プロ野球熱スタ2007とは、バンダイナムコゲームスから2007年4月5日に発売された野球ゲーム。
熱スタシリーズの2作目であり、現時点で最新作。おそらく新作のリリースは今後無い。
『熱チュー!プロ野球』シリーズ、『ベースボールライブ2005』のシステムを継承したリアル系野球ゲーム。『2007』自体は前作である『2006』のマイナーチェンジ版であり、選手データの更新以外はほとんど変更点がない。
2007年開幕直前データ版であり、発売当時育成から支配下契約直後だった中村紀洋(中日)や、3月にテスト入団したタフィ・ローズ(オリックス)、2007年のセ・リーグ新人王を獲得した上園啓史(阪神)、この年の日本シリーズで8回まで完全投球をした山井大介(中日)などが収録されていなかったりする。
『2006』同様、『プロ野球ファミリースタジアム』を再現したファミスタモードが2007データで収録されている。また『2007』の新要素として、隠しチームとしてナムコスターズが存在している。
実況は節丸裕一、解説は栗山英樹と大塚光二が担当している。栗山と大塚の声の区別がつかない。
本作の売上が振るわなかったためか、バンダイナムコゲームスの野球ゲームは『ファミスタDS』路線に転換した。しかし自由度の極めて高いアレンジモードの存在、設定可能なデータの細かさもあって『ベストプレープロ野球』的な遊び方をすれば非常に長く楽しめるゲームである。
ニコニコ動画ではエディット選手を用いたプレイ動画がいくつか存在し、特に東方Projectのキャラクターを用いストーリー性を付加した『東方野球in熱スタ2007』シリーズが長く人気を博している。
投球操作に、ゴルフゲームのようなメーター制を導入しているのが特徴。投球の強さのみを決める簡単ゲージ、強さと制球を決めるノーマルゲージの他、ベストピッチと失投が隣り合わせのライブピッチがある。打撃操作はカーソル移動系だが、ファミスタのようなコース打ちも選べる。守備操作はファミスタに準ずる。また投球時、キャッチャーマスク越しの視点が選べる。
『実況パワフルプロ野球』や『プロ野球スピリッツ』などのコナミ系野球ゲームにはない、完全に自由にオリジナル選手を作成できるアレンジモードがある。
打者には得意コース・苦手コースやスイング傾向、「引っぱり」「流し」「広角」などの打球ノビ・特性が設定されている。またパワプロのような特殊能力が無い分パラメーターの設定が非常に多岐に渡っている。ただその分、「満塁男」のような本当の意味で特殊な能力については再現できない(そのためか、OB選手として登場する駒田徳広の実況紹介コメントは「解析不能の満塁男」である)。
投手では球種別に変化量とキレが設定でき、変化量は少ないが切れ味鋭い変化球などが再現できる。また、CPU操作時の配球確率が設定できるのも特徴。
打撃・投球・走塁・守備の操作を全てオートにすることで、擬似的な監督プレイが可能。ただしプレイに絡む部分が全てオートになってしまうためバントや盗塁の指示が出せず、バグ以外では選手もバントや盗塁をしないという結構致命的な欠陥を持つ。要するに監督プレイでは試合中の選手交代しかできない。
ペナントレースを戦うモード。メニュー画面で最初にカーソルが合っていることからしても一応メインのモードのはずなのだが、ドラフト無し、契約更改無し、引退無し、FA無し、キャンプや練習指示による自主的選手育成無し(自動成長はありに設定できる)という非常に簡素な「ペナントを戦う」ことのみに専念できる作りになっている。トレードや新外国人の獲得は可能。またアレンジチームも自由に参戦可能、リーグのシャッフルや自由なチームの入れ替えも可能。
日程のオート進行はパワプロに比べて非常に早い。各試合は通常プレイの他、結果のみの閲覧と完全CPU采配での観戦が可能だが、結果のみの閲覧だとスコアしか確認できずその試合の選手成績が確認できないというこれまた地味な欠陥がある。
胴上げバグ、交流戦バグ、選手分身バグなど数多くのバグが存在する(後述)。
対戦モード。1PvsCPU、1Pvs2Pのほか、CPUvsCPUの観戦が可能。
チームの戦力値はここで選択することで確認できる。というかここでしか出来ない。アレンジ作成中に出来るようにしてくださいよ。
他のモードでも同様だが、基本的にCPU操作では打高投低になる。投手と打者の難易度を別に設定できるので、監督プレイ時などは投手の難易度を高めにしておかないと、両チーム2桁得点のような馬鹿試合が頻発することに。ただし1Pvs2Pでは投打別の難易度設定がなぜか出来ないので、2人で監督プレイは馬鹿試合覚悟である(ただしEASYにすると基本的に投手戦になる)。
力の入れようからして、実質的なメインモード。チームを編成し、10年間球団運営をして人気球団に育て上げていくモードである。
実在球団そのままでプレイすることもできるが、やはり完全新規球団設定の方が球場の拡張や投資など色々出来て面白い。またアスナロダッシュで作成した選手や、OB選手がドラフトや新外国人として登場するように設定できる。
ちなみに1シーズンはなぜか60試合設定。なぜ144試合ではないのだろうか……。
ペナントには存在しない契約更改やFA、ドラフトなどが存在する。でも高齢選手が自分から引退することはない。
アレンジ選手が出せないのはアスナロDASH!の存在意義を保つため? アレンジ選手使わせてくださいよ。
ある意味ではこのゲームの最大の売り(それもどうよ)。ファミスタの雰囲気を2007データで再現したモード。それだけなのであまり書くことはない。懐かしさに浸りたい人向け。
あるパスワードを入力することで隠しチームのナムコスターズ、ゴールデンドリームス、2種類の隠し球場が出現する。ナムコスターズはここで出現させるとファミスタモード以外でも使用可能になる。
OB選手に挑戦するモード。勝利するとそのOB選手がアレンジモードで選択できるようになり、全選手を獲得すると隠しチームの「ゴールデンドリームス」が出現する。権利関係の問題か、外国人選手は居ない。また発売時点で故人の選手も未収録。パワプロ同様に金田正一や川上哲治も未収録。
1回クリアしてしまえば再プレイの意義はほとんど無いのが悲しいところ。
パワプロでいうサクセスの簡易版的なモード。一週間のキャンプで選手を育成する。ここで作成した選手はドリームリーグに登場させることができる。
ぶっちゃけドリームリーグを遊ぶのでなければアレンジモードがあるため存在意義は薄い。せめて地方球場じゃなく本拠地球場を走り回れるようにしてくだしあ。
アレンジほど自由度は高くないが、頑張ればかなりチートスペックな選手も作成可能。でもパワプロのサクセス同様強打で高ステータスに投手を作るのは無理ゲー。
パワプロでいうマイライフ的なモード。ひとりの選手になりきって引退までプレイできる。設定したタスクをクリアすることでチーム内での自分の地位を上げたり、選手を成長させたりすることが可能。FA移籍やトレード志願もできる。
しかしイベントも何もなく淡々と試合をこなしていくだけなのでぶっちゃけあんまり面白くない。中継ぎ投手などいつ出番が来るか解らない選手でプレイしていると、試合のオート進行の遅さにも苛立ちが。あとキャンプで左右相性や選球眼、打球特性やバイオリズムをコマンド選ぶだけで上げられるのはいかがなものかと……。
打撃、投球、守備がそれぞれ練習できる。でも試合形式の実戦守備練習モードがほしい。
保存した試合のハイライトを閲覧できるモード。メモリーカードの容量をやたらと食う。
本作の真のメインモード。選手アレンジとチームアレンジがある。パワプロやプロスピには存在しない、完全にあらゆるステータスを自由に設定できるエディットモードであり、ある意味本作の存在意義、生命線と言うべきモード。これがあるから熱スタは長く楽しめるのである。
パワプロでは改造を使わないと実質作成不可能なパワーSの投手や、投手以外の全ポジションを守れる万能野手、全ステータス最高値の俺TUEEEEE選手まで自由自在に作成可能。ステータスも非常に細かく設定することが可能で、特に投手の配球確率や投げ込み傾向、野手のスイング傾向や思考タイプなどが設定できるあたりは明らかにオートプレイが意識されているのだが、それなら何故ベスプレ的な監督プレイモードが無いのかと小一時間(ry
ちなみに変化球は球速、変化量、キレを自由に設定できるので、「直球より速いナックル」や「85km/hの高速スライダー」など、現実にはあり得ない変化球も設定可能。ただしオリジナル変化球の概念は無い。
また既存選手も自由にアレンジが可能で、2007年以降にブレイクした選手を強化したり、新人選手や新外国人選手を自力で作成することで新作が出なくても最新データに更新することは出来なくはない。設定項目が非常に多い分、手間はものすごくかかるが。
チームアレンジでは実在12球団とOBチーム、ナムコスターズのほか、架空のチーム名・ロゴ・ユニフォームが12種類用意されている。チーム名を自分でつけることは出来ないが、その分試合中の実況がパワプロのように「先攻チーム」「後攻チーム」になってしまうことはない。
オーダー:4荒木-6井端-9福留-1ウッズ-5森野-8李-7井上-2谷繁-1投手
先発ローテ:川上、朝倉、山本昌、中田、佐藤充、吉見(谷間)
セットアッパー:岡本、平井 抑え:岩瀬
12球団中では戦力値的に最強のチーム。2007年に活躍した選手では中村紀、山井が登録されていない。小笠原、浅尾は二軍。中里は敗戦処理でよく出てくる。なぜか代打で渡邉が使われることが非常に多い。
オーダー:8赤星-4関本-3シーツ-7金本-5今岡-9濱中-6鳥谷-2矢野-1投手
先発ローテ:福原、安藤、下柳、杉山、ボーグルソン、ジャン(谷間)
セットアッパー:ウィリアムス、藤川 抑え:久保田
藤川が抑えに回った後に出た作品のはずなのになぜか抑えはまだ久保田。とはいえやはりJFKは強敵である。新人王の上園は登録されていない。江草は先発設定で二軍に居るほか、桜井、狩野らもこの頃はまだ二軍。
オーダー:8青木-3リグス-9ガイエル-7ラミレス-5宮出-6宮本-4田中浩-2古田-1投手
先発ローテ:石井一、石川、川島、ゴンザレス、藤井、グライシンガー(谷間)
セットアッパー:木田、高津 抑え:石井弘
前年3位だが戦力値では巨人に劣り広島・横浜と同等という悲しさ。ガイエル、グライシンガーはまだ普通の新外国人扱いで強くない。なぜかCPU采配だと「代打米野」「代打城石」が頻発する。なお五十嵐は二軍。弘寿は抑え扱いなのに……。館山も二軍にいる。
オーダー:8谷-6二岡-5小笠原-3李-7ホリンズ-9高橋由-4ゴンザレス-2阿部-1投手
先発ローテ:上原、パウエル、内海、姜、門倉、高橋尚(谷間)
セットアッパー:福田、林 抑え:豊田
戦力値的にはヤクルトより明らかに強い。なお2007開幕オーダーは1番高橋由伸だったとか言ってはいけない。世界の亀井はまだ二軍。西村、金刃も二軍で山口は登録されていない。当時高卒ルーキーの坂本はドラ1ということでちゃっかり登録してもらえている。
オーダー:6梵-4東出-3栗原-5新井-7前田智-9嶋-8緒方-2倉-1投手
先発ローテ:黒田、大竹、ダグラス、フェルナンデス、宮崎、佐々岡(谷間)
セットアッパー:林、横山 抑え:永川
戦力値では主に投手力がやや残念な部類。高橋建は中継ぎ。梅津、広池は二軍。青木高、青木勇は登録されていない。前田健太はドラ1なので登録してもらえている。ペナントをやると嶋がよくゴールデングラブを獲る。何故だ。
オーダー:4仁志-6石井琢-9金城-5村田-7鈴木尚-3吉村-8小池-2相川-1投手
先発ローテ:三浦、工藤、吉見、寺原、加藤、川村(谷間)
セットアッパー:ホセロ、木塚 抑え:クルーン
セでは広島・ヤクルトとともに弱いが、オリックスや楽天ほどには弱くない。内川はまだベンチで、鈴木尚の守備固めでレフトに入ることも。2010年現在何人がチームに残っているか数えるのは悲しくなるので止めておこう。
オーダー:8森本-4田中賢-9稲葉-DHセギノール-5グリーン-3木元-2高橋-7紺田-6金子
先発ローテ:ダルビッシュ、八木、武田勝、金村、グリン、スウィーニー(谷間)
セットアッパー:建山、武田久 抑え:MICHEAL
仮にも前年日本一球団だというのに、戦力値的にはヤクルトとあまり変わらないという悲しい査定。小笠原、新庄が抜けた後で前評判が低かった頃なので仕方ないのだが。ダルビッシュはまだ今のような球界最強投手ではない。小谷野、糸井はこの頃はまだ二軍。鶴岡はベンチ。
オーダー:9福地-4片岡-6中島-3カブレラ-7和田-DHリーファー-5中村-2細川-8赤田
先発ローテ:西口、涌井、ジョンソン、松永、帆足、岸(谷間)
セットアッパー:三井、石井貴 抑え:小野寺
日ハム同様戦力値的にはAクラス球団としてはいささか寂しい査定になっている(確かに現実でもこの年はBクラスだったが……)。のちの守護神グラマンはまだ二軍で先発要員として燻っている。栗山は一軍ベンチ。この年ブレイクしたG.G.佐藤はその他大勢な二軍選手のひとり。
オーダー:8大村-6川崎-7多村-3松中-5小久保-9柴原-DHアダム-2山崎-4本多
先発ローテ:斉藤和、和田、新垣、杉内、ガトームソン、大隣(谷間)
セットアッパー:柳瀬、藤岡 抑え:馬原
投手力だけは12球団随一というこの頃のソフトバンクらしい査定。斉藤和巳は鬼のように強い。田上はベンチ、松田はまだ二軍。2010年現在メンバーの変化の少なさでは12球団一かもしれない。
オーダー:6TSUYOSHI-4堀-3福浦-7ベニー-DHズレータ-9ワトソン-2里崎-5今江-8サブロー
先発ローテ:清水直、小林宏、渡辺俊、小野、久保、成瀬(谷間)
セットアッパー:藤田、薮田 抑え:小林雅
YFK最後の年。なぜか打撃力の戦力値が異様に高い。なぜだ。早川は二軍、大松はベンチ。投手陣では荻野が登録されていない。川崎はいるが二軍で能力値は低い。成瀬もブレイク前なのでそんなに大したことない能力。
オーダー:8村松-4平野恵-5ラロッカ-DH清原-3北川-7アレン-9大西-2日高-6阿部真
先発ローテ:デイビー、平野佳、川越、セラフィニ、小松、吉井(谷間)
セットアッパー:カーター、加藤 抑え:大久保
楽天ほどではないが弱い。上記のメンバーのうち今でもチームに残っている人数は(ry ローズが登録されていない他、投手では金子は中継ぎで二軍、山本は敗戦処理、岸田や近藤は登録すらされていない。後藤は遊撃手登録でベンチ、大引もベンチ。坂口、下山、岡田は二軍。3年で随分と戦力が入れ替わったものである。
オーダー:8鉄平-4高須-9礒部-5フェルナンデス-3ウィット-7リック-DH山崎武-2藤井-6沖原
先発ローテ:岩隈、一場、朝井、有銘、山村、田中(谷間)
セットアッパー:吉田、小倉 抑え:福盛
弱い。泣きたくなるほど弱い。鉄平や山崎、草野(遊撃手登録でベンチ)らが覚醒前なのでむべなるかな。マー君は谷間設定だが、ステータス的には岩隈の次ぐらいに強かったりする。永井は中継ぎ登録で二軍。他、2007年に働いた面々では渡辺直、嶋、小山、松本、渡邉恒などが登録されておらず、現実と一番そぐわない編成になっている。
2006年のオールスターチームに若干のアレンジを加えた編成。全体的にセの方が強めに設定されているためか、全セの方が強い。全パは「え、なんでお前がいるの?」という選手が結構多い。木元とか的山とか。そしてダルビッシュが全パに居ないのは熱スタ最大の編成ミスと言わざるを得ない。何故か吉井は居るのにね。
オーダー:8福本-4篠塚-3王-5長嶋-DH落合-7張本-2野村-9秋山-6石毛
先発ローテ:稲尾、堀内、平松、山田、村田、江川(谷間)
セットアッパー:鈴木、東尾 抑え:江夏
そら(OBチームは)そう(最強)よ。問答無用完全無欠の鬼チーム。ちなみに登録されているOB選手全員がいるわけではなく、ハブられてしまった選手がオーダー組める程度には存在している。原辰徳とか谷沢健一とか……。
オーダー:8ピノ-6マッピー-7ワルキューレ-5パック-3サンドラ-2たろすけ-9野球くん-4クロノア-1投手
先発ローテ:ピピ、ラップ、アイ、ソルバルウ、リッジ、景清(谷間)
セットアッパー:ワギャン、ワースタ 抑え:ギャラガ
リアル体型で現れたナムコスターズは謎のマスクマン軍団。ちゃんと全員分用意されている節丸裕一の選手紹介コメントに合わせての登場演出はなかなかシュールというかホラーな光景である。チームとしてはピノ、パック、ピピなどの主力選手は強力だが、バランスはやや悪く全体的にはそれほど強くない。あとピノの走力はファミスタ時代のような人外じみたスピードではなく、まだリアルな範疇に収まっている(もちろんステータス自体は走力・盗塁とも最高値)。内野ゴロも打つ。
▲こんな感じ。
ちなみに、『東方野球in熱スタ2007』に登場するコーチ人形はこのナムコスターズの監督・コーチである。
本作には大小さまざまなバグが存在している。主に監督プレイで2000試合以上はプレイしている記事主が確認したものを列挙していく。他にもバグの情報があれば掲示板にお願いします。
ペナントで優勝すると、試合終了後に胴上げ、監督インタビューなどの優勝演出が発生するのだが、優勝後の消化試合でも毎試合終了時に優勝演出が繰り返されるバグ。もう優勝決まってっから!おめーの胴上げいらねーから!
順位表での優勝マジックが0→0で変化無しなのを「0になった」と認識してしまうことによるバグと思われる。ペナント全試合プレイしていると正直かなりうざい。
交流戦終了時、なぜか存在しないはずの試合結果が勝手に追加され、順位表の試合数と勝敗が狂うバグ。各チーム4試合ずつのはずの交流戦の勝敗表を見ると、CPUチーム同士の対戦になぜか5試合消化していることになっているカードがいくつか出現する。これによってペナント終了時、145試合や146試合消化しているチームが出現してしまう。ただし、オートで日程進行した場合には発生しない。全試合プレイしていると発生する。
おそらく交流戦の順位決定時に、「同率○位」を作らないために中の人が勝手に追加しているものと思われる。でもモード内で交流戦の順位自体は確認できない。どういうことなの……。
ちなみに最終順位も狂った試合数のまま決定される。気にしたら負けなのかもしれない。
アレンジチームでプレイしているときに発生するバグ。スタメン設定の野手が怪我で欠場の際に発生しやすい。
オーダー決定時は異常が無いのに、試合を開始してみると特定の選手が分身していたり、二軍にいるはずの選手が試合に出ていたりする。その本来いるはずのない選手のポジションは投手と表記され、このバグが発生した状態のままで投手を交代しようとするとゲームが止まる。完投させれば試合を普通に終了させることは可能で、選手が分身していた場合、試合結果を見ると分身していた選手が2人分打席に立ったことになっている。ふしぎ!
優勝決定時に胴上げされ、インタビューを受けるのは通常は監督なのだが、アレンジチームでプレイしていると、監督ではなく選手(投手)が監督の代わりに胴上げされインタビューを受けることがある。監督どこやった。
東方野球in熱スタ2007では監督が投手兼任の設定だったため、このバグを有効活用してゲーム画面中でも兼任監督が優勝インタビューを受ける演出を可能にした。たまにはバグも役に立つことがある。イイハナシダナー。
クライマックスシリーズで発生するバグ。
現実と違い、セとパのクライマックスシリーズは全て同じ日程で行われるのだが、これを1試合ずつ消化するとセとパの試合結果が全く一緒になるというバグ。たとえば中日を使用してレギュラーシーズン2位でCSに進出し、3位の阪神と戦って第1戦に5-3で勝ったとすると、パの方でも2位のチームが3位のチームに5-3で勝っている。
『東方野球in熱スタ2007』の24話で早苗さんがしたイタズラはこのバグのことである。
あと地味なミスとして、CS進行中は試合終了時にこれまでの対戦結果が並べて表示されるのだが、全て1位チームの本拠地で行われるはずの2ndステージの開催球場名が、3戦目以降はなぜか2位チームの本拠地名になっている(実際の試合はちゃんと全試合1位チームの本拠地で行われる)。
割と地味だが見逃せないバグ。クライマックスシリーズ以降は成績表示がリセットされるのだが、CSの2戦目以降で選手の成績表示が盛大におかしくなるバグが発生することがある。まだ1試合しか消化していないのに2試合出場したことになっている、試合に出ていない選手に打率や本塁打や打点が記録されているなど日常茶飯事である。というか成績が正しく表示されている選手の方が少ないんじゃないかという疑惑すらある。
ペナントをオートで回すと、どんなステータスの選手でもそれなりに現実的な範囲の成績に収まるようになっている。だが、なぜかホールドだけが極端に少ない。現実の最優秀中継ぎ投手は少なくとも30HP以上を稼ぐものだが、熱スタのオートペナントではだいたい15HPで最優秀中継ぎ投手になる。しかもホールド数だけのリーグ最多が2桁に届かない。11勝4ホールドだとか9勝6ホールドだとか、最優秀中継ぎはホールドより勝ち星が多い場合がままある。
セットアッパーに設定した投手が1年回して40試合投げて3ホールドなど、およそ非現実的である。成績処理の際にホールド数の記録をミスしている可能性が高いが、理由は熱スタの中の人に聞いてみないと解らない。
なお、野手の方では犠飛が極端に少ない(4個でリーグ最多だったりする)傾向がある。
また、月間MVPの成績が実際の月間成績と食い違っていることも多い(特に野手)。
通常、全オートの監督プレイ時には盗塁・バントの指示は出せず、選手が勝手にすることもない。はずなのだが、突然イニングの頭から打者が全くタイミングの合わないスイングで空振りを始めることがある。この状態で、打者が四球で出塁すると初球から盗塁する。そして成功すると2球目で三盗してほぼ確実にアウトになる。
要するに、走者が居ない時点から盗塁+盗塁補助の空振り指示が出ている状態になるバグ。何しろストライクは全部空振りする上、四球で出ても盗塁死するため、この状態になったらそのイニングはほぼ何も出来ない。
同様に、イニングの頭から全球バント指示状態になるバグもある。無論セーフティバントなどではなく、走者も居ないのにバントして相手にアウト3つをプレゼントするだけの簡単なお仕事です。
一二塁間の当たりを一塁手もしくは二塁手が捕球した直後、投手がベースカバーに入る前に誰も居ない一塁へ全力で送球して悪送球になるというミス。なぜ全力で投げたし。
守備力に関係なく一塁手、二塁手なら誰でもやらかす。というか抜けそうな当たりや内野安打になりそうなボテボテの打球を捕球した際にやらかすので、むしろ守備力の高い選手の方がやらかしやすい。
このゲーム、基本的に試合中には悪送球以外の失策は記録されない。たとえば、ボテボテの内野ゴロを内野手がファンブルしてセーフになっても記録は内野安打になる。外野手のフライ落球も同様。どういうことなの……。
ただし、守備適正の無い選手が守っている場合は、ファンブル・落球ともに失策になる。あれ?
また、ヒットの打球を外野手が弾くことが非常に多いが、それによる進塁があっても失策は記録されない。ヒットとエラーでの進塁、のような記録は熱スタには存在しないのである。投手涙目。
実況・解説のおかしな発言はたくさんあり、中にはバグとしか思えないものもあるが、いちいち紹介していったらキリがないので、とりあえず特徴的かつ明らかにバグと思われるものを紹介。
東方野球in熱スタ2007実況名言集の記事も参照。
牽制死、および悪送球(牽制悪送球を含む)が発生した際、実況と解説は絶句する。お前ら仕事しろ。
牽制死や悪送球に対する実況・解説音声が存在しないのか、それとも設定ミスなのかは不明。
9-0で迎えた9回裏、ツーアウト2塁から打者が左中間へヒット
↓
2塁走者は生還、スコアは9-1
↓
打者走者、二塁へ向かうが外野からの返球でタッチアウト、試合終了
↓
節丸「スワローズ、今日はサヨナラで試合を落としています」 ・・・え?
チームはそれぞれ打撃力、機動力、守備力、投手力の4項目での戦力値グラフをオープン戦モードで確認できる。
が、全選手がアレンジ選手のチームでは、投手力の戦力値が表示されない。
投球練習で打者をアリに、視点を中継視点、もしくはバードビューに設定し、斜めに大きく変化する変化球(スローカーブ等)をコーナーからボールになる軌道で投げて空振り三振を取ると、次の打席でキャッチャーの位置がおかしくなる。
参考画像。もっと綺麗な再現画像を募集中。投手多田野、打者スレッジは記事主の自作選手なので念のため。
右投手で左打者の膝元に沈む変化球で三振を取ると上の画像のようなことに。キャッチャーが捕球する際にバッターボックスの後ろまで回り込む体勢になり、その位置情報が次の打席に残ってしまうために発生するものと思われる。
ちなみに、一球投げると元に戻る。絶対に届かない外角直球を投げても後逸はしない。
2006にはこんなバグがあるそうです。さすがに2007には無い様子。
ぶっちゃけ今なら中古で1000円ぐらいで買えるはずなので市場で買わなくても(ry
掲示板
5 ななしのよっしん
2011/12/03(土) 08:13:15 ID: 3WnTupohZT
6 ななしのよっしん
2012/05/02(水) 17:26:35 ID: wDLhgLulC1
ゲームソフトの記事なのになんでキモヲタの二次創作が混ざりこんでるの?
単独記事作ってそこでやれよ気色悪い
7 ななしのよっしん
2013/09/07(土) 18:46:55 ID: lrizadRcqh
>>6
バグが実際起きたシーンが二次創作動画なんだから仕方ないだろうに。
もし気になるんならバグが起きたプレイ動画を別に探して取り換えればいいと思う。
東方の二次創作だからといって、このゲームのプレイ動画には違いないし、他にバグの動画が無い以上仕方ないだろうに
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/24(水) 05:00
最終更新:2024/04/24(水) 05:00
スマホで作られた新規記事
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。