ブラック・ローズ・ドラゴン

冷たい炎が世界の全てを包み込む。
漆黒の華よ、開け!
シンクロ召喚!咲き乱れよ…ブラック・ローズ・ドラゴン!!

ブラック・ローズ・ドラゴンとは、遊戯王OCGのカードである。
アニメではメインヒロインである十六夜アキの切り札として登場した。

概要

遊戯王OCGのカードテキストは以下の通り。

ブラック・ローズ・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター
星７/炎属性/ドラゴン族/攻2400/守1800
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、フィールド上のカードを全て破壊できる。
また、１ターンに１度、自分の墓地の植物族モンスター１体をゲームから除外して発動できる。
相手フィールド上に守備表示で存在するモンスター１体を選択して表側攻撃表示にし、
エンドフェイズ時までその攻撃力を０にする。

自身がシンクロ召喚に成功した時、フィールド上のカード全てを吹っ飛ばす能力と、弱体化能力を持つ。
とにかく全体除去能力が強力であり、登場当時はレベル7シンクロモンスターの代表格であった。
弱体化効果は【植物族】以外では発動機会は少なくやや影が薄いが、使い道がない訳ではなく、【超重武者】などの守備表示でモンスターが出されるカード群に刺さることもある。ただ、リンクモンスター主体デッキが相手の場合は、前半の効果を用いるか、リンク召喚の素材に使うことになる。
植物族には「ダンディライオン」・「コピー・プラント」など、汎用性が高くシンクロ召喚と相性のいいカードが多いため、植物族主体でないデッキでもコストの調達に困ることは少ない。
登場当時はほとんど投入されてることもあり、ロックデッキが大打撃を受けて衰退の一途を辿ることになった。その強力な効果故に2009年9月の制限改訂では制限カードに指定されていたが、2010年9月から無制限カードとなった。

アニメでは全体除去能力の発動条件が特殊召喚成功時となっており非常に緩かった。このままでは何度も蘇生して使いまわせてしまうのでOCG化に辺り弱体化しており、アニメでもミスティ1戦目からOCG準拠となっている。
余談だが、このカードは「16」という数字と縁が深い。具体的な例を挙げると･･･

• 使い手が十六夜アキ16歳。漫画版設定では誕生日が8月16日。
• アニメで初使用したのは2008年7月16日放送の第16話。
• パッケージイラストを飾ったCROSSROADS OF CHAOSの発売日の月齢が16。
• イザヨイバラという名前の薔薇が存在し、これがモチーフだと推測しているファンがいる。
• 「薔」「薇」が16画の漢字である。

意図的に意識しているんだろうか。

関連動画

関連静画

関連商品

関連コミュニティ

関連項目

• 遊☆戯☆王ファイブディーズ
• 遊戯王関連項目の一覧
• 遊戯王OCGカードリスト
• 十六夜アキ
• スターダスト・ドラゴン
• レッド・デーモンズ・ドラゴン
• エンシェント・フェアリー・ドラゴン
• ライフ・ストリーム・ドラゴン
• 月華竜 ブラック・ローズ