がっての初戦となった北山Sは重馬場で伸びきれず3着に終わるものの2戦の上総Sでは4コーナーで5番手から麗に差し切り勝利。めでたくオープン入りすることとなった。

オープン入りの初戦は船橋競馬場での限定交流重賞マリーンカップ。相手関係やブチコ自身の人気もあり単勝1.9倍の大本命に支持されたわけだが……なんと発走前にゲートをこじ開けて飛び出してしまったのだ。地方競馬ゲート磁石式が多く、が暴れるとゲートを突破してしまうこともしばしばある。肝心のブチコはというと元から出血しており体検の末あえなく発走除外、い顔に血がにじむ痛々しい姿であった。

痛いのはブチコだけではなく催の船橋競馬も。実はこのマリーンカップ馬券総売り上げは5億1600万円だったのだが、ブチコ除外による返還金がなんと売り上げの約70に及ぶ3億6400万円に及んだのである。大体運営側の馬券売り上げの取り分が25ぐらいなので本来は1億3000万円ぐらいが船橋競馬に入るはずだったのだが、これにより4000万円程度にまで下がってしまったのだ。ついでに言えば賞金総額が3500万円なので、このブチコの競争除外でこのレース船橋競馬けはほぼなくなってしまった。せっかくの交流重賞という稼ぎ時なのに。

改めてゲート試験を受けなおして一発合格したものの、次の出走は6月となってしまい再び1600万下に降級[1]しての麦ステークスだったのだが……今度はゲートを潜り抜けてラチを飛び越え突してしまったのである。こんどはラチに突した左肩から出血しまたもや白毛が血でにじむことに。もちろん体検の末競争除外。レース馬券売り上げ20億円余りのうち半分近くの9億3000万円が返還という大量返還を再び引き起こしてしまった。ついでに言うと上のクリストフ・ルメール(ちなみにマリーンCの時も騎乗していた)も放の際に左足を骨折し翌日のGI安田記念は乗り替わりになるなどなんとも後味の悪い結果になった。

これにより長期放牧に出され、帰厩して10月に再びゲート試験を受けて一発合格調教師も「レースに出してみないと分からない」と言っていたが復帰戦の観月Sでは見事ゲートをきちんと出たが久々なのかかかってしまい8着惨敗。そのあとのSも上がり最速ではあったが4着となんとも残念な4歳シーズンを終えた。

2017年初戦のSではまたもゲートを潜ろうとして、今度はゲートの前を破壊。発走となり4着。再び出走停止と調教再審の処分が下った。営はついに再起を断念、引退と繁殖入りが決定。結局16戦4勝、最後までその価を見せないまま競馬場を去ることとなってしまった。

勝ったレースは8馬身差、3馬身半差、大差、3馬身差。すら楽勝でぶっちぎってたし、ゲート難さえなければダート戦線の役になっていたことは想像に難くない。実力じゃないところばかりで注されてしまった、なんとも惜しいだった。

繁殖牝馬として

白毛ファミリーをさらに広げる役を担い、第二の生に入る。彼女姉妹クロフネの半姉妹キングカメハメハの全姉妹しかいないため、棲み分けが課題となっていたが、結論からいえばそれは杞憂に終わる。

2020年に初ソダシ( クロフネ)がデビューすると札幌2歳ステークス勝利し、JRA初の白毛の芝の重賞制覇となった。12月阪神ジュベナイルフィリーズではハナ差競り勝ち世界初の白毛GI勝利となった。2021年には桜花賞でこちらもハナ差勝ちで世界初の白毛クラシック勝利2022年にはヴィクトリアマイル世界初の白毛GI勝利となった。

さらに2023年にはソダシの1歳下の全ママコチャスプリンターズステークス勝利。初誕生からわずか5年でGI2頭のになった。ちなみにママコチャに似たのか鹿毛である。

残りの産駒から(パートにおける)リステッド以上の格付けを勝つがあと1頭出れば、ブチコの名はめでたく国際保護馬名となる。残りの産駒たちに期待がかかる。

さて、ブチコが持つ斑毛は、シラユキヒメ一族にキングカメハメハを配合したときに現れる可性がある毛色である。ブチコは自身がキングカメハメハのため、斑毛の産駒が出てくるには、キングカメハメハ関係な血統の中にそうなる組み合わせが発見される必要がある。もちろん、競走力にべれば見たの優先順位など二の次であり、常識的に考えれば、その可性は非常に低い。

ところが、2025年に誕生したは斑毛であることが表された。ニューイヤーズデイ。斑毛のが誕生する組み合わせを2度も引き当てたということになり、ここでも金子オーナーのすさまじい強運が発揮されたのであった。1つ上の全スノーウィスパー普通白毛であり、ニューイヤーズデイを連続で配合していなければ気づかないままだった可性が高い。

アイドルホースオーディション

京都競馬場催「アイドルホースオーディション」のSTEP1では9位にランクイン

上位5頭がぬいぐるみ化されるという企画だったのだが、ブチコの毛色は再現困難であることが判明し、選考から除外されることになった。代わりに11位(投票結果発表後、そのメジロマックイーンであることが表された)が繰り上がることになった。

なお、ブチコのぬいぐるみ自体は、過去に「おdeキティちゃんシリーズで発売されている。

血統表

キングカメハメハ
2001 鹿毛
Kingmambo
1990 鹿毛
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Miesque Nureyev
Pasadoble
*マンファ
1991 黒鹿毛
*ラストタイクー *トライマイベスト
Mill Princess
Pilot Bird Blakeney
The Dancer
シラユキヒメ
1996 白毛
FNo.2-w
*サンデーサイレンス
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
*ウェイブウイン
1991 栗毛
Topsider Northern Dancer
Drumtop
Storm and Sunshine Star de Naskra
Sea Drone

クロスNorthern Dancer 5×5×4(12.50%)

産駒

主な重賞級産駒

関連動画

ブチコのレース

シーン(流血注意)

関連項目

脚注

  1. *かつてあった、古季以降の収得賞金を1/2として扱う制度。2019年
この記事を編集する
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2026/01/13(火) 12:00

ほめられた記事

最終更新:2026/01/13(火) 12:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP