プラスチック(plastic)とは、
その他の定義もあるが、本記事では1.について記載する。
明確な定義がないため上記のように曖昧に説明するしかない言葉だが、プラモデルのように加工成型されて固められた状態のものを指すことが多い。軽く、安く、加工しやすい、という利点から優れた代替商品として従来の素材に次々取って代わり、20世紀以降の世界はプラスチックに溢れることとなった。
プラスチック黎明期の19世紀半ば、象牙の代用品としてニトロセルロースを使用した「セルロイド」が誕生(1870年)し、加工しやすく安価であるため世界中で広く使用された。アニメの「セル画」も初期にセルロイドのシートを使用していたのが由来である。しかしセルロイドは燃えやすく長期保存に向かないため、次第に使用されなくなっていった。
20世紀に入ると、レオ・ヘンドリック・ベークランドが全合成樹脂の開発に成功(1907年)。「ベークライト」と名付けられた。また1930年代にポリ塩化ビニルの本格的な製造が始まり、ここから合成樹脂の文化が花開いていった。第二次大戦時にプラスチックは重要な戦略物質となり、アメリカ政府は生産能力を強化。戦後、その生産力を生かしてプラスチック製品は市場へ大量生産された。ここからプラスチックの価格が過剰に下落し、1960年代には使い捨てのプラスチックごみが溢れることになった。
1970年代以降になるとゴミ問題のコストが取りざたされるようになり、安すぎたプラスチックの価格は適正に戻った。
掲示板
51 ななしのよっしん
2022/04/11(月) 16:57:27 ID: 7zrha37SSJ
ナフサはガソリン原料になるわけで
燃料にもならないというのは間違い
52 ななしのよっしん
2022/06/22(水) 09:14:10 ID: 0hkQDi9mBn
>>49
これか
世界中の微生物がプラスチックを分解するように進化しつつあるという報告
https://
53 ななしのよっしん
2022/12/14(水) 19:31:13 ID: j3OYYFm/8v
>>45
記事を深く読み込むと、ここで提案されているケミカルリサイクルは、熱分解油の生成であると分かる。熱分解温度は精々600℃。この程度ではCOやH2などほど低分子まで分解されず、ダイオキシン類などが発生して除去にコストがかかる。
ならより高温でガス化してCO,H2に変えてしまえば良い。
廃プラスチックガス化ケミカルリサイクル | 資源循環 | 日揮ホールディングス株式会社 https://
最終的に1500℃まで加熱し分解、合成ガスを生成する
塩素等不純物は洗浄塔で洗浄液(単なる水?)に接触させるだけで除去できるとか
これなら一般的な焼却炉と変わらないくらい単純なプロセスだし十分な価格競争力を持てそうだ
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最終更新:2023/09/23(土) 18:00
最終更新:2023/09/23(土) 18:00
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