プペペポピーとは、2005年8月21日の札幌記念(札幌競馬場)で北海道大学吹奏楽部が演奏した素敵なファンファーレのようなものである。
どんなファンファーレだったのかはこちらをご覧頂きたい。
ファンファーレの荒れ具合に比例して、レース結果も大荒れ。
9番人気ヘヴンリーロマンス→12番人気ファストタテヤマ→13番人気コイントスで決着し、馬連3万馬券、ワイドは3通り中2通りが万馬券、三連単にいたっては275万馬券であった。(レース結果)
そして、このレース一番人気に支持されていたオペラシチーを怒らせたのもこのファンファーレでないかと言われている。
このファンファーレを聞く前のオペラシチーの戦績は(4-0-3-1)、聞いた後の戦績は(0-0-0-5)という有様である。カワイソス
また、たびたび波乱を起こす馬として知られていたファストタテヤマがこのレースで2着に。
「ファストタテヤマで家をたてやま」という名言も誕生してしまった。
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/ShiroSAGISU_twi/status/1561635890682015744
2022年の札幌記念のファンファーレもプペペポピー呼ばわりされた2022年8月22日、とうとう作曲者である鷺巣氏本人がハッシュタグつきで反応。オリジナルの録音では「必殺シリーズ」などの演奏で知られるトランペッターの数原晋氏(故人、2021年没)がピッコロ・トランペットを演奏していたことが明かされた。
鷺巣氏は前年の2021年7月にも、1987年のJRA各場ファンファーレの録音現場に立ち会ったときの思い出を、北海道一般競走ファンファーレの合唱カバーバージョンとともにTwitterに投稿している。
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/shirosagisu_twi/status/1412333358055526401
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/ShiroSAGISU_twi/status/1667792276255305728
2023年6月11日16時13分(2023年の北海道開催初重賞である函館スプリントステークスの発走前にプペペポピーが演奏されてからおよそ38分後)に鷺巣氏が投稿したプペペポピーのフルオーケストラ録音の様子である。音出し一発目ということもあって微妙にプペってるのはご愛嬌。
このことから、演奏が予想外なことになってしまった競馬ファンファーレ全般に対してこの名称が用いられる場合もある。
さらにはここから派生して「プペる」なんて動詞まで生まれている。意味はもちろんファンファーレの音を外してしまうこと。特に、ナイター時ほぼ全レースを生ファンファーレで行う大井競馬でネタにされることが多い。
なお、トランペッターたちの名誉のため書き添えておくと、そもそも札幌・函館の重賞ファンファーレは跳ね上がる高音(プペペポピーの「ピー」のとこ)が厳しい、ペッター殺しの曲なのである。陸自のファンファーレ隊ですら音程が安定しない(下記動画19秒あたりから)ぐらいなので察してあげてほしい。
なおこのレースの勝ち馬であるヘヴンリーロマンスは、同年の戦後初の天覧競馬であったエンペラーズカップ100周年記念・天皇賞(秋)に参戦。14番人気であったが見事1着となり、三連単111万馬券というまたもや大波乱の立役者となった。さらには牝馬による天皇賞制覇は1997年秋のエアグルーヴ以来8年ぶりの制覇となった。
また陸上自衛隊もこの事を把握しているようである。2023年の札幌記念の際には、陸上自衛隊北部方面隊のXではハッシュタグに「#プペペポピー」を付けた上で「日本一難しいファンファーレを見事に演奏し、約15,000名の来場者を魅了してスタンドから大きな拍手をいただきました。」と呟いている。
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/NorthernArmy_pr/status/1700358368316297345
プペペポピーやファストタテヤマに関するニコニコミュニティ出来ないかなぁ
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/10/09(水) 12:00
最終更新:2024/10/09(水) 12:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。