プリンス・オブ・エジプトとは、1998年にドリームワークスが制作したアニメ映画である。
旧約聖書にある「出エジプト記」の内容をほぼそのままアニメ映画にした作品。
出エジプト記の出来事が実際にあったか、その時のファラオがラムセス2世であるかは争いのあるところであるが、本作でモーセと兄弟として育ったファラオはラメセス[1]という名前になっている。
その題名とは裏腹にエジプト側の扱いはあまりよろしくない。神との約束のためにイスラエルに帰ろうとするモーセと、ファラオラメセスの家族愛の葛藤を描くアニメ映画。また、旧約聖書を元ネタとするため宗教色がどうしても強い。
時は古代エジプト。ヘブライの民は奴隷扱いされ日干しレンガを作らされるまでに落ちぶれていた。しかし、ヘブライの民の人口は増えていたため徒党を組んで反乱を起こされることを恐れたファラオのセティはヘブライの民の男の赤ちゃんを殺すように命じる。一人の女性が自分の赤ちゃんを殺させないためにナイル川に流したところ、エジプトの女王に拾われ、「モーセ」と名付けられた。モーセは後にファラオとなるラメセスと本当の兄弟のように育っていく。
しかし、ある日、偶然自分がヘブライの民だと知ってしまったモーセは、虐待されているヘブライの民の奴隷をかばってエジプト人を殺害してしまう。砂漠に逃亡し羊飼いをしていたモーセはある日、神にヘブライの民を奴隷扱いから救い、皆でイスラエルに帰るように命じられる。ファラオとなったラメセスに再会したモーセは、自分たちを解放しイスラエルに帰還させるよう頼むが、ラメセスは兄弟としての情から帰還を認めず・・・。
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最終更新:2024/04/26(金) 02:00
最終更新:2024/04/26(金) 02:00
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