ヘカトンケイルとは、ギリシア神話に登場する50の頭と100本の手をもつ巨人の事である。
天空神ウラノスと大地の女神ガイアとの間に生まれた子供達であり、コットス・ブリアレオス・ギュゲスの3兄弟。そのあまりの異形から父ウラノスから忌避され、後に生まれたキュクロプス(サイクロプス)の3兄弟と共に母ガイアの胎内に押し戻されてしまう。
彼らを救いたいというガイアの頼みを受けたクロノスがウラノスを倒しガイアの胎内から彼らを一度は開放したものの、クロノスもその異形を嫌い、今度は奈落の牢獄タルタロスへとヘカトンケイルたちは投獄されてしまった。
困ったガイアは今度はクロノスらティターン神と対立関係にあったゼウスに対し、「彼らを解放すれば貴方の助けとなってくれるだろう」とその開放を求めた。ゼウスによってタルタロスから開放された彼らは膠着状態にあったティターン神との戦闘において大きな功績を成し、ゼウス側に勝利を導いた。
その後はタルタロスに封じられたティターン神達を監視する役目をゼウスから与えられ、タルタロスの入り口にある青銅の門の門番として過ごしている。
近年のファンタジー作品にもたまに出てくる事があるが、50の頭と100の腕は再現が難しく、名前を使っているだけの存在である事がほとんど。
掲示板
17 ななしのよっしん
2020/04/12(日) 09:16:19 ID: iT529yfUYp
『終わりのクロニクル』では、ギリシャ神話のモチーフとなった異世界であり主に自動人形(アンドロイド)や武神(巨大ロボ)の技術が高度に発達した世界「3rd-G」の自動人形3人組として登場したなあ。
「自動人形の持つ重力操作(サイコキネシスのように物体を触れずして動かせる能力)と自動人形の高速思考を用い、まるで何本もの腕があるように多数の剣を同時に操って戦ったり、豪腕で岩山を投げつけたように重力操作による強力な投擲攻撃を放ってくる」という解釈だった
18 ななしのよっしん
2020/05/04(月) 22:09:51 ID: JQbxZcLfgJ
現代的に描写しうる範囲で真面目に50の頭に100の腕を表現するなら50体の小型ロボットが合体して大型ロボットになってるみたいにするしかないかもな。
19 ななしのよっしん
2021/01/01(金) 15:55:47 ID: sXxZVAk77t
旧世界樹2の搦手重視ヘカトンすき新世界樹2の搦手もあるけど基本的に攻撃力の暴力なパターン行動ヘカトンもっとすき
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最終更新:2025/03/25(火) 00:00
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