ブレイブリーデフォルトフォーザ・シークウェルとは (ブレイブリーデフォルトフォーザシークウェルとは) [単語記事]

完全版というには、続編の新システムが搭載され、
廉価版というには、細部に渡る品質向上が施され、
続編の体験版というには、前作のすべてが楽しめる。

完全版、廉価版、続編体験版
3つの側面を持つ新しい作品。

そして、その全ては
For the Sequel=”続編のため”に―。

（公式サイトより）

BRAVERY
DEFAULT
For the Sequel

ブレイブリーデフォルトフォーザ・シークウェルとは、スクウェア・エニックス発売のニンテンドー3DS ソフトである。

略称はBDFtS。「ブレイブリーデフォルトフライングフェアリー」のアッパーバージョンであり「ブレイブリーセカンド」への"つなぎ"でもある。

概要

BRAVELY DEFAULT For the Sequel
ジャンル	RPG
対応機種	ニンテンドー3DS
発売元	スクウェア･エニックス
開発元	シリコンスタジオ
発売日	2013年 12月5日たっぷり無料で遊べる版（DL版）：2014年 7月28日アルティメットヒッツ： 2014年 8月7日
プレイ人数	1人
希望小売価格	たっぷり無料で遊べる版（DL版）:4章まで無料 →アップグレードキット（4章以降）:2000円アルティメットヒッツ：2500円
対象年齢	CERO: C (15歳以上対象)
コンテンツアイコン	セクシャル・犯罪
セーブデータ数	3
通信機能	ローカル通信対応すれちがい通信対応インターネット通信対応

冒頭の通りBDFFのアッパーバージョン。数々の改善と、続編の新システム先行搭載などが施された。

メインストーリーは大きく変わらず、あくまでシステム改良やサブイベントなどの追加要素がメイン。

「For the Sequel（続編のために）」の通り、この作品は「ブレイブリーセカンド」へとつながる。

100を超える改善

ブレイブリーセカンド

リングアベル「Bravery Second!! 時は止まった… ワンマンショーだッ！」

”続編の新システム”として「ブレイブリーセカンド」が新たに搭載。
バトル中に「いつ」「いかなる状態でも」、スタートボタンを押すことで「時を止め」「ターンに割り込み」「新たに行動を追加入力」することができる。

行動にはBPに代わりSPを消費する。前借りも可能だが、0未満になると0まで回復するまで使用不可能になる。
ブレイブリーセカンド中はダメージも限界突破となり、通常時の最大9999から一気に 999999まで上昇する。

SPは「ゲーム起動中」に「3DSの蓋を閉じておく」ことで8時間毎に1チャージされる。一応課金アイテムでニンテンドープリペイドカード等でチャージした残高を利用してSP回復アイテム『SPドリンク』を購入できる。念押しするが、ゲーム中のお金 pq(ピーク)ではなく現実のお金で購入するアイテムである事を十分理解しておく必要がある。

ノルエンデ村の”強敵”

BDFtSではノルエンデ村に定期的にインターネット配信される『強敵』が登場する。
「光の4戦士 -ファイナルファンタジー外伝-」から七つの大罪を冠する敵や、次回作にまつわる『魔王』が二体・一日限定配信の強敵が配信されている他、すれちがい通信で他のプレイヤーに強敵を配信する事ができる。

倒すと、レベルカンスト後もステータスを成長させる事ができる強化アイテム『○○(ステータス名)あげ饅頭』が一定確率で入手できる。なお一度倒すと村から消える為、ドロップアイテム狙いの場合は事前セーブ必須。
一日限定配信強敵以外からは戦闘から逃げる事も可能。本編で覚えられないジャ系魔法もラーニングできる。
強敵にはパーティーの攻略推奨レベルが提示されているほかに、強敵の名前に『弱』『強』と付いたものもある。
ちなみに『強』には、ただでさえ強敵だったものがさらに強く設定されて配信されるなどあなどれない
(逆に推奨レベル99だった強敵を『弱』にした推奨レベルを大幅に下げたマイルドな設定のものもある)。

いずれも強制戦闘ではなく任意。

実は正式配信開始アナウンス前に正式な強敵データと異なる強敵データが誤配信されてしまった事があり、特に誤配信された『ベルゼブブ α』に至ってはあまりにも熾烈な行動パターンが組まれており、一応攻略自体は検証され確立されたものの、パーティがレベル99でも対処を誤ると一撃で全滅するほどの難易度となっていた。なお、正式配信のベルゼブブはこれとは異なっている。