プロ野球2021とは、2021年の日本プロ野球における動向である。
プロ野球2021 | ||
優勝球団 | ||
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セ・パ交流戦 | オリックス・バファローズ | |
セ | 東京ヤクルトスワローズ | |
パ | オリックス・バファローズ | |
クライマックスシリーズ | セ | 東京ヤクルトスワローズ |
パ | オリックス・バファローズ | |
日本シリーズ | 東京ヤクルトスワローズ | |
プロ野球 ←2020 | 2022→ |
2021年になっても新型コロナウイルスの流行は収まらず、一部の球団は無観客でキャンプを行った。一軍登録人数の増加など前年の特例ルールは継続(プロ野球2020の記事を参照)。また新たに、レギュラーシーズンの試合については特別ルールが設けられることになった(出来事・予定に記述)。
月 | 日 | 出来事 |
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1月 | 1日 | 興和株式会社の命名権取得により、ナゴヤドームが「バンテリンドーム ナゴヤ」に改称。 |
3日 | ポスティングを申請していた日本ハムの西川遥輝が、契約不成立により残留。 | |
8日 | ポスティングを申請していた巨人の菅野智之が、契約不成立により残留。 | |
14日 | 殿堂入りメンバーが発表されたが、競技者表彰は23年ぶりに両部門とも該当者なし。 | |
28日 | MLBニューヨーク・ヤンキースをFAになった田中将大が、8年ぶりに古巣の楽天に復帰することが発表。 | |
2月 | 1日 | キャンプイン。 |
6日 | オリックスは、前年11月にMLBシアトル・マリナーズからFAになっていた平野佳寿との契約合意を発表した。8日公示。 | |
3月 | 1日 | 【移籍】巨人の田口麗斗とヤクルトの廣岡大志が交換トレード |
3日 | 【移籍】楽天の池田隆英と日本ハムの横尾俊建が交換トレード | |
18日 | 以下のルールを発表。 |
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26日 | レギュラーシーズン開幕。 | |
27日 | 【特例2021】楽天は福山博之を「近親者が濃厚接触者判定を受けた」ことを理由に自宅待機としたため、特例対象選手として抹消した。(※4/1に再登録) | |
31日 | 【特例2021】ヤクルトは30日の検査で西田明央とスタッフ1名が新型コロナウィルス陽性判定を受けたことを発表し、濃厚接触の可能性があるとして1軍のアルバート・スアレス、山田哲人、西浦直亨、内川聖一、青木宣親の5選手、二軍選手1名とスタッフ1名を自宅待機とした。31日に6選手を特例対象選手として抹消し、二軍から4選手を昇格させて同日のDeNA戦は開催した。試合後に内川・青木の2選手、翌4月1日に川端慎吾が濃厚接触者判定を受けた。1日に川端を特例対象選手として抹消した一方で山田・西浦を再登録した。二軍戦は4月3・4日が中止。 | |
4月 | 4日 | 【特例2021】巨人は3日の検査で中島宏之、丸佳浩の2選手が新型コロナウィルス陽性判定を受け、若林晃弘が再検査を要する、と発表した。また、上記3選手と接触頻度が高かったとして亀井善行、増田大輝、北村拓己の3選手とスタッフ6名をチームから隔離した。4日に6選手を特例対象選手として抹消し、二軍から3選手を昇格させて同日のヤクルト戦は開催する。同日の二軍戦は中止。 |
18日 | 西武は、東野葵が患部の回復目処が立たないため現役を引退し、自主退団したと発表した(19日付で自由契約)。 | |
20日 | 【移籍】阪神の谷川昌希が日本ハムへ金銭トレード | |
30日 | 【特例2021】日本ハムの中島卓也、西川遥輝、清水優心が新型コロナウイルス陽性判定を受け、濃厚接触者の可能性がある淺間大基とともに登録抹消。二軍は5月3日からのロッテ3連戦を中止。 | |
5月 | 1日 | 【特例2021】日本ハムは4月30日の検査でロニー・ロドリゲス、髙濱祐仁、今川優馬、郡拓也の4選手と飯山裕志コーチとスタッフが新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表。2日の西武戦が中止。 |
2日 | 日本ハムは新型コロナウイルス感染者が10名出たことで一軍の活動を停止。3日からのロッテ3連戦は延期となる。 | |
4日 | 【特例2021】日本ハムは荒木大輔コーチ、高橋信二コーチが新型コロナウイルス陽性判定を受けていたことを発表。石川亮と渡邉諒が濃厚接触者として登録抹消。 | |
6日 | 楽天は、入国制限により家族が来日できないため自らも来日していなかったアダム・コンリーについて、本人と合意の上選手契約を解除した。(13日付で自由契約) | |
7日 | 日本ハムが活動再開。 | |
16日 | この日行われた4試合が引き分け。NPB新記録 | |
17日 | 【特例2021】広島は菊池涼介、小園海斗、正随優弥が新型コロナウイルス陽性反応を受けていたことを発表。5月20日には石原貴規、羽月隆太郎、鈴木誠也、長野久義、大盛穂、朝山東洋コーチも陽性反応を受けた。そのため5月21日~23日の阪神戦が延期となった。 | |
20日 | 【特例2021】ロッテは柿沼友哉がPCR検査の結果、新型コロナウイルス陽性反応を受けていたことを発表。 | |
オリックスは、入国制限により家族が来日できないため自らも来日していなかったブランドン・ディクソンについて、本人と合意の上ウェーバー公示した。(27日付で自由契約) | ||
23日 | ロッテは、清田育宏が無期限謹慎処分の解除直後に再び球団ルールに反する行動を行っていたことを受け、清田との選手契約を解除した。(28日付で自由契約) | |
【特例2021】広島は九里亜蓮が、新型コロナウイルス陽性反応を受けていたことを発表。 | ||
25日 | セ・パ交流戦開幕。 | |
28日 | 【特例2021】西武は源田壮亮が新型コロナウイルスに感染し、濃厚接触者と判定されたザック・ニールと木村文紀、及び疑いのある佐野泰雄・柘植世那・金子侑司・武田愛斗・熊代聖人と共に登録を抹消した。 | |
6月 | 5日 | 阪神は、16試合連続で勝ちと負けを繰り返す(ヌケヌケまたはオセロ)プロ野球タイ記録。 |
10日 | 巨人は、サンフランシスコ・ジャイアンツ傘下から自由契約となった山口俊との契約を発表した。背番号は99。11日公示。 | |
12日 | 【セ・パ交流戦】オリックスの勝率第1位(優勝)が確定。オリックスは11年ぶり2度目の交流戦優勝。 | |
14日 | 【移籍】DeNAの国吉佑樹とロッテの有吉優樹が交換トレード | |
15日 | 【セ・パ交流戦】この日までにセ・リーグが49勝47敗11分とし、1試合を残して12年ぶりの勝ち越しが確定した。 | |
16日 | 【移籍】中日の加藤匠馬とロッテの加藤翔平が交換トレード | |
【侍ジャパン】東京五輪代表選手24人が発表された。 | ||
17日 | 巨人は、ジャスティン・スモークが入国制限で来日できない家族との時間を優先するため、本人と合意の上選手契約を解除し、帰国予定であると発表した。(24日付で自由契約) | |
18日 | 【侍ジャパン】負傷した會澤翼の召集を取り止め、梅野隆太郎を追加召集した。 | |
23日 | NPBは7月28日から8月10日まで58試合のエキシビジョンマッチを行うことを発表。 | |
NPBは今季の新戦力獲得期限(7月31日まで)を、東京五輪が開催された場合は特例として8月31日に延長することを発表した。 | ||
7月 | 5日 | 【移籍】阪神の中谷将太とソフトバンクの二保旭が交換トレード |
【移籍】巨人の炭谷銀仁朗が楽天へ金銭トレード | ||
【侍ジャパン】負傷した中川皓太と不振の菅野智之の召集を取り止め、千賀滉大と伊藤大海を追加召集した。 | ||
15日 | フレッシュオールスターゲーム(松山坊っちゃんスタジアム)開催、イースタン選抜が3-1で勝利。MVPは内山壮真(ヤクルト)。 | |
16日 | オールスターゲーム第1戦(メットライフドーム)開催、全セが5-4で勝利。MVPは菊池涼介(広島)。 | |
17日 | オールスターゲーム第2戦(楽天生命パーク宮城)開催、全パが4-3で勝利。MVPは島内宏明(楽天)。 | |
19日 | 8月12日まで東京五輪のため公式戦中断。 | |
26日 | 西武は、エルネスト・メヒアが入国制限で来日できない家族との時間を優先するため、本人と合意の上選手契約を解除し、帰国予定であると発表した。(8月2日付で自由契約) | |
27日 | 2021年エキシビションマッチ(非公式試合)開幕。 | |
28日 | 【侍ジャパン】東京五輪・オープニングラウンド第1戦、ドミニカ共和国に4-3で勝利。 | |
31日 | 【侍ジャパン】東京五輪・オープニングラウンド第2戦、メキシコに7-4で勝利。 | |
8月 | 2日 | 【侍ジャパン】東京五輪・ノックアウトステージ第1戦、アメリカ合衆国に7-6で勝利。 |
3日 | オリックスは、ステフェン・ロメロが入国制限で来日できない家族との時間を優先するため、本人と合意の上選手契約を解除し、帰国予定であると発表した。(10日付で自由契約) | |
中日の木下雄介が死去(8月6日発表)。享年27。 | ||
4日 | 【侍ジャパン】東京五輪・準決勝、韓国に5-2で勝利。 | |
7日 | 【侍ジャパン】東京五輪・決勝、米国に2-0で勝利し、金メダルを獲得した。野球日本代表の五輪金メダルは公開競技だった1984年ロサンゼルス五輪以来7大会ぶり(野球不開催の2大会を除く。年数にすると37年ぶり)で、正式競技採用(1992年バルセロナ五輪)以降では初の金メダル。世界野球ソフトボール連盟が表彰選手を発表し、大会MVPは山田哲人。ベストナインに該当するオール・オリンピック・チームに、日本から山本由伸(右投手)・甲斐拓也(捕手)・坂本勇人(遊撃手)の3名、米国からDeNAのタイラー・オースティン(指名打者)が選出された。 | |
10日 | エキシビションマッチ閉幕。 | |
11日 | 日本ハムは同日付で、中田翔に統一選手契約書第17条(模範行為)違反による出場停止処分を科したことを発表した。中田は同月4日のエキシビション・DeNA戦(函館千代台公園野球場)開始前のベンチ裏で、同僚選手1名に暴力行為を行った。(球団発表) | |
12日 | 【移籍】西武の木村文紀、佐藤龍世と日本ハムの公文克彦、平沼翔太が交換トレード | |
13日 | セ・パ公式戦再開。 | |
20日 | 【移籍】日本ハムの中田翔が巨人へ無償トレード。また同日付で、中田に対して同月11日から科されていた出場停止処分が解除された。 | |
23日 | 巨人のエリック・テームズが同日付で自由契約。右脚の負傷により4月に帰国していた。 | |
25日 | 西武は佐々木健に対し、同日から1か月間の対外試合出場禁止処分を科した。新型コロナウィルス感染症の拡大防止に関する球団ルールに2度違反したため。(球団発表) | |
31日 | 新戦力獲得期限。東京五輪開催に伴う特例として1ヶ月延長した。 | |
ロッテが九州アジアリーグ・火の玉サラマンダーズから小窪哲也を獲得した。小窪は2020年限りで広島から自由契約となっていたが、NPB復帰となる。 | ||
9月 | 22日 | 【ファーム】ロッテがイースタン・リーグ優勝。 |
24日 | 【ファーム】阪神がウエスタン・リーグ優勝。 | |
29日 | ヤクルトのリック・バンデンハークが同日付で自由契約。 | |
10月 | 4日 | 第1次戦力外通告期間(同月25日まで) |
9日 | 【ファーム】ファーム日本選手権(宮崎)開催。阪神がロッテに3‐2で勝利し、3年ぶり6回目のファーム日本一。 | |
11日 | 2021年度新人選手選択会議(ドラフト会議)開催。 | |
12日 | ソフトバンクのウラディミール・バレンティンが同日付で自由契約。 | |
26日 | 長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督の文化勲章受章が決定(11月3日発令)。プロ野球界から初の受章。 | |
ヤクルトのセ・リーグ優勝が決定(6年ぶり8度目)。 | ||
27日 | オリックスのパ・リーグ優勝が決定(25年ぶり13度目)。セパ両リーグ共に、前年最下位だった球団がリーグ優勝を達成した(両リーグ同時達成はNPB史上初)。 | |
30日 | 中日は山下斐紹に対し、規律違反により10日間の自宅謹慎処分を科した。緊急事態宣言下の同年夏、遠征先で外食に出かけた事が、球団の禁止事項に抵触したため。 | |
11月 | 6日 | クライマックスシリーズ セ・パ ファーストステージ開幕。セ:阪神対巨人(甲子園)、パ:ロッテ対楽天(ZOZOマリン)。 |
7日 | CSセ1st:巨人が阪神に2連勝。巨人がファイナルステージ進出。 | |
CSパ1st:ロッテが楽天に1勝1分け。ロッテがファイナルステージ進出。 | ||
10日 | CSセ・パ ファイナルステージ開幕。セ:ヤクルト対巨人(神宮)、パ:オリックス対ロッテ(京セラ)。 | |
12日 | CSセ・ファイナル:ヤクルトが巨人に3勝1分け(アドバンテージ含む)。ヤクルトが日本シリーズ進出。 | |
CSセ・ファイナル:オリックスがロッテに3勝1分け(アドバンテージ含む)。オリックスが日本シリーズ進出。 | ||
20日 | 日本シリーズ開幕。開催球場は第1・2戦が京セラドーム大阪、第3~5戦は東京ドーム(神宮が明治神宮野球大会のため)、第6・7戦はほっともっとフィールド神戸(京セラがコンサートイベントのため)。 | |
27日 | 【日本シリーズ】ヤクルトが4勝2敗でオリックスを破り、20年ぶり6度目の日本一。 セ・リーグ球団の制覇は2012年の巨人以来9年ぶり。 |
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?日 | 第2次戦力外通告期間(CS全日程終了翌日から日本シリーズ終了翌日or翌々日まで) | |
12月 | 8日 | 12球団合同トライアウト(メットライフドーム)開催。 |
※2020年の順位順。球団をクリックすると球団の枠に飛びます。
一軍 | 二軍 | 三軍 |
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投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
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次期監督と目される小久保裕紀をヘッドコーチに迎えた2021年。補強らしい補強は先発補強にカブスからコリン・レイと、日本ハムをリリースされたニック・マルティネスを獲得した程度だったが、例年通り圧倒的な優勝候補筆頭として迎える。しかし、結果としては主力の衰え・故障、若手の伸び悩み、采配の硬直化など、黄金時代の終焉期にありがちなチームの歪みが噴出するシーズンになった。
打線は前年の優勝の大きな原動力になった周東佑京が走攻守とも大スランプに陥ったうえ、中村晃・松田宣浩・今宮健太らのベテラン陣が揃って不調・衰えを隠せず、さらにジュリスベル・グラシアルが長期離脱。そのうえ首脳陣がなかなか新たな若手の登用に踏み切らず、シーズンも半ばになってようやく三森大貴やリチャードらが登用されだしたものの、打線の起爆剤となるには至らず、結局シーズンを通して上位打線の形を固定できなかった。
投手陣では、千賀滉大の開幕早々の長期離脱に加え昨年活躍した先発陣が全員前年から成績を落としたのも痛かったが、何よりもクローザーの森唯斗の故障と、東京五輪予選によるセットアッパーのリバン・モイネロの離脱が致命傷。これによって勝ちパターンを固定できず、打線が点を取れないので接戦になり、勝ちパターンが組めないので僅差のリードを守り切れず、接戦で勝ちきれないという悪循環に陥った。
結局、上位争いができたのは5月まで。とにかく打線と投手陣の歯車が噛み合わず、得意の交流戦で11位に沈没すると、それ以降は復調のきっかけも掴めず勝率5割付近をうろうろし続け、9月末からの8連敗で万事休す。最終戦までCSの可能性は残したものの、結局最下位だった2008年以来13年ぶりのシーズン借金、2013年以来8年ぶりのBクラスでシーズン終了となった。
数字だけ見れば得点はリーグ2位、失点はリーグ最少、チーム打率・防御率1位と優勝してもおかしくないものだが、1点差の試合で8勝19敗というのがこの年のホークスの全てを表している。
オフに工藤公康監督が退任。後任は大方の予想を裏切って小久保裕紀ではなく、二軍監督から藤本博史が昇格。小久保は二軍監督に回ることとなった。また、2009年のコーチ就任以来ホークスの若手投手育成に手腕を発揮し続け、「魔改造」の異名をとった倉野信次投手コーチも退団となった。
一軍 | 二軍 | 育成 |
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投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
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開幕5連敗といきなり躓くが、そこから建て直し4月は大きく勝ち越した。故障者続出で急失速したものの、6月に敢行したトレード(国吉佑樹と加藤匠馬を獲得)が成功する。正捕手田村龍弘の穴を加藤が見事に埋め、国吉も勝ちパターンで機能した。
さらに、2016年のドラフト1位佐々木千隼が中継ぎエースとしてついに開花した。「佐々木千が投げると勝ち越す」というジンクスも生まれ、救援勝利のみで8勝を記録した。
9月5日に単独首位に立つものの、マーティンの故障離脱で得点力が低下して2位のオリックス・バファローズを引き離すことが出来ず、9月28日の直接対決では3連敗を喫してしまった。そして、10月1日についに首位を明け渡してしまう。それでも10月14日にオリックスを下して(2位ながら)マジック9を点灯させるが、10月27日の楽天戦で佐々木千が決勝打を打たれてついに力尽きた。
クライマックスシリーズでは楽天を1勝1分で下したが、ファイナルステージでのオリックスに対しては1勝もできず敗退した。
一軍 | 二軍 | 三軍 |
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投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
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開幕直後に栗山巧が下半身の負傷、山川穂高がシーズン初ホームランを打った際に左脚負傷、外崎修汰も死球骨折と主力選手に故障が相次いだ。さらに金子侑司に変わり、1番に定着していた新人の若林楽人も左ひざ前十字靭帯損傷で戦線離脱。源田壮亮も新型コロナウイルスに感染したことで3週間離脱。山川は復帰しても下半身に不安を残したため、結果を残せなかった。
投手陣においても増田達至が不振に陥ったことで抑えも安定しなかった。二桁勝利も髙橋光成、松本航のみだった。特に先発陣の不安定さが露呈し、シーズンQS率が37%とパ・リーグ最低だった。一方で平良海馬がプロ野球新記録となる開幕から登板39試合連続無失点をマークするなど孤軍奮闘した。
チームが低迷していた時に度々ホームランで救ってきたエルネスト・メヒアもこの年を以て家庭の事情で退団し、前半戦を借金5で折り返す。後半戦でも攻守が復調しないまま低迷し、西武ライオンズ初年度の1979年以来の最下位でシーズンを終えた。
9月4日には西武一筋の栗山巧が通算2000本安打を達成したが、球団史上初の生え抜き選手による達成者となった。
一軍 | 二軍 | 育成 |
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投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
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田中将大の8年ぶりとなる電撃復帰が話題となったシーズン。田中に加え、涌井秀章・岸孝之・則本昂大の4人合計で通算538勝、さらに4球団競合のドラフト1位ルーキー早川隆久で構成される先発ローテーションは強力で、優勝候補に上げる解説者も多かった。3・4月は涌井の無傷の4連勝もあって大きく勝ち越したが、涌井と早川が相次いで勝運から見放されるようになると徐々に失速、交流戦は何とか勝ち越し、首位と僅差(1.5ゲーム差)ではあるものの2位で前半戦を折り返した。
しかし、8月にリリーフエースの松井裕樹が故障するとチームの勢いは完全に止まってしまう。9月・10月は共に5割で乗り切ったものの、松井さえ居れば逃げ切れた試合も少なくなかった。最後はオリックスとロッテの優勝争いに割って入ることも出来ず、3位でシーズンを終えた。5月以降は1つの負け越しであり、よく言えば3・4月の貯金を最後まで守りきったとも言える(今シーズンは最後まで勝率5割を割り込まなかった)。
田中は好投はするものの勝運から見放され(防御率5位で4勝9敗)、外国人選手も総崩れとなった。前年本塁打王の浅村栄斗は絶不調に陥ったものの、代わりに4番打者に抜擢された島内宏明は初の打点王に輝き、ここ数年低迷していた岡島豪郎が復活を遂げた。前年故障離脱した茂木栄五郎もレギュラーに復帰した。
クライマックスシリーズでは2位のロッテと対戦したが、第1戦ではサヨナラ負け、第2戦では同点だったが9回表に得点を挙げられなかったことでファイナルステージ進出の可能性が途絶え、規定による引き分けで敗退した。
一軍 | ファーム |
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投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
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主力が軒並み不振に陥り、開幕7連敗を喫して、早くも最下位に低迷する。8月4日に中田翔の暴力事件が発覚したことで無期限の出場停止処分が下され、中田は後半戦開幕前に巨人にトレードされた。
淺間大基、野村佑希、高濱卓也ら若手の台頭はあったが、近藤健介を4番打者に据えざるを得ない打線の弱さは深刻で、チーム本塁打はリーグ唯一の2桁に留まり、得点力も最低だった。それでも投手陣はよく健闘し、エースの上沢直之は12勝(防御率リーグ3位)、ドラフト1位の伊藤大海も10勝(防御率リーグ4位)を記録した。堀瑞輝も60試合に登板して最優秀中継ぎ投手に輝き、10月19日に西武との直接対決で勝利したことで最下位を免れた。
10月16日には栗山英樹の退任が発表された。後任は新庄剛志が就任した。
※2021年シーズンから一軍監督・二軍監督以外のコーチについて、一・二軍の分担制を廃止した。(参照:日刊スポーツ)
一軍・二軍・育成 | |
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投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
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開幕戦では山本由伸が登板したが、開幕戦からの連敗を12としてしまい、春先はBクラスに低迷していた。ここまでロマン砲として一軍で出ていた杉本裕太郎が完全覚醒し4番に定着、代打の切り札にアダム・ジョーンズが控えた打線はしっかり得点を積み重ねる。山本由伸・宮城大弥の左右エースを軸に複数の投手を使い分ける継投策、メジャーから復帰し抑えの座に返り咲いた平野佳寿らの投手陣は相手打線に逆転を許さない。2010年以来11年ぶり2度目の交流戦優勝を達成して借金を返済。首位に躍り出ると、失速することはなくリーグ戦再開後も勢いを持続する。
開幕当初は攻守ともに若さが出ていた高卒2年目・紅林弘太郎が辛抱強く使い続けられたことによって後半戦は要所要所で活躍した。10月25日の楽天戦では山本由伸が球団新記録の15連勝を挙げ、隠れマジックを1とし、ロッテより一足先にシーズンを終える。10月27日にロッテが敗れたことで、25年ぶりのリーグ優勝を達成した。
クライマックスリーズではロッテと対戦し、4連勝でストレート勝ちで日本シリーズに進出する。
日本シリーズではヤクルトと対戦。5試合接戦を繰り広げたが、2勝4敗で敗退した。
一軍 | 二軍 | 三軍・巡回 |
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投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
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オフシーズンに梶谷隆幸、井納翔一を獲得し、MLB移籍を目指していた菅野智之がまさかの残留とマイナス要素が一切なく始まった。優勝確実と思われたはずのシーズンだったが予想外の苦戦を強いられる。前半戦は兎にも角にも故障者が相次ぎ、攻守の絶対的な要として君臨していた坂本勇人が骨折で1ヶ月離脱、菅野も先発ローテーションを守ることができずに離脱が相次ぐなど既存戦力も故障が相次いだが、新戦力は悲惨な有様で、井納は投げる度に炎上し、梶谷はそこそこ活躍してたが骨折で離脱すると腰痛まで引き起こしそのまま一軍に戻ってくることはなかった。シーズン途中で日本ハムから中田翔を獲得したが、結果を残せなかった。
新外国人に関してもジャスティン・スモークは家族の来日の目途が立たずに退団し帰国、エリック・テームズは不慣れな外野守備につけさせられた挙句に守備でアキレス腱を断裂し今季絶望という悲惨さで誰一人プラスとしては働かなかった。
それでも前半戦は2位で折り返し9月の入りにはフラグのせいで失速しまくった阪神を追い抜いたが、ここから真の悪夢が始まった。
次の甲子園阪神戦のカードで1勝もできずにあっという間に首位から転げ落ちると後半戦に入り全てが嚙み合い破竹の勢いで貯金を積み上げ始めたヤクルトにも抜かれ、その間に5連敗と6連敗をするなど負けが込み9月頭には首位に立っていたのが噓のように優勝争いからあっという間に脱落。10月にも入ると最大15あった貯金を10連敗で全て吐き出し、優勝争いどころか最大15ゲーム離していた広島とCS出場権を争う羽目になる。この9月以降の巨人どころか戦後プロ野球史上最大級の大失速の結果CS出場権のみは辛うじて確保したものの借金1、9月開始時点では勝率で上回っていたはずの優勝したヤクルト、2位の阪神とに11ゲーム差の3位という結果に終わった。この大失速劇は8月下旬から菅野・山口・戸郷・高橋・メルセデスの5人を中4日から5日のローテで回したことが最大の原因と言われている。
CSではその阪神に2連勝したが、優勝したヤクルト相手には2連続で完封負けを食らい3試合で合計2点しか取れないという悲惨さでストレート負けを喫した。
一軍 | 二軍 |
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投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
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開幕3連勝と好スタートを切り、3月4月は20勝9敗で首位を快走。ドラフト1位の佐藤輝明がレギュラーに定着し、新人離れしたパワーを見せつけ、チームも上昇気流に乗った。しかし佐藤輝明がマークされだし、大山悠輔が故障、ジェリー・サンズが打てなくなってきたことで陰りが見えだす。
投手陣においては先発と中継ぎエースの岩崎優、抑えのロベルト・スアレスは一通り結果を残していたが、8回に繋ぐまでの中継ぎはボロボロでエースとしての働きを求められた西勇輝は6月28日までに勝ち星がつけられず、チームも火曜は2勝しか勝ててなかった。
後半戦は佐藤輝明も打撃不振に陥り、クリーンアップが固定できなくなったことで打線が機能しづらくなり、9月以降に勢いがついたヤクルトを止められず、調子を上げた投手陣でどうにか耐えしのいでいくもシーズン最終戦に遂に力尽き敗戦、同日にヤクルトが勝利したことでV逸が確定。9月末にヤクルトに首位を奪われてからは1度も首位に立つことはできずにゲーム差なしの2位に終わった。
クライマックスシリーズでは3位の巨人と対戦し、2連敗で敗退した。
一軍 | 二軍 |
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投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
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前年は5割以上の勝率を残して3位に食い込んだが、打線の弱さは深刻だった。前年に沢村賞に輝き、国内FA権を取得した大野雄大の残留で財力を使い果たしたのか、ランディ・ロサリオ、マイク・ガーバー、さらに阪神タイガースを退団した福留孝介の復帰程度しか補強がなく、開幕から先行きが不安視されていた。
故障がちで欠場が多いが、数字そのものは悪くなかったソイロ・アルモンテの代わりに獲得したガーバーは全く使い物にならず、平田良介と阿部寿樹が離脱してただでさえ弱い打線のさらなる弱体化を招く結果となった。前年3割を記録した高橋周平内野手は大スランプに陥り、チーム打率はリーグ最下位、本塁打数はチーム全体で69で優勝したヤクルトの3番4番の合計本塁打数にも足りないという本拠地を考えても絶望的な貧打に陥りあまりの選手層の薄さで福留が準レギュラーになるような有様であった。
それでも投手陣は健闘し、5年目の柳裕也投手が本格的に開花して最優秀防御率に輝き、祖父江大輔投手とライデル・マルティネスに加えて復活した田島慎二で強力なリリーフ陣を構成し、チーム防御率も1位だった。
しかしいくら投手陣が抑えても上述の様な貧打では満足に勝ち星を伸ばすことはできず前年最下位のヤクルトがAクラス入りしていたため開幕から浮上する様子はなくBクラスに名を連ねる。交流戦では5割以上の勝率を残して4位となり、5月と9月に勝ち越すなど低空飛行ながら「安定した」戦績で4位をキープしていたが、10月に力尽き、5位に転落してシーズンを終えた(最下位まで1.5ゲーム差)。
閉幕前の10月12日に、監督の与田剛の辞任が球団より発表された。後任は3代目ミスタードラゴンズで知られる立浪和義が就任した。
一軍 | 二軍・育成 |
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投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
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三浦大輔監督1年目のシーズン。新型コロナウイルス感染拡大の影響で外国人が全員来日できず、戦力が弱体化。春先は大きく負け越し、早くも最下位が定位置となった。セ・パ交流戦に入ると好調になり、優勝したオリックスに2ゲーム差の3位と復調したかに見えたが、チームは乗り切れずに低迷。6年ぶりの最下位に終わった。この年はオリックスが優勝したため、優勝が最も遠いチームとなった。
打線こそドラフト2位の牧秀悟以下、3割打者を4人(タイラー・オースティンは惜しくも規定打席に届かず)も輩出するという快挙だったが、投手陣が全壊した。乱調の山崎康晃に代わり、前年に続いてストッパーに指名された三嶋一輝だったが、メンタルの弱さを露呈して救援失敗を繰り返した。昨年離脱した今永昇太が復調の兆しを見せたことが、数少ない光明であろうか。
オフに相川亮二、石井琢朗、斎藤隆、鈴木尚典といったかつて横浜ベイスターズに所属した元選手たちがコーチに就任した。さらに楽天を自由契約になった藤田一也も復帰することになった。
一軍 | 二軍 | 三軍 | |
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投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
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チームの状態はまずまずだったが、5月17日に菊池涼介、小園海斗、正随優弥が相次いで新型コロナウイルスに感染。特例があったとはいえ5月18日の巨人戦前に16選手を入れ替える事態となった。さらに鈴木誠也、長野久義らも陽性判定を受け離脱。マツダスタジアムで興行予定だった5月21日からの対阪神3連戦、25日からの対西武3連戦(のうち前半2戦)が中止(延期)となる異常事態が発生した。同時期に始まったセ・パ交流戦では3勝12敗3分と最下位を独走してしまい、交流戦で好調だった最下位の横浜DeNAベイスターズに順位をひっくり返されてしまった。前半戦は辛うじて5位で折り返した。
後半戦は8月こそ惜しくも負け越したものの、9月、10・11月は勝ち越した。特に10・11月は13勝7敗1分と大きく勝ち越し、後半急失速した読売ジャイアンツにあと一歩というところまで迫り、最終的に4位となった。年間の負け越しが5、交流戦の負け越しが9なので、セ・リーグに限れば実は勝ち越していた。
前年新人王の森下暢仁がムエンゴに苦しんで勝ち星が伸びなかったのは誤算だったが(防御率2点台でリーグ4位ながら8勝に終わる)、ドラフト1位ルーキーの栗林良吏が新人最多セーブタイ記録の37セーブを記録して新人王に輝き(防御率0.86)、九里亜蓮が13勝をあげて最多勝に輝いた。野手も若手の成長が著しく、林晃汰と小園海斗がレギュラー争いで一歩リードした他、一塁手としての起用が増えた坂倉将吾は鈴木誠也に次ぐリーグ2位の打率.315を記録した。
一軍 | 二軍 |
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投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
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2019年、2020年と二年連続で最下位に沈んだ雪辱を晴らすべく昨年度FA権を獲得した山田哲人、小川泰弘、石山泰稚の三名を全員大型複数年契約で残留させ、さらには新外国人としてホセ・オスナ、ドミンゴ・サンタナ、サイスニードと福岡ソフトバンクホークスから自由契約になっていた内川聖一を獲得するなど例年にない補強を行い2021年シーズンを迎えたが新外国人は新型コロナウイルスの影響で入国が遅れ結局前年度とほとんど変わらないメンバーで開幕し開幕カードで三連敗と苦しい開幕となる。更にはコロナウイルスの影響で青木宣親や川端慎吾が早々に離脱するなど暗雲が立ち込めた。
しかし、前年怪我に泣かされ殆ど出番のなかった中村悠平が青木の代役の二番として3割近くの打率を残しその離脱期間に借金を作らず、離脱していたメンバーが戻るとそれと前後して遅れてきた新外国人が来日、ここまで怪我か二軍の帝王かで鳴かず飛ばずだった塩見泰隆が完全覚醒すると前年度大不振だった山田哲人も復活しオスナ、サンタナの両名も期待に沿った活躍を見せたこと、更には代打の切り札として完全復活した川端が代打のみで30安打、代打打率.366という無茶苦茶な成績を叩き出したことにより打線が安定、昨年とは打って変わって強力な打線を擁し快調に白星を重ねた。
投手陣はシーズン始まった当初は先発は足りず昨年度好成績を収めた守護神の石山はいまいちピリッとせず守護神から外されるなどこちらは前半戦は前評判通りといった風であった。しかし後半戦に入ると一軍の水に合い始めた奥川恭伸が中10日を空ける起用だが絶対的な制球力で投げるたびに抑えまくり高橋奎二も前年度までのノーコンっぷりが嘘のように安定、戦力外からの獲得だった今野龍太が安定した投球で勝ちパターン入り、石山の代役としての守護神だったマクガフは劇場をしながらもしっかりと守護神としての役割を果たし投手陣も去年までが嘘のように安定しだした。
先発投手に多めの調整期間を与え万全の体調で投げさせる起用法もハマり9月後半には10連戦があったがその前後を含めて13戦負けなしの9連勝で一気に首位に躍り出る。そのまま一度も首位の座を譲ることはなく優勝を決めた。パ・リーグではヤクルトの優勝の翌日にオリックスが優勝したことによりプロ野球史上初となる両リーグ共に前年度最下位のチームの優勝となった。
両リーグ唯一の600得点を超える強力打線を擁しつつ3割打者は0人、超投手不利球場として有名な神宮を本拠地としながらリーグ3位のチーム防御率を残した投手陣も二桁勝利は0人、規定投球回到達も0人と傑出した成績を残した選手は意外と少ないながらも起用法、バランスの良さがハマっての優勝となった。
CSでは巨人と対戦し、後半戦の投手陣の勢いそのままに巨人打線に2点しか取らせずにストレートで勝ち抜け。
日本シリーズではパ・リーグ覇者のオリックスと対戦。1戦目こそ手痛い落とし方をするものの2戦目に高橋奎二が完封し流れを変えると接戦を制し日本一に輝いた。
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クライマックスシリーズ | 日本シリーズ | |
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ヤクルト (2勝1分) | ヤクルト(4勝2敗) | |
阪神(2敗) | 巨人(2敗1分) | |
巨人(2勝) | ||
ロッテ(1勝1分) | ロッテ(2敗1分) | オリックス(2勝4敗) |
楽天(1敗1分) | ||
オリックス (2勝1分) |
タイトル | セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||
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選手名 | 球団 | 成績 | 選手名 | 球団 | 成績 | |
首位打者 | 鈴木誠也 | 広島 | .317 | 吉田正尚 | オリックス | .339 |
最多本塁打 | 村上宗隆 岡本和真 |
ヤクルト 巨人 |
39 | 杉本裕太郎 | オリックス | 32 |
最多打点 | 岡本和真 | 巨人 | 113 | 島内宏明 | 楽天 | 96 |
最多安打 | 近本光司 | 阪神 | 178 | 荻野貴司 | ロッテ | 169 |
最多盗塁 | 中野拓夢 | 阪神 | 30 | 荻野貴司 和田康士朗 西川遥輝 源田壮亮 |
ロッテ ロッテ 日本ハム 西武 |
24 |
最高出塁率 | 鈴木誠也 | 広島 | .433 | 吉田正尚 | オリックス | .429 |
タイトル | セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||
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選手名 | 球団 | 成績 | 選手名 | 球団 | 成績 | |
最優秀防御率 | 柳裕也 | 中日 | 2.20 | 山本由伸 | オリックス | 1.39 |
最多勝利 | 青柳晃洋 九里亜蓮 |
阪神 広島 |
13 | 山本由伸 | オリックス | 19 |
最多奪三振 | 柳裕也 | 中日 | 168 | 山本由伸 | オリックス | 206 |
最高勝率 | 青柳晃洋 | 阪神 | .684 | 山本由伸 | オリックス | .783 |
最優秀中継ぎ投手 | 清水昇 | ヤクルト | 53 | 堀瑞輝 | 日本ハム | 42 |
最多セーブ投手 | ロベルト・スアレス | 阪神 | 42 | 益田直也 | ロッテ | 38 |
年度 | セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||
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選手名 | 球団 | 選手名 | 球団 | |
投手 | 柳裕也 | 中日 | 山本由伸 | オリックス |
捕手 | 中村悠平 | ヤクルト | 森友哉 | 西武 |
一塁手 | ジェフリー・マルテ | 阪神 | ブランドン・レアード | ロッテ |
二塁手 | 山田哲人 | ヤクルト | 中村奨吾 | ロッテ |
三塁手 | 村上宗隆 | ヤクルト | 宗佑磨 | オリックス |
遊撃手 | 坂本勇人 | 巨人 | 源田壮亮 | 西武 |
外野手 | 鈴木誠也 | 広島 | 杉本裕太郎 | オリックス |
近本光司 | 阪神 | 吉田正尚 | オリックス | |
塩見泰隆 | ヤクルト | 柳田悠岐 | ソフトバンク | |
指名打者 | - | 近藤健介 | 日本ハム |
年度 | セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||
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選手名 | 球団 | 選手名 | 球団 | |
投手 | 柳裕也 | 中日 | 山本由伸 | オリックス |
捕手 | 中村悠平 | ヤクルト | 甲斐拓也 | ソフトバンク |
一塁手 | ダヤン・ビシエド | 中日 | 中村晃 | ソフトバンク |
二塁手 | 菊池涼介 | 広島 | 中村奨吾 | ロッテ |
三塁手 | 岡本和真 | 巨人 | 宗佑磨 | オリックス |
遊撃手 | 坂本勇人 | 巨人 | 源田壮亮 | 西武 |
外野手 | 鈴木誠也 | 広島 | 荻野貴司 | ロッテ |
近本光司 | 阪神 | 辰己涼介 | 楽天 | |
大島洋平 | 中日 | 柳田悠岐 | ソフトバンク |
機構 / 月 |
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||
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投手 | 球団 | 野手 | 球団 | 投手 | 球団 | 野手 | 球団 | |
3月・4月 | 高橋優貴 | 巨人 | 菊池涼介 | 広島 | 涌井秀章 | 楽天 | L・マーティン | ロッテ |
5月 | R・スアレス | 阪神 | 佐藤輝明 | 阪神 | N・マルティネス | ソフトバンク | 吉田正尚 | オリックス |
6月 | 青柳晃洋 | 阪神 | T・オースティン | DeNA | 山本由伸 | オリックス | 杉本裕太郎 | オリックス |
7月・8月 | T・ビエイラ | 巨人 | 鈴木誠也 | 広島 | 山本由伸 | オリックス | 藤原恭大 | ロッテ |
9月 | 床田寛樹 | 広島 | 鈴木誠也 | 広島 | 山本由伸 | オリックス | 柳田悠岐 | ソフトバンク |
10月 | 伊藤将司 | 阪神 | 牧秀悟 | DeNA | 山本由伸 | オリックス | 近藤健介 | 日本ハム |
年度 | セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||
---|---|---|---|---|
選手名 | 球団 | 選手名 | 球団 | |
最優秀選手 | 村上宗隆 | ヤクルト | 山本由伸 | オリックス |
最優秀新人 | 栗林良吏 | 広島 | 宮城大弥 | オリックス |
セ・パ交流戦MVP | - | - | 山本由伸 | オリックス |
日本シリーズMVP | 中村悠平 | ヤクルト | - | - |
太字は権利を行使した選手。
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||
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球団 | 国内FA権 | 海外FA権 | 球団 | 国内FA権 | 海外FA権 |
巨人 | 日本ハム | ||||
ヤクルト |
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楽天 | |||
DeNA | 西武 |
|
|||
ロッテ | 中日 |
|
|||
オリックス | 阪神 |
|
|||
ソフトバンク | 広島 |
2010年代 | プロ野球2010 | プロ野球2011 | プロ野球2012 | プロ野球2013 | プロ野球2014 |
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プロ野球2015 | プロ野球2016 | プロ野球2017 | プロ野球2018 | プロ野球2019 | |
2020年代 | プロ野球2020 | プロ野球2021 | プロ野球2022 |
掲示板
55 ななしのよっしん
2022/02/02(水) 14:52:58 ID: cs1JeetgN7
楽天で松井さえいれば逃げ切れた試合もあったって記述されたけど、そんなん認めて書きまくったら他のチームだってそうだし。代わりになる選手が出てこれなかっただけだよ。
そういうのを上手く埋めて優勝に向かえるんじゃないの?
オリックスは吉田正尚が抜けたけど、上手いこと切り抜けて優勝できたわけじゃない?
ちなみに西武は増田の代わりに平良が入ってセーブを積み重ねたけど、もう山賊打線の面影がないぐらい打線が弱かったからあんま変わらなかったと思ってる。
要はするがまなぶ氏の編集は偏りが多すぎる。
56 ななしのよっしん
2022/02/02(水) 22:53:33 ID: HXzK2CZ1z8
>>55
「松井じゃないから逃げ切れなかった」という
事実しか書いてないのに、何が不満なんだ?
君には「松井さえいれば優勝できたんだ!」という
見苦しい喚きにしか見えないのか?
57 ななしのよっしん
2022/02/02(水) 23:28:02 ID: cs1JeetgN7
>>56
五分五分でね。
松井がいればとは思ったが、一方で代わり育ってないのかとも思ったわけで。
松井は絶対的な抑えでもなく、先発やってた時期あったろ。
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最終更新:2024/04/25(木) 03:00
最終更新:2024/04/25(木) 03:00
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