プリキュア音頭～スマイルWink～とは (プリキュアオンドスマイルウインクとは) [単語記事]

「プリキュア音頭～スマイルWink～」とは、テレビアニメ『プリキュアシリーズ』で用いられる音頭楽曲である。

概要

「音頭」と言えば昔のテレビアニメだったら恒例となっていた夏季限定楽曲だが、2004年に始まったプリキュアシリーズでは10年超の間「音頭」は作られていなかった。そして2015年に初めてリリースされた音頭が本曲である。

とはいえ、作詞作曲編曲歌唱のメンツはプリキュアシリーズでおなじみの面々。その辺はちゃんとプリキュア的にできており、五條真由美による明るい歌声が盛り上げることになる。ただ所々Z旗的なブラスパートが挟まれている気もしなくもないが。振り付けを担当した原ななえはこの翌年『魔法つかいプリキュア！』のエンディングの振り付けを担当することになる。

で、一応番組内で使われることになるのだが、昔だったらエンディングで使われるところ、プリキュアと言えばエンディングはCG ダンスになってしまっているので、音頭は挿入歌として使われている。

『Go!プリンセスプリキュア』では第27話の夏祭り回で使用。前半でせいらが盆踊りの太鼓の練習中にインストバージョンが流れ、エピローグでは歌入りバージョンが流れる中皆が踊っている、という感じになっている。
- ちなみに後述のシングル発売時には池袋サンシャインシティでの盆踊り大会にプリキュアたちがゲスト出演、さらにミュージカルショーでも最後にみんなでプリキュア音頭を踊るという光景も見られたりした。
『魔法つかいプリキュア！』では第29話で使用。ただでさえシンデレラの物語が夢の中で改変され、モフルンがモフデレラになり、冷凍みかんの馬車が出て、3幹部が女装状態でガメッツお母様が巨大化して校長王子に求婚というとてつもないカオス回状態の中、プリキュアとガメッツが踊りで勝負と相成ったその時……流れてきたのはなんとこの曲だった。
「前の週が夏祭り回だったのになんでそっちで使わずにこっちなんだよ！」と視聴者総ツッコミの中、プリキュアが変身したまま音頭を踊っていたのだった。

2015年 8月19日にこの曲を収録したシングルが発売された。
で、この曲と共に収録されているのが「プリキュアたいそう」という、保育園幼稚園の運動会や体操、お遊戯向けに、ダンスをこれまでのED曲よりもわかりやすい振り付けにしたもの（こっちも原ななえが担当）で、作詞作曲編曲は『マル・マル・モリ・モリ!』などを手がけた宮下浩司が担当、吉田仁美が某教育番組でのうたのおねえさん経験を活かす感じで可愛らしく歌っている。