ブラック・フォン

ブラック・フォン（原題：The Black Phone）とは、2022年のアメリカ合衆国のサイコスリラー映画である。

概要

スティーヴン・キングの息子、ジョー・ヒル原作の短編ホラー小説を映画化したもの。

監督はスコット・デリクソン。

主演はメイソン・テムズとイーサン・ホーク。

『悪魔のいけにえ』や『燃えよドラゴン』など、舞台となる1978年までに制作されたいくつかの映画が作中作として登場する。

続編が2025年に公開予定。

あらすじ

1978年、コロラド州デンバー。

いじめっ子や妹に暴力をふるう父親に鬱憤を抱えながら過ごす気弱な少年フィニーは、学校からの帰りに、町を騒がす“グラバー”と呼ばれる連続殺人鬼に拉致されたのち、地下室に監禁されてしまう。

途方に暮れるフィニーだったが、ある時、電線が切れて通じないはずの黒電話が鳴り響く。

恐る恐る手に取ってみると、かつてグラバーの手にかかって絶命した子供の声が聞こえ、受話器越しにフィニーに助言を与えるのだった。

登場人物

フィニー・ブレイク　演：メイソン・テムズ
主人公。数学が得意で宇宙を夢見るいじめられっ子。愛称はフィン。

グウェンドリン・ブレイク　演：マデリーン・マックグロウ
フィニーの妹。時々正夢を見る信心深いおさげの女の子。

テレンス・ブレイク　演：ジェレミー・デイヴィス
フィニーとグウェンの酒乱気味の父親。

ロビン・アレラーノ　演：ミゲル・カサレス・モーラ
フィニーの友人。喧嘩無敵のメキシコ系。

ブルース・ヤマダ　演：トリスタン・プラヴォン
野球が得意な日系人。冒頭でグラバーにさらわれてしまう。

グラバー　演：イーサン・ホーク
少年を誘拐して殺す連続殺人鬼。トレードマークとして犯行現場に黒い風船を残す。モデルは1970年代に活動し33名の命を奪った“殺人ピエロ”ジョン・ウェイン・ゲイシー。

マックス　演：ジェームズ・ランソン
グラバーの弟。失業中のジャンキー。グラバーが起こした事件を独自に調査する。グラバー曰く「可愛いアホ」。

関連動画

関連リンク

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関連項目

• 黒電話
• ホラー映画
• 映画の一覧