『ブルーロック』とは、原作金城宗幸、作画ノ村優介、担当T屋が手掛ける、週刊少年マガジン連載のサッカーとデスゲームを掛け合わせた漫画である。
ブルーロック | |
漫画 | |
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原作 | 金城宗幸 |
作画 | ノ村優介 |
出版社 | 講談社 |
レーベル | 講談社コミックス |
掲載 | 週刊少年マガジン |
掲載期間 | 2018年8月 - |
巻数 | 既刊29巻(2024年5月時点) |
漫画:ブルーロック-EPISODE 凪- | |
作画 | 三宮宏太 |
出版社 | 講談社 |
レーベル | 講談社コミックス |
掲載 | 週刊少年マガジン |
掲載期間 | 2022年6月 - |
巻数 | 既刊4巻(2024年4月時点) |
漫画テンプレート |
2018年、サッカーワールドカップの熱が止まない最中にスタートしたサッカー漫画。ブルーロックとは「青い監獄」の意味。
原作が「神さまの言うとおり」の金城宗幸が担当しているからか、従来の部活型サッカー漫画ではなく、全国から各学生を掻き集め蠱毒させることにより、一人のエースストライカーを育てる(他は全て切り捨てる)という「デスゲーム」の手法を取っているのが特徴。結果、先に連載していたサッカー漫画「DAYS」との差別化に成功し、独自のファン層を築き上げている。
作画は「ドリィキルキル」を担当したノ村優介の手により、非常にダイナミックな演出のサッカー漫画となっている。
FIFAワールドカップ2018の結果を大きく意識した1話になっており、W杯で活躍した選手を侮辱するような発言が目立ち炎上方面で話題になったが、後に日本代表選手の推薦帯を貰えたり日本サッカー協会との関係が拗れたと言うほどではないようで、これは現在では一種の炎上商法だと言われている。(しかし予想では予選リーグ敗北だったからか、下馬評を大きく覆したW杯となったため、結果だけ見ると少し違和感のある1話となっている)
連載中は神さまの言うとおりと同じ担当T屋による反感を買うような自己アピール長文アオリがずっと掲載されている。しかしある程度の人気を獲得した途端にドンドン縮小され現在ではほぼ肉眼で見えない状態になっており、上記の炎上と合わせヘイト逸らしの一環だったのではと言われている。(担当T屋は他にも複数担当作品を持つが、こういう遊びを入れているのは金城作品のみである。)
どちらにせよ、何かと話題が尽きない作品である。
高校サッカー埼玉県大会決勝で、逆転のチャンスを監督の采配で潰され優勝を逃したFW・2年の潔世一。「1人はみんなのために」という監督やチームの方針にどうしても納得できず悔し涙を流すが、帰宅すると日本フットボール連合の強化指定選手に選ばれていた。決勝の相手だったFW・2年、吉良涼介と共に集合場所に向かうと、そこには全国から高校生フォワードのみが300人集められていた。
登壇に上がった連合の絵心甚八は「300人の高校生FWをぶつけ合い、革命的なストライカーを1人誕生させる実験を行う」と告げる。その内容は1人の為に299人のサッカー生命を滅茶苦茶にするという悲惨な内容だったが、「チームではなく自分のために点を取るストライカー」という育成方針に心を震わせられた潔は絵心の開けた扉に迷わず飛び込む。その姿に感化された周囲の高校生も潔に続き、結果300人全員が参加を決めた。
「ブルーロック」と呼ばれる世界で一番フットボールの熱い場所で、日本一のエゴイストとなるための、潔世一の戦いが始まる。
全国から300人の優秀なFW高校生を集め、1人になるまであらゆるテストを与えて磨き上げるフットボール連合のW杯優勝を見据えた計画。参加者300人の内299人は敗北しリタイアすると永久にサッカー日本代表になる権利を失う。また、上位5人は選考に残った結果、その過程でU-20日本代表に組み込まれU-20世界代表との試合を行う。
新入職員の女性「帝襟アンリ」と、アンリが外から招いた謎の男「絵心甚八」が中心となり企画が動いている。そのため、その内容や実態がない実績から他の連合職員やマスコミには受け入れられておらず、針の筵でもある。
2人は所謂「デスゲーム」のゲームマスターにあたり、絵心甚八がプランニングした試験を選手がクリアし、徐々に人数が絞られる事でストライカーが育成されていく。選手たちはその成績からブルーロックランキングの値が変動し、自分の順位が分かるようになっている。
制限時間136秒、16.5m×40.32mの密室空間の中でサッカーボールを当て合う「鬼ごっこ」を行う。タイムアップ時にボールを保持していた者はリタイア。
時間は実際の選手が1試合1人あたりが持てるボール保持平均時間、空間はPAの寸法そのままになっており、PAで密集するシュートチャンスゾーンを想定している。
ボール保持者は敗北になる可能性があるが同時に他者を蹴落とす権利も与えられ、ハングリー精神を選考する側面を持つ。
12人1組で行われ1人リタイアする事によりイレブンとなり、一次選考のチームとなる。
チームを5棟×5チームに分け同棟内によるリーグ戦を行う。勝ち点上位2チームが二次選考に進み、また敗北チームも一番点を取る得点王になれば1人だけ復活突破出来る。
「0から1を作るサッカー」と呼ばれ、チーム内は全てFWの為、それぞれが自分の適性を理解しチームとなる必要がある為、優秀な個であるエースストライカーを1人必ず必要とする。その結果チームが形成され得点王が生まれる。
また得点が同じ場合フェアプレーポイント差での優劣となり、それも同じ場合一次選考内のランキング順での比較となる。
勝ち抜いた選手が1人ずつ、連合が用意したプログラム「ブルーロックマン」とのシュート試験に挑み、クリアした者は即席で3人のチームを組む。
組み終わったら3人のチームと30m×40mのミニサッカーフィールドで5点先取の試合を行う。勝者は敗者から優秀な選手を引き抜き、次に4thステージで4人チームとの試合を行う。負けた組は2ndステージに戻り同じく敗北した2人チームと試合を行う。これを繰り返し5人チームとなった組から勝ち抜け。
あまり弱いチームと競っても、次のステージで負けると優秀な選手が引き抜かれじり貧となる為、必然的に自分と同格かそれ以上に強いチームと戦い続けなければならない。また、フィールドに対する参加選手が少ないため、チームワークよりも個人の技能の方が試される。フィールドのサイズは参加人数に合わせて増減する。
一次選考が「0を1」にする試験ならば、二次選考は「1を100」にする試験とされる。
世界から呼んだ5人のエースストライカーと試合を行い、その成績によって総合順位が初めに与えられる。
その後本来はU-20に参加する5人に絞る予定が、外のフットボール連合の茶々入れで予定が変更され、「U-20日本代表」とブルーロックチームのビッグマッチが組まれる事になった。勝てばU-20をブルーロック側がジャックする事が出来るが、負けたら解散となる。その為急ごしらえで11人の選抜チームを作る試験を行う。
上位6人はそれぞれ3つにタッグを分散し、残りの29名はどのタッグと組みたいか投票。タッグは固定にしながら29人をくじで3人選び5vs5を行う。29人に与えられる試合数は1回のみ。
29人側は1回の試合で如何に上位ランカーに自分を示し、喰らう事が出来るかを試され、また上位ランカーは下に抜かれないようにポジションを維持し、タッグでの超攻撃的サッカーを作りだすことを求められる。
また、最後に1人足りなくなるため、総合順位No.7だけは2回試合に参加する事が出来る。
ブルーロックの中央に存在するメインスタジアムで、久々の11vs11フルタイムで行われる試合。
ベンチ枠は12人追加され、交代は3人となる。
糸師冴の要望で、ブルーロック勢から1人メンバーが引き抜かれており、もし敗北し"青い監獄企画"が頓挫したとしてもブルーロックの因子はU-20に残るようになっている。また"青い監獄"での敗北者に課せられた「日本代表に参加できない」という約束は無効になるため、計画が破綻しても選手たちの選手生命は続く事が保険されている。
対U-20戦を通して世界に存在を知らしめたブルーロックが、次なるステップとして設けた選考。この選考では二次選考通過者35名に加え、U-20より10名、敗者復活戦より1名を加えた46名で行う。
欧州5ヶ国より招集された選抜チームのうち希望する1チームと共に合同練習に参加し、各チームによる3点先取の総当たり戦を行う。そのチーム内でのレギュラーの座を勝ち取ることが第一条件となる。
選考の様子は専用チャンネルを介して全世界に配信されており、各試合後に全世界のサッカーチームによる選手のオークションを行う。全試合終了時に落札金額の高い上位23名はU-20選手として登録される。
また、海外選手達も同様にオークションにかけられており、この選考を通して他チームへの移籍を狙う海外選手も少なからずいる。
この選考での指導権は、各チームの指導者に委ねられる。
第1期は2022年10月より2023年3月までテレビ朝日系列「NUMAnimation」枠にて放送された。全24話。
第2期は2024年10月より放送開始。
放送局 | 放送開始日 | 曜日 | 時間 | 備考 |
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テレビ朝日系全国ネット | 2022年10月8日 | 土曜 | 25時30分~ | 「NUMAnimation」枠 |
BS朝日 | 26時00分~ | |||
AT-X | 2022年10月9日 | 日曜 | 21時00分~ | リピート放送あり![]() |
配信サイト | 配信日 | 曜日 | 時間 | 備考 |
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ニコニコチャンネル | 2022年10月8日 | 土曜 | 26時00分~ | 第1話無料・都度課金配信 |
ABEMA | 2022年10月9日 | 日曜 | 20時00分~ | 見逃し見放題配信 |
GYAO! | 2022年10月14日 | 金曜 |
2022年10月8日(土)26時00分より順次配信 | ||||
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アニメ放題 | ABEMAプレミアム | Amazon prime | dアニメストア | Disney+ |
Netflix | バンダイチャンネル | Hulu | U-NEXT | - |
2022年10月11日(火)12時00分より順次配信 | ||||
J:COMオンデマンド | TELASA | ひかりTV | milplus | - |
2022年10月8日(土)26時00分より順次配信 | ||||
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最終更新:2025/03/31(月) 02:00
最終更新:2025/03/31(月) 01:00
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