プロパンゴリラとは、主に将棋の実況動画を投稿している実況プレイヤーである。
『【3段なるまで】将棋ウォーズ3切れ実況』シリーズで実況デビュー。独特の言い回しに定評があり、どこか親近感の持てる棋風。最近では初心者向けの解説動画も投稿するようになり、ニコニコ動画での将棋人気に一役買っている。解説のトーク力、説得力は現役プロ棋士も感心するほど[1]。特に横歩取りの定跡に詳しく、格上にも研究だけで勝ったことがある。
将棋は小さい頃に父親から教わった。当時、教えてもらった戦法は棒銀だけであったが、それでもクラスでは敵無しであったという。しかし、コンピュータの将棋ソフトにひどく負けたことでつまらなく感じ、将棋を指さなくなってしまった。転機となったのは2012年頃、電王戦を見て感動し、再び将棋を指すようになった。コンピュータ将棋を使用して検討したりネット対局場で力を付けたりして現在に至る。
「横歩はプロパン、それ以外はゴリラというわけか」というコメントが元で、かっこいい将棋だった動画には「プロパン回」、ヘボ将棋だった動画には「ゴリラ回」というタグが付けられるようになった。また、初手ランダムや飛車角五番勝負など、将棋好きなら興味を惹かれる動画を多数投稿していることから「企画力がプロパン」と評価されている。プロパンとは化学式C3H8にて表される有機化合物のことであり、「優秀な」や「良い」といった意味は無いが、プロと掛けた言葉遊びと思われる。
なお、プロパン以外にもメタン、エタン、ブタン、ペンタンのゴリラがいるが、基本的にゴリラな模様。いずれもアルカン(化学式CnH2n+2にて表される有機化合物)である。プロパンゴリラという名前の由来は『ご長寿早押しクイズ』で出た迷解答とされる。
3段なるまで実況最終回では尾崎豊の『卒業』を弾き語り、『終電論破』実況では阿部真央の『ふりぃ』を歌っている。『脱出メロンボール』実況ではピアノを弾けることを明かしている。音楽が得意なゴリラである。
将棋動画を中心に投稿していることから、将棋以外の動画にも将棋関連のコメントが付くことが多い。「敗着ですね」「咎めるべき」「駒組みが丁寧」「上手く捌けた」「実戦的な手」などなど、コメントは将棋用語を駆使した大喜利の様相を呈している。
ちなみに、丁寧に作られた解説動画は新たに将棋を始める人々を生み出した。中でも氏に影響され将棋実況動画を投稿してるフォロアーは「ゴリラチルドレン」と呼ばれ、その数を増やしている。
2016年1月30日の「闘会議」において、加藤一二三九段をはじめとしたプロ棋士との多面指しイベントが催され、プロパンゴリラ氏も出演。マイク片手に実況しながら加藤九段と対局した。また、Ponanza開発者のインタビュー、Ponanzaとの対局、アナログゲームエリアの紹介なども行った。また、4月29日の「ニコニコ超会議2016」においては、プロパンゴリラ氏の動画を基にしてプロ棋士による飛車2枚vs角2枚の対局が行われ、その実況を務めた。関連生放送参照。
その他多数。【将棋実況】角と飛車はどちらが強いのか【五番勝負】での名言は当該記事参照。
デビュー作。これから見ると人となりが見えてくる。
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最終更新:2024/04/24(水) 11:00
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