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プリペイドカード

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プリペイドカードとは、あらかじめ現カードを購入し、 会計時(利用時)、現の変わりに使う「磁気式」または「番号式」(スクラッチ式)のカードのことである。また商品券と同様、1回の使いきり形態をとっているものも存在する。

近年は電子マネーの普及により、それと入れ替える形で磁気プリペイドカードを止する動きがある。
一方で、電子マネーに類似した形式のプリペイドカードを新たに展開し始めた企業も存在する。

主なプリペイドカード

△販売終了 ×失効 (使用不可) 

販売終了→失効の順に掲載。また、最近止されたものが上にくるようにしています

カード 期間 備考
バイラーズチェック
(NTTドコモ)
2000年12月2012年3月31日 1999年3月/当時の名称は「ぷりコールカード」、それ以降に名称変更。
Jスルーカード
(JR西日本)
1999年2009年 販売は2008年に終了し、現在払い戻し中。券売機のみで使えます(JR西日本の一部のを除く)
パスネット
(関東私鉄))
2000年2008年 自動改札では使えませんが、券売機・精算機では使えるようです
イオカード (JR東日本) ) 1991年2006年 自動改札では使えませんが、券売機・精算機では使えるようです
ハイウェイカード
(旧:日本道路公団首都高
1987年2006年 現在は、ETC または 現のみ
ICテレホンカード (NTT) 1999年2006年 現在払い戻し中です
ユーカード
(出光GSマクドナルド)
1991年2003年 マックカードの前身。出光興産はその後幾度の変遷を経て、現在は「出光キャッシュプリカ」の発行を行なっている。

リロード型プリペイドカード

プリペイドカードの中には、電子マネーと同様に使い捨てでなく、利用後に店頭などで入を行うことにより複数回の利用を可にしているものも存在する。

特に海外で普及しているのが、クレジットカードブランドであるVISA / MasterCardなどのシステム活用し、それらクレカの加盟店であれば、世界中どこであっても利用できるようにしたプリペイドカード「ブランドプリペイド」である。
昨今は日本においても、海外旅行者を対に、従来の旅行小切手(Travellers Check , T/C)に代わる海外での資調達手段としていくつかの会社が提供を行なっている。これらは、銀行が発行するデビットカードと類似している面もある。

また2013年以降、ドラッグストアココカラファインとクレディセゾンが提携した「ココカラクラブカード」、海外旅行向けだが日本国内でのショッピング利用も可なアプラスの「GAICA」、それにWebMoneyauが提携した「au Wallet」、WebMoney単独による「WebMoneyカード」など、日本国内で利用なブランド付与のプリペイドカード発行も順次開始されている。

その他、ネット通販オンライン決済のリスクを避けるため、事前に資を入することで、クレジットカードのものと同じ形式のネットでの決済用カード番号提供するサービスも存在する。
日本ではライフカードが「V-Preca」の名称で2011年12月からサービスを開始し、三菱UFJニコスNTTドコモ三井住友カード楽天などが追随している。

なお日本ではクレジットカードと同じ決済システムを用いての決済となるため、デビットカードと同様に「二重引き落とし」や「オフラインデビット」の問題から利用できない加盟店も存在する。それぞれについて詳しくはデビットカードの項を参照のこと。

代表的なリロード型プリペイドカード

以下はプリペイドカードの一覧である。並びは原則的に五十音順になっている。

ブランド付帯のブランドプリペイドについては、そのブランドお絵カキコがついている。

商品 ブランド 内容
WebMoneyプリペイドカード 2014年5月WebMoneyが発行を開始したMastercardブランドのプリペイドカード。下のau WalletのWebMoney単独版と言える。
ポイント制度などはau Walletとは異なる。
au Pay プリペイドカード 2014年5月auWebMoneyが提携して発行を開始したMastercardプリペイドauないしKDDIサービス利用者向け。一部クレジットカードでの入にも対応し、auユーザー向けのポイント制度・優遇制度が存在する。
おさいふPonta 2020年11月サービス終了してしまったJCBブランドのプリペイドカード。ポイントサービスの「Ponta」そのものは2010年3月ロイリティ マーケティング三菱商事子会社)が発行しており、Pontaブランド/プリペイドを付けたものが出るのはPonta系のカードでは初となる。
キャッシュパスポート
アクセスプリペイドジャパン提供海外旅行者向けMasterCard / 銀聯プリペイドカード。
事前にUSドルユーロなどいくつかの所定通貨への両替が可
元は外貨両替業務を行うトラレックス提供を行なっていたものである。
ココカラクラブカード ドラッグストア運営するココカラファインとクレディセゾンの提携によるVISAプリペイドカード。
カードを発行するものでは、日本国内での利用が可な初のカードだった。日本国外での利用も可だが、海外での現地通貨引き出しサービスには対応していない。
カードそのものは2013年4月より発行しているが、プリペイドサービスの開始は2013年9月に開始された。
マツモトキヨシとの経営統合、もしくは不正利用対策の関係か、2022年10月を以てVISAプリペイドカードとしてのサービスを終了。
Gonna 2020年3月までJACCS提供されていたVISAプリペイドカード。
事前に5通貨への両替が可な点など、上述のキャッシュパスポートと似た側面を有しているが、残高を日本国内でのショッピングに用いることも可だった。
GAICA 2015年7月からアプラスおよび新生銀行提供されているVISAプリペイドカード。
新生銀行の外貨預と連携することが特徴で、キャッシュパスポートに近いニーズに応える。
2017年以降タッチ決済対応券面になっているほか、Google PayApple Payに登録してQUICPay+加盟店で残高利用出来るようになっていたりと、内利用の方法も幅広い。
スターバックスカード 共にシステムとしては、WAONnanacoのような電子マネーの機を磁気カードで実現させているものといえる。
スターバックスカードは、クレジットカードでの入も可である。
西友ショッピングカード 西友提供しているチャージカード西友向けであるため、チャージした額は西友以外の店舗では使えない。
NETeller Prepaid MasterCard 英国に本部を置く資決算会社のOptimal Paymentsが発行するMasterCardプリペイドカード。
2005年日本語サイトが開設され、日本人の口座開設も受け付けるようになった。
V-Preca ライフカード2011年よりサービス提供を行なっているバーチャル限定のVISAプリペイドカード。
詳細は別記事にて解説している。 → Vプリカ
Money T Global 海外旅行者向けのVISAプリペイドカード。
かつてはJTBが展開していたが、2018年にアプラスに移管され、2019年から内利用にも対応している。
LINE Pay カード 2016年LINEが発行を開始したJCBブランドのプリペイドカード。
2%の高還元率が特徴となっており、銀行口座からのオートチャージも可
LINEが発行する「LINEプリペイドカード」とは別物である。
楽天バーチャルプリペイドカード 2013年3月楽天カードが販売を開始したバーチャルプリペイドカード。
バーチャルプリペイドカードでは初のMasterCardブランドとなっている。

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最終更新:2023/03/21(火) 14:00

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最終更新:2023/03/21(火) 14:00

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