ヨハネス・ブラームス (Johannes Brahms、1833-1897) とは、19世紀ドイツの作曲家、ピアニストである。ドイツ三大Bの一人。
ハンブルク出身。19世紀後半の後期ロマン派の時代に活躍し、音楽の都ウィーンで生涯の大半を過ごした。同時代の作曲家に比べると絶対音楽志向で、この時代には珍しくオペラを書いていない。極度の完璧主義者として知られ、焼き捨てた作品は数知れず、交響曲第1番の完成に20年以上も費やすなどしたため残された作品の数はそう多くない。生涯独身だった。
当時はワーグナーなどの革新派に対して保守派とみなされていた。しかしそれはあくまで形式についてだけ言えることで、内容的には以前の音楽より革新的だったのは言うまでもない。"擬似古典主義者"などと呼ばれることがあるが全くの偏見であり、正確には新古典的ロマン主義と言うべきであろう。
代表作は『4つの交響曲(交響曲の8番はない)』、『ピアノ協奏曲』、『ヴァイオリン協奏曲』、『間奏曲集』、『ハイドンの主題による変奏曲』、室内楽、歌曲などである。
協奏曲を含むピアノ作品のパートが非常に難しいことでも知られ、特に『パガニーニ変奏曲』はほとんど拷問である。
掲示板
56 ななしのよっしん
2022/09/18(日) 20:02:04 ID: lffkgT9zcd
ブラームスのピアノ協奏曲第1番で圧倒的な印象を遺したドイツのピアニスト、ラルス・フォークトさんが9月5日に亡くなりました。
お悔やみを申し上げます。
57 ななしのよっしん
2022/09/18(日) 20:21:30 ID: lffkgT9zcd
フォークトはピアノ協奏曲第1番を得意としていて、N響やパーヴォ指揮ドイツ・カンマーフィルとの共演で存在感を見せていた
古楽アプローチのカンマーフィルとの共演も新鮮さを感じさせてくれたが、圧倒的なのはマルク・アルブレヒト指揮のN響と共演した2002年の演奏だ。指揮者もソリストも30代と若々しかった。
CDはなかなか録音しなかったが、晩年になってやっと録音したノーザン・シンフォニアを弾き振りしたものはさながらルービンシュタインがフルトヴェングラーと演奏しているような姿が思い浮かぶ迫力溢れるもので、圧巻だった。51歳という若すぎる死が本当に惜しまれてならない。
58 ななしのよっしん
2023/06/05(月) 15:50:22 ID: p38p9Vd7G5
よく休日に温泉に入り、その後、車内にクラシックを流しながら九州の山々をドライブするが、中でもブラームスの交響曲第2番と第4番がお気に入り。この二曲は何十回と聞いているがまったく飽きない。ブラームスの作った旋律と九州の山々の風景が合わさって、幸福になれる。
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最終更新:2024/11/15(金) 02:00
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